太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

ヘイアウ

2011-12-20 17:29:02 | 不思議なはなし
ヘイアウというのは、ハワイにキリスト教が入ってくる前の、多神教だった頃に、祭祀場として使われていた聖域のこと。

オプショナルツアーに組み込まれていたりもするらしく、観光地になっているヘイアウもある。

祭壇の石柱の跡とかが残っているだけで、知らなければ通り過ぎてしまうような場所だ。



私は元来、図々しくできているようで、霊感だとかいったものには縁がない。

その私が、ヘイアウには行きたくない。

何年か前に、1度行ったことがあったが、なんでもないその原っぱのような広場のような場所を前にして、見えない結界があるかのように足が前に進まない。



5月、シャスタ山の近くに行った時にも似たような感じを受けた。


シャスタ山


日程上、シャスタ町に泊まっただけで、山に登る予定はなかったものの、近づけないオーラがすごい迫力で迫ってきて、空気がピリピリしているように思えた。

シャスタ山の地下には、神域があると聞いたことがあり、その時はおとぎ話のように感じたけれど、

いざシャスタ山を目の前にしたら、もしそういうものがあっても不思議じゃない気がした。



結界があるような感じは似ていても、ヘイアウは「行かないほうがいい」という雰囲気で、シャスタ山は「おいそれと近づけない」雰囲気がある。



夫は、私とは違って敏感なタチなのだが、夫もやはりヘイアウには行かないようにしていると言っていた。

ちなみに彼は、ロスアンジェルスと相性が悪く、乗り継ぎでロスの空港に降りただけで、ものすごい嫌~~~な空気に包まれて、いたたまれないのだそうだ。

バリ島で夜、カミサマ(らしき)に至近距離から睨まれてしまったり、

自宅の庭でメネフネ(ハワイにいる妖精。妖精といっても可愛い系ではない)を見てしまったり、

いっぱしの「不思議ちゃん」みたいで大変だなーと人事に思っている。



大変といえば、いつだったか、夫の背中を指圧していたとき、

私はすごく落ち込んでいて、すさんだ気分でそれをやっていたら、夫がひどく具合が悪くなってしまって驚いた。

私の手から、もやもやをスポンジのように吸い取ったんだと思う。

いやー、やっぱり敏感な人って大変なんだなあと思うのである。(反省しろよ)