峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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協力 共助って

2021年10月04日 | 移住
昨日午後3時から地区の皆さんと共にアダプトによる除草作業で汗を流した。
女房どのも、他の女性のみなさんと共に神社の掃除に励んだ。

車1台分ちょっとの幅の山道も整備した。
手を休めては長老のヨシオさんが、ここにアケビの木があるだろう。子供の頃、他に甘い物も無く、この時期、よくアケビの実を食べたものだというような話をしてくれた。

春先、妙見様へ続く道を整備した際は、ヨシオさんにタラノキを教えてもらった。おかげで、今春はタラの芽のてんぷらを堪能できた。

古来、人間は何人、何十人と集まり、協力して暮らしを立ててきたのだろう。
そうでなければ、農業や漁業による営みは成立しなかったに違いない。
かつては農を中心とする暮らしを立ててきたこの地に移り住むようになって、そのことを強く思う。

この地区では、神事に関わることや清掃・除草作業等には基本的に全員参加だ。
ただし、出ないからといって、いわゆる出不足金はないようだ。
「お付き合いが出来ません」という方もいらっしゃるようだが、ゴミステーションを使わせないなどという話を聞いたことがない。

古く、農業や漁業や商業を中心としたコミュニティにおいて、自然と形成された慣習を、ほとんどがサラリーマンである団地などの、行政の都合によって出来ている自治会・町内会に、会則として持ち込んだところに現在の自治会・町内会問題があるように考える。

協力とか共助への参加に強制は相応しくない。
コメント
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