この週末、また大雪の予報が出ている東北地方でありますが、束の間の休息を与えられております。ただし、屋根からの落雪で里帰り中の幼い子どもが生き埋めになったり、老人が屋根の雪下ろし作業中に転落死するなど、痛ましいニュースが連日伝えられております。人間とは悲しいもので、疲れが溜まってくると平常では考えられないようなイレギュラーな行動を取ることがあります。平素ならエンジンを切って、機械点検を行うべきところを切らなかったり、雪下ろしには命綱を着けてなどと広報されても行動半径が制限されることから、それを嫌って着けなかったり…。肉体疲労は、人間の危険予知能力を麻痺させてしまうものらしい。このことは、連日『貧乏の池』にどっぷり浸かっていると、金儲けという嗅覚が鈍ってしまうことにも相通じるものがあるかも知れません^^;
今夜の『夢屋国王』は、少々ご機嫌であります。出稼ぎ先で、長年の懸案課題であった商談を解決できる方向へ成立させたのであります。このところ、友人の『貧乏父さん(H.N.)』の貧乏脱出計画立案のために、生齧りの孫子の兵法などを引用しておりますが、相手方の兵力・兵站について情報を収集し、こちらの土俵(地の利)で勝負をつける。人間とは弱い者であるから、決して死地には追い込まず、相手に背水の陣を敷かせないで退路を準備して置く。総てこちらの想定内の勝負の中で、想定以上の成果を上げることが出来ました。国王もやる時はやるんですね…などと、たまには若手にも思わせないと、給料泥棒と言われかねない職場ですから^^;
意気揚々と帰宅すると、我が家のお嬢『柴犬コウ(本名:さくら)』が尻尾を振って帰りを出迎えてくれます。
「コラ、お嬢!お父さんの帰りを迎える時は、三つ指を着いて『お父さん、今日も一日お疲れさまでした。』と出迎えんかい!」などと、さくらに向かって偉ぶってみせるのでありますが、犬って元々、三つ指着いているのではないのだろうかなどと、また惚けたことを考えるのであります^^;
『第2サティアン』前の軽トラック救出作戦も完了し、自宅のインスタントコーヒーも切れていたこともあって、今朝は、マスター自慢の『イレギュラーコーヒー』を入れて、まったりとした朝の時間を過ごしました。雪かきさえなければ、この節、寒いけれども朝仕事は何も無い。こんな時こそ、夢屋農園の生産計画…『夢屋王国』の財政基盤を強固にするための栽培・作業計画を思案し、アイディアを国王の『黒革の手帳』に殴り書きするのであります。昨日見た夢の内容であったり、アイディア、格言から反省、作業内容まで思い付いた事は、忘れないうちに書き込んでだけは置くのであります。実行出来なくても、出来ない理由は数え上げない。こうすれば実行出来るのではないだろうかというアイディアだけは書き留めて、夢だけは膨らませて置くのであります^^;
そうした夢が膨らんだのか、昨夜見た夢の中では、今ある古い作業小屋を取り壊しログハウスが建っておりました。次回は「オールド」をオンザロックで飲もうなどと、友人『ノロ君』と約束したものだから、そのログハウスには、今は亡き「大原麗子さん」がお泊りに来てくれたのでありました…(50男の見る夢だろうかなどと笑わないで下さい^^;)「サントリーオールド」…よくよく調べてみると、和服の奥さん役の大原麗子さんは、レッドのCMが主であり、オールドのCMに出演したのは極わずかであります。今、初めて知った小林亜星さんの「夜が来る」というアコースティックギターの弾き語りと、年老いたリー・バン・クリークの語りが鮮明なのですが、4半世紀前のCMの記憶は総てがゴチャゴチャにリンクしてしまって夢に出て来たのであります。
「恋は、遠い日の花火ではない。」などという、心弾ませる田中裕子さんのヴァージョンをYouTubeで振り返りながら、『夢は、遠い日の花火では終わらせない。』というパクリフレーズを新たに組み立て、『夢屋王国』オーナー制度について思案してみるのであります。(続く^^;)