太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

微妙にあとを引くチーズケーキ

2020-12-10 10:27:49 | 食べ物とか
夫のダイエットに便乗したおかげで、なんとか許容できる(洋服がすんなり入る)体重に戻った。
歩くたびにこすれていた太ももの付け根も、それほどでもなくなったことだし、
必要以上に痩せても、けしてキレイにはなれないお年頃。
これをキープしようと心に決めた。

そこで、控えていたデザートも少しずつ食べることにした。

とはいえ、気の緩みと比例して、途端に肉も緩む。
私の場合、小麦粉が大敵なので、パンはエゼキエルブレッドにしているほどで、
スポンジケーキやタルトやパイなどは、食べたくても気が進まない。

その代わり、チーズは食べても太らない体質。
猫たちの名前をチーズケーキにするぐらい、私はチーズケーキが好きだ。
これはやはり手作りするしかないでしょう。

ここで、お料理上手な人は、美味しそうなレシピを探すのだろうが、私は
私にもできそうなレシピを探す。
つまり材料が少なく、手間がかからないもの。
オーブンで焼くのは面倒なので、焼かなくてよく、
ゼラチンは買いに行かないとないので、ゼラチンなしでできるもの。
で、見つけたレシピでチーズケーキを作った。



レンジに入れられるタッパーに、

クリームチーズ200グラム
砂糖40グラム
卵2個
豆乳40グラム
レモン汁
小麦粉10グラム

を滑らかに混ぜて、タッパーの蓋をずらして、レンジで5分加熱して冷やすだけ。


豆乳がないのでココナツミルクにして、小麦粉は入れなかった。

上に乗っているのはマーマレードジャム


これは、なんというのかなあー。

ものすごーく美味しい!!!というのではない。
じゃ、まずいかというと、けっしてまずくはない。
一切れ食べて、確かにチーズケーキだと思う。
でも、もう一度確かめたくて、次の一切れを食べてみる。
あーなんか、もういいかな、と思うのだけれど、
やっぱり次の食後に、もう一切れ食べてみよう、と思う。
そんな不思議なチーズケーキ。

私のことだから、何か間違っているのかもしれない。
お料理上手が作ったら、もっと美味しくできるんじゃなかろうか。
甘さがかなり控えめなので、ジャムがすっごく合う。
勇気興味があったら作ってみてください。







缶切りボヘミアン

2020-12-10 09:46:44 | 日記
過去、いったいいくつ缶切りを買い替えただろう。

昔々、缶切りといえば棒状で、切っ先を缶に当てて、棒の部分を握った手を動かしながら開けていた。
いつの頃からか、缶切りは持ち手が二つで、それをはさむようにして閉じて切っ先を缶に当てたら、
横についているレバーをネジのように回していくタイプが主流になった。

これが、どうにも具合が悪い。
最初のうちはいいのだが、しばらくするとレバーが固くて回しにくくなる。
ツナサラダを作るのに、1度にツナ缶を5個あけるのだけれど、
回らないネジをギリギリと回すのが一苦労。
買い替えても、また同じ。

缶の淵に乗せて、スイッチを入れると電動で缶が開くというヤツも買ったが
それもよかったのは最初のうちだけ。
すぐに動かなくなってしまった。

先日、気分が憂鬱になりながら、再びツナ缶を開けていて、
あまりに固いので「えーい!!」とキレて、それをゴミ箱に放り込み、
義両親の家の缶切りを借りてきた。
そして、そのあまりにもスムーズなことに感動した。
ハンドルを握ってネジ巻きするのは同じなのに、ネジがするするとまわって、
何の努力もなしに缶が開く。

缶切りって、こんなに楽に缶があくものなのか!

すっかり忘れていた。
缶詰なんかみんなプルトップになればいいのに、と思うほど、缶切りは大変なものだと思い込んでいた。

借りた缶切りを返しに行ったとき、私がいかに感動したかを伝えたら、
それが真に迫っていたのだろう。
シュートメが同じタイプの缶切りを買ってきてくれた。
ありがたい、ありがたい。

それが、これだ

それ以来、ツナ缶を開けるのが全く苦にならない。
缶切りボヘミアン、これにて終了。