峰野裕二郎ブログ

私の在り方を問う

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時代の目撃者に

2021年10月10日 | 将棋
豊島将之竜王に藤井聡太三冠が挑戦する将棋・第34期竜王戦七番勝負が始まった。
第1局の舞台は、東京渋谷駅から徒歩5分の好立地に建つ「セルリアンタワー東急ホテル」の地下にある「能楽堂」。
一昨日の午前9時から2日間に渡り、静かな激闘が繰り広げられた。

終局は昨日の午後7時25分。
1日目から豊島竜王にリードを許していた(自信がない展開{本人談})藤井三冠だったが、最終盤に一瞬の好機を捉えて逆転勝利した。
両者の消費時間は藤井三冠が7時間56分、豊島竜王が7時間59分だった。

藤井三冠の先勝となった竜王戦。第2局は今月22日・23日に京都の総本山仁和寺にて行われる予定だ。

藤井三冠が初の竜王位を獲得し、史上最年少の四冠獲得を成し遂げ、地平を切り開く端緒とするのか。
それとも、豊島竜王が3連覇を達成し、藤井一強時代の到来を先のものにするのか。

両者は、今年に入り、王位戦七番勝負、叡王戦五番勝負と既に2つのタイトル戦で相まみえている。
序盤の研究量、中盤の構想力、終盤の決定力、現在の棋界においてどれをとっても超トップクラスと言われているタイトルホルダー同士。その戦いに興味は尽きない。

そして、私は、時代の目撃者となる。
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