車を転がしついでに、ちょっと足を延ばして小田原へ。
里山の麓に「みかん園」の看板。
入り口の小屋(納屋風)の傍らに作業着のおじさん。「みかん取っていいの?」と聞けば、「ここんとこ商売してねえ。畑仕事でちょっと寄ったところだ。みかん取りてえのか?構わねえよ」と。1000円で網一杯取っていいことに。
このおじさん、実はオーナー。聞いた話が面白かった。
いわく、イノシシとサルが出没し、畑地やみかんを荒らす。イノシシは鼻でモグラやミミズを探すのだが、畑地全部をひっくり返すので、却って耕作する手間が省けて有難い、だって。一方サルは悪さばかりで許せねえと。自宅の庭の葡萄を狙ってサルの家族が来るそうな。罠をかけたり、網で葡萄を覆ったり、まさに知恵比べ。齢80の爺様ながら、矍鑠として意気軒昂。暫し話に引き込まれていた。
管理人さん羨ましいですね。
土曜日には、美術館で小さい「おみかん」が
たくさん出たのですよ。4個も食べたのですよ。美味しかったのですよ。