処遊楽

人生は泣き笑い。山あり谷あり海もある。愛して憎んで会って別れて我が人生。
力一杯生きよう。
衆生所遊楽。

JASS AT OHIO UNION

2008-05-25 15:43:02 | ジャズ

今、我が家にあるジャズCDのデータ・ベース化を試みている。

 

といっても、そんなに大袈裟なものではなく、アルバム名、曲名、プレイヤー名などを記録にまとめておくというもの。枚数が少ないのでちと恥ずかしいのだが。

 

忘れていたもの、昔夢中で聴いていたもの、とりあえずコレクションしたものなど、いろいろ出てきて楽しいこと。ついつい、改めて聴いたりするから、ちっとも作業が進まない。

 

なかでも、幻の名盤中の名盤は、この「オハイオ・ユニオン」だろう。ジャケット・ケースには ” ジャズ史上最大の名盤ここに復活 ”なんてうたってある。

 

  

 

「ん?」 「復活したら幻ではなくなるんじゃないの?」 「そう、今では簡単に手に入る。でも幻の名盤」 

そんな話がジャズにはゴマンとある。独断と偏見と自己陶酔が多いジャズ・ファンはそれで満足。

 

かつて、東京で2軒しかなかった、ニューオリ専門のジャズ喫茶でなければ聴けなかった。ある年、『週刊アサヒ芸能』の徳間書店が、徳間音工を設立。やがてDanレーベルから、幻の名盤を続々と出し始めた。嬉しかったね。

 

今やネットで世界の何処からでも手に入る時代。でもジャズ・マニアは幻の名盤にこだわり続けて、あるいはカッコをつけて、今日も行く。

 

1954年3月3日、オハイオ州立大学で行われたジョージ・ルイス・バンドのライブ。

 

白眉は、「The World Is Waiting For The Sunrise」

ローレンス・マレロの192小節にわたる、全部異なった奏法でのバンジョー・ソロ。

 

     

 



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1 コメント

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万丈 (黄塵 霞)
2008-05-28 01:19:38
仰天、小節ごとにバンジョーの奏法が違う。幻の曲を友人から、昔に、送ってもらったことがありました。幻ゆえか、光栄感が高い高い。

講談社からバンジョー百科図鑑(限定版)を家宝としてる方が、年配知り合いにいらっしゃいます。出版に関わったジャズ界プロの方から直接に頂いた由。バンジョーの感じの意味が、ジャズ界にも通じるような、深い深い世界を感じずにいられませんね。
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