太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

未完成

2011-12-02 11:16:52 | 絵とか、いろいろ
本土に住む手芸好きの叔母から、かわいい布や、フェルトで作るクリスマス物のキットなどが詰まった箱が送られてきた。

彼女の魔法の手からは、繊細で可愛いいものがたくさん生まれてくる。

いつどこに行くにも、編み物や手芸の道具を持っているほど、手を使って作ることが好きな叔母だ。


さて、その中にあった、フェルトで作るテーブルランナーに取り掛かってみた。





5足のクリスマス・ストッキングが横並びになって、紐で壁に掛かっているという図柄のテーブルランナー。

型を切り抜いてカットしたのは、土台のストッキングだけで、あとの細かいパーツはめんどくさくなって、全部適当。

飽きっぽい私は、細かいパーツまで型どおりに切り抜いている間に、嫌になってしまうのが目に見えている。



だが。



説明書にあった、ベースになる赤と白のフェルトのサイズがね、インチだったんだよね。(もう既に言い訳っぽい)

1インチは2.54cm。

私はちゃんと計算して、そのとおりにカットしたさ。

ああそれなのに、カットしたフェルトに、ストッキングを並べてみたら・・・・ まさかの入りきれない・・・

おかしいなあ、確かに換算したはずなんだがな。



もう一枚作るだけの余分なフェルトはないし、さてどうしようかな。

これはこれで、もう一枚フェルトを裏側にあてて、個々にオーナメントにしちゃおうかな。

それとも、新しいフェルトを買いに行くか。

4つだけ並べて作るか。


どうなるか自分でもわからないけど、とにかく未完成のまま、ここに至る。




さりげなく60年

2011-12-02 10:53:55 | 日記
夕食の後片付けをしていた夫の父が(マメな男子)、いつもサラダに使っているボウルを手にとって、

「そういえば、これは僕の母が使っていたボウルだよ」と言った。

うっかり、ふーんと聞き流しそうになった。

「じゃあ、これ、60年以上たってるってこと?」

「僕が子供の頃にもあったから、そうだね、軽く60年はたってると思うよ」


60年モノのボウル


知らなかった・・・・・・

てっきり最近のものだとばっかり思って、ばんばん食器洗いマシンに放り込んでいた。

直径が24cmぐらいあって、深さもほどほどあって、ほぼ毎日のようにサラダを乗せて食卓に上がる便利なボウル。

欠けもないし、鮮やかだし、とても60年以上使っているとは思えないんだがなぁ。




食器洗いマシンに入れようとする父から、それをふんだくって、私はきれいに洗って拭いた。

「いいのにー。入れちゃっていいってば」

「だめだめ!これは歴史的価値があるんだから、今後マシンには入れません」

「昨日までは入れてたのに」

「今日からこれは歴史的価値があるということになったの!」


それを知ってしまったからには、もう機械には任せられない。(機械のほうが安心という声もある)