夏場は暑いので午前中の庭仕事を控えていた。
午後3時を過ぎ、太陽が西側のコナラや桜などの広葉樹林に差し掛かり、敷地の一部が陰ってくる頃、作業着に着かえ表に出ていく。
季節は確実に移ろう。10月の声を聞く段になり、日暮れが加速して早まっている。
このところ、夕方5時には薪風呂の焚口でマッチを擦るようになった。夏場に比べ2時間ほど早い。
結局、庭仕事の時間は、わずか2時間程しか取れていない。それも合間合間に栗を拾ったり、草花や周囲の景色を写真に収めたりするので、正味1時間程か。
芝庭の草刈りだけで一通り刈り終えるのに4,5日はかかる。道理で庭仕事がはかどらないはずだ。
というわけで、2,3日前から早朝に一仕事することにした。
随分としのぎやすくなった。
移ろいゆく季節が愛しい。