処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

シンフォニエッタ

2009-08-08 22:53:37 | 音楽

村上春樹『1Q84』が爆発的に売れている。

この作品で触れられている曲がある。

で、今話題沸騰のクラシック音楽となった。

 

  

 

                   

 

ドヴォルザークを継いだチェコを代表する音楽家ヤナーチェクが作曲した『シンフォニエッタ』。

小説に登場するのが、まさにこの1965年録音のジョージ・セル指揮クリーヴランド管弦楽団。

トランペット9本を含む13本の金管楽器を要するため、尋常のオーケストレーションでは演奏が叶わない。そのため、民謡調の分かり易いメロディ・ラインやもともと体育祭用に作られたファンファーレなど親しみやすい構成にも拘わらず、演奏の機会に恵まれてこなかった。

『1Q84』が版を重ねるに従い、このCDも売れ出すことだろう。6月の辻井伸行の『debut』に続き、再びクラシックCDがベストワンになるだろうか。

 

 

 

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