本来は、漢字で鰡納屋と書き、’ぼらないや’と読むらしい。
伊東市富戸の城ケ崎海岸にある。
寛永3年(1626年)に紀伊家が建設し、その後数度にわたり増改築が行われてきた。
付近一帯の海岸は、幕府保護のもとで漁業が行われ、ぼらの回遊時には漁師が船や網の手入れをしながら住み込み、法螺貝や旗を合図に、一斉に出漁したという。
ここで獲られたぼらは江戸城に運ばれ、家光の食膳を賑わしたという話もある。
大雑把な磯料理だが、新鮮さは大満足。
定番の刺身定食が1380円。これに「梅」(1600円)「竹」(2300円)「松」(3500円)と一品づつ加わってグレードが上がってゆく。
近くの岩場に有名な吊り橋があって観光客が多い。ために、駐車場が広く利用しやすい。食事をすればその領収書で駐車料金はタダになる。