藤井聡太三冠が四冠目をかけて豊島竜王に挑む竜王戦七番勝負が昨日から始まっている。きょうは、その第1局の2日目だ。
それにしても、プロ将棋界は面白いところだ。
そもそも、将棋を指すのにネクタイにスーツ姿というのが面白い。まぁ、囲碁やチェスも同様だが。
もっと楽な服装でいいのではと考えるのは私だけか。アマチュアの将棋大会では、みんなラフな格好で対局に臨んでいる。
野球やサッカーなどスポーツ界では、競技に見合ったウェアーを着用している。
ボードゲームとスポーツは違うと突っ込まれそうだが、オリンピック競技に採用されるのではと取り沙汰されている「eスポーツ」プレイヤーのユニフォーム姿はサッカー選手と見間違うほどだ。
囲碁やチェスなども「マインドスポーツ」というカテゴリーに属し、一種のスポーツとみなされているようだ。
今や、スポーツとゲームとの境界は、ないに等しい。
その証拠に国際囲碁連盟や国際チェス連盟などが結集し「国際マインドスポーツ協会」なるものを創設。IOCへの働きかけで「ワールドマインドスポーツゲームズ」第1回が2008年に北京オリンピックの後の北京で開催されている。
チェスや囲碁がオリンピック種目になり、選手が金メダルをかけて戦うようになったとき、まさかネクタイにスーツということはないだろう。
おっと、思わずネクタイとスーツの話が広がってしまった。将棋界の他の面白い話は、また次の機会に。