家人に言われて包丁を研ぐ。
近年、釦で動く電気研ぎ器を使って居たはずだが、と一旦はいぶかしむも、暫くご無沙汰していたので、あったはずの砥石二種を探すことから始める。
研ぐポジションは、いざとなるとなかなかに難しい。まず砥石を置く場所と高さ。腰を屈めての作業は、後の腰痛などが恐ろしい。水はふんだんにあったほうがいい。炎暑下は避けたい。
結局三丁。和包丁は片刃が主。よく「しのぎを削る」というが、この”しのぎ”は、刃物の部位の名称から来ている。”切っ先””そり””刃先””しのぎ”などだ。
作業一時間。果たして切れ味は? 大したことなかったですねえ。
しかし、鈍く銀色に光る刃を見つめる作業は、日常とは異なるなかなかに魅かれる世界ではありました。
リフレッシュのために、ちょくちょくやろうか。
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