太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

水菜

2011-12-27 21:24:34 | 日記
近くのスーパーマーケットで、種類は少ないが日本の野菜が手に入る。



私がレジで並んでいたら、後ろにいた女性が

「ねえ、水菜ってどうやって食べるの?」

私が買った水菜を見て、そう聞いてきた。ちなみにハワイでもMIZUNAと呼ぶ。


「サラダにしたり、それから・・・・」と答え始めると、

「えっ!生で?生で食べるの?」

と非常に驚いてみせた。

「そう、生でも食べられるよ。あとはサッと茹でて、からし醤油かけたりもするけど」

鍋でよく使うと言おうと思ったが、鍋って何かと聞かれたときに、おいしそうな説明をする自信がなかったのでやめた。(先日、日本食レストランで鍋の説明をされたとき、「鍋とは野菜などをよく煮てソースで食べる食べ物である」と言われて、食欲減退した)


女性は興味津々で、

「茹でて醤油はわかるけど、ほんとに生でいけるの?どの辺から切るの?ここら辺?」

と、葉がなくなって茎になるあたりを指差した。

「違う違う、この根元ギリギリから食べられるんだってば」

「わーお!ほんと?知らなかった・・・・・今度、水菜を買ってみるわ。レタスも買うってことは、今夜はサラダにするのね」

「そうそう。ゴマのドレッシングが合うよ」

「へえ!知らないことばっかりだわー。文化が違うっておもしろいわねえ」



彼女がいうように、何をどうやって食べるかというのは、文化の違いが顕著で驚くことが多い。

たとえばブロッコリー。

日本だと茹でる人が多いのではないかと思うのだけど、こっちでは生が主流。

サラダに入ってきたおおぶりのブロッコリーが、ガリガリと口の中に残って、いつまでも飲み込めなくて困ったことがある。


その女性のカゴの中に、

韓国人ではないのに「韓国のり」のパックが10個ぐらい入っていた。

一体それは何に使うのか聞きたかったけれど、私の会計が終わってしまって聞けなかった。

あれは何に使うんだろう?聞けばよかった・・・