太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

シュワキマセリ

2020-12-19 15:19:12 | 日記
歌の歌詞を勘違いして記憶していることは、よくある。
有名どころでは、童謡「赤い靴」の

♪赤い靴 履いてた 女の子
異人さんに 連れられて 行っちゃった

異人さんのところが、いーじんさん と歌われるのもあって、
いいジイサンに連れられていった、と勘違いしている人が多い。
私は、ひいじいさん だと思っていた。

作家の向田邦子さんの、本のタイトルにもなっている「眠る盃」。
「荒城の月」の歌詞の、巡る盃を、子供だった向田さんは「眠る盃」だと聞いていたという。

勘違いというのとは違うのだけれど、
この季節、必ず思い出して脳内をぐるぐるとまわってやまない歌がある。

中学高校はカトリック系で、毎週ミサがあり、賛美歌を歌った。
賛美歌にはきれいなメロディが多くて、信仰心抜きにして、わりと好きだ。
「もろびとこぞりて」は、英語圏だと「Joy to the world」で、クリスマスには欠かせない歌。
日本語の歌詞の、この歌のサビにあたる部分に

主は来ませり 主は来ませり 主は 主は 来ませり

という部分がある。
ここがどうしても、

シュワキマセリ

と、本来の意味を失ったカタカナ読みに聞こえてしまい、
ロシアかどこかの地名か人の名前のように思えてならない。
口語体じゃないから仕方がないのだけれど、
この曲を聞くたび、その部分は常にカタカナで歌ってしまう。


職場では今、1日中クリスマスソングが流れている。
仕事をしながら、

シュワキマセリ 
シュワキマセリ
シュワー シュワー キマセリー

とカタカナで歌っている。