太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

失敗しようがないチャーハン

2020-12-08 13:05:39 | 食べ物とか
昨夜、うとうとしていた私はヒラメいた。

明日のお昼はチャーハンにしよう

え、そんなこと・・・?
すみません、そんなことで。
こんなヒラメキは、だいたい成功する。
洋服が入っている引き出しの奥に、何かが詰まっていて完全に閉まらない。
引き出し自体を外に出そうにも出せない造りで、手を入れても届かない。
ワイヤーのハンガーを使っても、だめ。
諦めかけていたとき、うとうとしているときにヒラメキが来た。

(作画に使う、金属製のものさしを使えば?)

ああそうしよう、それがいい。
翌朝、さっそく金属製のものさしを隙間に入れてみたら、数秒で解決した。
詰まってたのは、これ。

もっと早くに知らせてくれたら、半年以上も半締まりの引き出しで過ごさなくてよかったのに。



さて、チャーハン。
私の今回のヒラメキは、冷蔵庫に残っているジャスミンライスを使うのがミソ。
数日前にテイクアウトした、インディアン料理についてきたジャスミンライスがある。
食べ物は、それが特にお米であればなおさら、私は捨てることができない。
細長いジャスミンライスは、日本のお米に比べて水分が少なくてぼそぼそとしている。
そこがジャスミンライスのいいところでもあるが、
おにぎりなどもってのほか、お茶漬けにしてもあまり美味しくない。

そのぼそぼそを活かして、チャーハンにしたらいいんでない?

というのがヒラメキの言い分。
日本のお米でパラパラのチャーハンを作るのは(私には)難易度が高いけど
最初からパラパラの米ならちょうどいい。


翌日のお昼時。
冷蔵庫をあけると、具になりそうなものが、卵と青ネギしかない。
仕方がないので、シンプルにいく。

熱した油に、溶いた卵を投入し、すぐにジャスミンライスを入れて混ぜる。
卵が固まってきたら、刻んだ大量の青ネギを入れ、コンソメの素をひとつまみ、
塩と胡椒を振り、最後に醤油をひと垂らし。

ジャーン!(平皿にすればよかったかも)

私至上、最高にパラパラの美味しいチャーハンができて感動した。
余計な具が入ってないのもかえってよかった。

チャーハンを作るなら、ジャスミンライス。
失敗しようがない。








家族が、友達

2020-12-08 10:59:40 | 日記
年賀状のやめどきの記事を書いてみて、改めて私に友達が少ない理由が明らかになったのだが、
私がまったくマメではないという以外にも、理由はある。

・大勢でワイワイが苦手で、いろんな人と知り合いたいと思わない。つまり社交的ではない。

・外出が億劫。家で一人で過ごすことが苦にならない。


この傾向は、年を重ねるにつれて強くなっているように思う。
少なくとも、二十代の頃はこんなふうではなかった。
さらに大きな理由として、

・夫の女子力が高い

というのがある。
夫は、私の買い物に喜んで付き合う。
ビーチで貝を拾ったり、一緒に何かを創作したりするのも好き。
一時は、アクセサリー作りにハマっていたこともあった。
料理も上手だ。
昨日、チーズケーキが食べたいと言ったら、週末一緒に作ろうよ、と言う。
バナナブレッドだって、私より遥かに美味しく作る。
こんなふうに、女の子の遊びを一緒にできる上に、車の運転などの「男の子」の部分もやってくれるので助かる。


とても親密だった友人と、なんとなくズレてゆくのを感じることがある。
それぞれの生活の中で、いろんなことが変わってゆくのは当たり前なのだけれど、
以前のような近さに相手を感じられないことが、とても悲しい。
言葉にはしないが、それは相手も同じなのだろうと思う。
心の距離が離れたり近くなったりするのは、努力でどうにかなるものではないのもわかっていて、
ただ、今はこういう時期なのだな、と思うようにして
絆の根元を放さないようにしているしかない。


その点で、家族は楽だ。
姉や妹と、それほど密に連絡を取り合うわけではない。
忙しい妹など、何か月も音沙汰なしなんてこともある。
それでも、姉妹はいくら放っておいても安心な友達だ。
そして夫は、1番身近にいる親友みたいなもの。

家族が友達なんて、寂しい人だと思う人もいるかもしれない。
でも、家族以外に、心の内を開け広げて話せる人が数人いれば充分で、
その数人に私はとても感謝しているし、
私はまったく寂しくはないのである。