ハワイは狭いので店も充実していないから、こういうものが欲しい、という欲求を満たすことが難しい。
だからネットショッピングに頼ることになるのだが、
ハワイとアラスカには送ってもらえないことが多くて腹立たしい。(その記事はコチラ)
職場に行ったら、同僚が怒っていた。
「〇〇で、ダブルチーズバーガーが、フレンチフライとセットで2ドルって知ってた?」
そういやテレビのCMでやってた。
私はハンバーガーを買って食べることは殆どないので、興味はないのだが
しつこくそのCMが流れるので覚えてしまう。
アメリカはファーストフード系のCMがすごく多い。
同僚は、それをランチにしようと思って、その店に寄ってきたのだという。
「そうしたら、その企画はハワイではやってない、って言うじゃない!」
ああ、それありがち・・・・
「ハワイでやってもいない企画なら、そのCMはハワイではやらなけりゃいいでしょ?って言ってやったのよ」
そこで店員は、黙って謝っておけばよかったのに、
「CMでは、ちゃんとハワイとアラスカは対象外、ということを知らせてますけど?」
とかなんとか言ったので、同僚の怒り爆発。
「どうせ下のほうに、老眼じゃ見えないようなちっさい文字で、2秒ぐらいで消えちゃうようになってるに決まってるわよ!」
次にそのCMが流れたとき、注意深く見てみたら同僚の言う通り。
リーディンググラスではなく、虫眼鏡でもなきゃ見えないような文字で、
しかも2秒ぐらいで消えてしまう。
一応、断りを書いてあると言われたらそうなのだけど、
こんなやり方は意味あるのかと思う。
なぜかそのとき、昔、東京・青山のレストランに行ったときのことを思い出した。
メニューを広げたら、一緒に行った友人が言った。
「そういや前にここに来た時、〇〇さんも一緒だったんだけど、びっくりしちゃった」
〇〇さんは、関西出身。
友人の話はこうだ。
〇〇さんがランチスペシャルのなんとかサンドを頼んだら、ウェイターが
あいにくそれは売り切れているのだと言った。
普通なら、別のものを頼むと思うが、〇〇さんは違った。
「メニューに載っていて、ない、というのはおかしくない?
ないならメニューから外しておくか、わかるようにしておくべきでしょ。
他のものに変えてもいいけど、私はこれ(ランチスペシャル)が食べたいんだから、
これと同じ値段にしてもらわないと納得いかない」
関西弁だがわからないので標準語だけど、実際の雰囲気はもっと当たりは柔らかいと思う。
ウェイターは困ってしまい(一緒にいた友人たちはテーブルの下に隠れたい気分だったらしい)
偉い人を呼んできて、結局、〇〇さんの要求が通ることになった。
当然、という顔をして食事をしている〇〇さんに
「さすが関西人」
と友人たちは感心したのだという。
関西人がそういう押しの強い性格なのだとは思わないけれど、
関西弁というのは、じょうずに言葉のきつさを補ってしまえる言葉だと思う。
もし、同僚が〇〇さんだったら、黙って引き下がってきただろうか、とふと思ったのである。