太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ファミリークリスマス

2011-12-29 11:45:12 | 日記
クリスマスが過ぎても、年末までクリスマスは続くのだ。

カキ氷を食べながら歩いていると、通り過ぎる車の窓から「メリークリスマス!!」と、子供が声をかけてくれるし、イルミネーションも何もかも、クリスマスのまま。

クリスマスイブにシアトルから夫の兄一家がやってきてから、賑やかな日々が続いている。



マカプウ岬にハイキング。



ここはかなりの確率で鯨を見ることができるのだけれど、この日は残念ながら鯨は出てこず・・・・・・


ビーチは毎日。



ハワイアンサンタクロース夫妻の前で、甥2(14)と。

昨年までは私よりも小さかった彼が、今年の夏に会った時は既に追い越されており、半年後の今、遥かに大きくなっていた。

甥1に至っては、185cmはある。

ありがたいことに二人とも、日本から来た「タイニィ アウンティ(ちっさい叔母さん)」に非常になついてくれていて、膝に乗ってきたり(重いんだよ)、空手の技を見せてくれたり、悪ふざけもするけど、大人ぽい気遣いもしてくれる、かわいい紳士たちだ。




宮殿ツアーのあと、イタリアンの美味しいお店で。

私の誕生日前に彼らはシアトルに戻るので、私の誕生日祝いの食事となった。

イタリア人のシェフやスタッフが、大きなロウソクを抱えて集まって、誕生日の歌を手拍子付きで歌ってくれた。



市役所の前のツリーと月





年に何度も会えるわけではないけれど、家族っていいものだ。

ふと日本の家族のことを思う。

今日はひさしぶりに電話をかけてみようかな。




イオラニ宮殿

2011-12-29 11:18:08 | 日記
イオラニ宮殿で、女王 カピオラニの誕生日を祝って、年に1度のナイトツアーがある。


イオラニ宮殿は、1880年代に、ハワイ王国(1795年 - 1893年)7代目カラカウア王の命で建てられ、ここで王朝政治が行われた。

当時はイギリスのバッキンガム宮殿にさえ無かった電気設備を備え(アメリカで最初)、贅沢な造りのボールルーム(ダンスフロア)やダイニング、食器や家具が当時のものを慎重に修復されて残されている。


イオラニ宮殿


王家の紋章


女王カピオラニ

カピオラニは、1834年12月31日に生まれた。


ツアーは、20人ずつぐらいをグループにして、順番に中へ入って説明を聞く。

中の写真は撮れなくて残念だけれど、照明を当時の明るさに設定してあり、ちょうどロウソクよりも少し明るいぐらい。

その薄明かりの中に浮かび上がる、シルク貼りの豪華な椅子、コア(ハワイの木)のテーブルや、ドア、壁の彫刻。

説明してくれる人たちも、警備の人も、みな当時の衣装に身を包み、宮殿の中にいると、160年の歳月をトリップしたような不思議な感じに包まれた。


特設の売店で、こんなMAPを買った。



これはPCのマウスパッドになっている。

ハワイ島や、マウイ、オアフの名前が、古いハワイ語で記されている。


王家の古い写真を見ていたら、ハワイの首都は、その昔、マウイ島のラハイナだったと書かれていた。

良く見ると、この古いMAPのマウイ島に(右下から2番目)のラハイナの場所に、王様の絵が描いてある。


このツアー、チケットを買うのに4時半から並び、売り始めたのが5時半で、それから延々と順番を待って並び、私達が終えたのが8時だった。

その間、ハワイアンミュージックの生演奏や、フラダンスなどの演出があり、みんなそれを楽しみながら年末の夜長を過ごすのだ。

まあなんとものんびりとしたツアーだこと・・・