日本人の友人に会うときは、たいてい和食を食べる。
友人は毎日和食を作って食べているけれど、食べる機会が少ない私のために
彼女には珍しくもない和食につきあってくれるのだ。
今回行ったのは、ワイキキにある 「とんかつ 銀座 梅林」
友人が得た情報によれば、高くて量が少ない、というのだが、
ガイドブックには、平日のランチが13ドルと書いてあり、激安ではないが、まあ許せる範囲ということで行くことにした。
ワイキキは、そこで働く人たちがランチを食べることも多いため、ランチの相場は8ドルから10ドルぐらいなのだそうだ。
この、旅行者向けのガイドブックが、とっても便利。
最新の情報もいっぱい載っているし、日本から来る人たちのほうが、私よりもずっと詳しいこともある。
ワイキキには滅多に来ないし、買い物にも興味がないしで、私はいつまでたっても店情報に疎いまんまだ。
ワイキキで車を停めるのは、けっこう至難の業。
店に駐車場の有無を聞くと、隣の銀行のパーキングが、5時以降はバレー扱いになるけれど、ランチはやっていないとのこと。
行ってみると、店の前に路上パーキングがあるのだが、そこは工事中で使えず、仕方がないので銀行の地下パーキングに車を入れた。
自動に出るチケットを取って進むと、オジサンがやってきて「満車だ」と言う。
そして何かを言っているんだけれど、すごいピジン・イングリッシュで私は一切聞き取れない。
英語堪能な友人に助けを求めるものの、彼女も聞き取りに苦戦しており、
梅林に行くと言うと、なんとか「バレーならOK」らしいということがわかる。
店は昼間はバレーはやっていないと言ったんだけど、と思いつつ、なんだかよくわからないまま、車を預け、バレーチケットをもらった。
本日のランチ 13ドル(メンチかつ と クリームコロッケ、ズッキーニのフライ)
網に乗った、カラッと揚がったメンチカツに、甘めのソースをかけて口に運ぶと、サクサクっと衣が弾ける。
キャベツとご飯はおかわり自由。
友人は、あっというまにキャベツを平らげ、早々とキャベツをお代わり。
トンカツやメンチカツが和食だなんて、日本にいたときは考えたこともなかった。
でも、こんなにご飯に合う味だったなんて、これは和食以外のなにものでもない。
この日は、「大人気!カツカレーの日」でもあり、ものすごーく迷ったけど、それは次回にすることにした。
ズッキーニのフライも、しっとりとして美味しかった。
食後には熱いほうじ茶が出る。
満腹になり、ほうじ茶をすすりながら道行く人を眺めていると、ここがハワイだと思えない。
歩いている人のほとんどは日本人で、店の中は日本語だらけで、ウェイターも日本人。
「そういや、今はお盆休み真っ最中だっけねえー」
お茶までお代わりし、デザートの「抹茶アイスにあずきをかけたの」に後ろ髪を引かれつつ、店を出た。
食べたいけど、もう入らない。
メニューには、夜に食べる、ちゃんとした定食ふうなものが36ドルとかで載っており、
ここはランチに来るのがいいとみた。
駐車場に行くと、誰もいない。
「バレー」の看板だけがむなしく揺れている。
早く誰か来てくれないと、30分ごとで料金が加算されちゃうのに、と思っていると、鼻歌を歌いながらオジサン登場。
バレーのチケットを見せると、おもむろに倉庫のようなドアをあけ、鍵を取り出し、
2階の右側のほうだ、と説明しながら鍵をくれた。
「・・・・・私たちが車を取りに行くわけ?」
バレーって、車を停めてくれて、そのあと車を持ってきてくれるというシステムじゃなかったっけ?
それでも一応、車は停めてくれたわけだし、チップを払おうとすると友人が私の手をハッシ!と止めた。
「いらない、いらない、チップなんかやることないよ。自分で車を取りにいくバレーなんか聞いたことない!」
車を出して、出口で普通にオジサンに料金を払った。
「アローハ。ハバナイスデー♪」
いったい、あれはなんだったんだろう?と今でもわからない。
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友人は毎日和食を作って食べているけれど、食べる機会が少ない私のために
彼女には珍しくもない和食につきあってくれるのだ。
今回行ったのは、ワイキキにある 「とんかつ 銀座 梅林」
友人が得た情報によれば、高くて量が少ない、というのだが、
ガイドブックには、平日のランチが13ドルと書いてあり、激安ではないが、まあ許せる範囲ということで行くことにした。
ワイキキは、そこで働く人たちがランチを食べることも多いため、ランチの相場は8ドルから10ドルぐらいなのだそうだ。
この、旅行者向けのガイドブックが、とっても便利。
最新の情報もいっぱい載っているし、日本から来る人たちのほうが、私よりもずっと詳しいこともある。
ワイキキには滅多に来ないし、買い物にも興味がないしで、私はいつまでたっても店情報に疎いまんまだ。
ワイキキで車を停めるのは、けっこう至難の業。
店に駐車場の有無を聞くと、隣の銀行のパーキングが、5時以降はバレー扱いになるけれど、ランチはやっていないとのこと。
行ってみると、店の前に路上パーキングがあるのだが、そこは工事中で使えず、仕方がないので銀行の地下パーキングに車を入れた。
自動に出るチケットを取って進むと、オジサンがやってきて「満車だ」と言う。
そして何かを言っているんだけれど、すごいピジン・イングリッシュで私は一切聞き取れない。
英語堪能な友人に助けを求めるものの、彼女も聞き取りに苦戦しており、
梅林に行くと言うと、なんとか「バレーならOK」らしいということがわかる。
店は昼間はバレーはやっていないと言ったんだけど、と思いつつ、なんだかよくわからないまま、車を預け、バレーチケットをもらった。
本日のランチ 13ドル(メンチかつ と クリームコロッケ、ズッキーニのフライ)
網に乗った、カラッと揚がったメンチカツに、甘めのソースをかけて口に運ぶと、サクサクっと衣が弾ける。
キャベツとご飯はおかわり自由。
友人は、あっというまにキャベツを平らげ、早々とキャベツをお代わり。
トンカツやメンチカツが和食だなんて、日本にいたときは考えたこともなかった。
でも、こんなにご飯に合う味だったなんて、これは和食以外のなにものでもない。
この日は、「大人気!カツカレーの日」でもあり、ものすごーく迷ったけど、それは次回にすることにした。
ズッキーニのフライも、しっとりとして美味しかった。
食後には熱いほうじ茶が出る。
満腹になり、ほうじ茶をすすりながら道行く人を眺めていると、ここがハワイだと思えない。
歩いている人のほとんどは日本人で、店の中は日本語だらけで、ウェイターも日本人。
「そういや、今はお盆休み真っ最中だっけねえー」
お茶までお代わりし、デザートの「抹茶アイスにあずきをかけたの」に後ろ髪を引かれつつ、店を出た。
食べたいけど、もう入らない。
メニューには、夜に食べる、ちゃんとした定食ふうなものが36ドルとかで載っており、
ここはランチに来るのがいいとみた。
駐車場に行くと、誰もいない。
「バレー」の看板だけがむなしく揺れている。
早く誰か来てくれないと、30分ごとで料金が加算されちゃうのに、と思っていると、鼻歌を歌いながらオジサン登場。
バレーのチケットを見せると、おもむろに倉庫のようなドアをあけ、鍵を取り出し、
2階の右側のほうだ、と説明しながら鍵をくれた。
「・・・・・私たちが車を取りに行くわけ?」
バレーって、車を停めてくれて、そのあと車を持ってきてくれるというシステムじゃなかったっけ?
それでも一応、車は停めてくれたわけだし、チップを払おうとすると友人が私の手をハッシ!と止めた。
「いらない、いらない、チップなんかやることないよ。自分で車を取りにいくバレーなんか聞いたことない!」
車を出して、出口で普通にオジサンに料金を払った。
「アローハ。ハバナイスデー♪」
いったい、あれはなんだったんだろう?と今でもわからない。
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