夫のダイエットに便乗したおかげで、なんとか許容できる(洋服がすんなり入る)体重に戻った。
歩くたびにこすれていた太ももの付け根も、それほどでもなくなったことだし、
必要以上に痩せても、けしてキレイにはなれないお年頃。
これをキープしようと心に決めた。
そこで、控えていたデザートも少しずつ食べることにした。
とはいえ、気の緩みと比例して、途端に肉も緩む。
私の場合、小麦粉が大敵なので、パンはエゼキエルブレッドにしているほどで、
スポンジケーキやタルトやパイなどは、食べたくても気が進まない。
その代わり、チーズは食べても太らない体質。
猫たちの名前をチーズケーキにするぐらい、私はチーズケーキが好きだ。
これはやはり手作りするしかないでしょう。
ここで、お料理上手な人は、美味しそうなレシピを探すのだろうが、私は
私にもできそうなレシピを探す。
つまり材料が少なく、手間がかからないもの。
オーブンで焼くのは面倒なので、焼かなくてよく、
ゼラチンは買いに行かないとないので、ゼラチンなしでできるもの。
で、見つけたレシピでチーズケーキを作った。
レンジに入れられるタッパーに、
クリームチーズ200グラム
砂糖40グラム
卵2個
豆乳40グラム
レモン汁
小麦粉10グラム
を滑らかに混ぜて、タッパーの蓋をずらして、レンジで5分加熱して冷やすだけ。
豆乳がないのでココナツミルクにして、小麦粉は入れなかった。
上に乗っているのはマーマレードジャム
これは、なんというのかなあー。
ものすごーく美味しい!!!というのではない。
じゃ、まずいかというと、けっしてまずくはない。
一切れ食べて、確かにチーズケーキだと思う。
でも、もう一度確かめたくて、次の一切れを食べてみる。
あーなんか、もういいかな、と思うのだけれど、
やっぱり次の食後に、もう一切れ食べてみよう、と思う。
そんな不思議なチーズケーキ。
私のことだから、何か間違っているのかもしれない。
お料理上手が作ったら、もっと美味しくできるんじゃなかろうか。
甘さがかなり控えめなので、ジャムがすっごく合う。