クリスマス イヴは、夫が半日で仕事を終えて帰ってきた。
降って湧いた自由な午後は、久しぶりに海に泳ぎに出かけた。
それほど波はなかったけれど、水は温かくて気持ちがいい。
大の字になって水に浸かっていると、空に吸い込まれそうな気がしてくる。
親戚の住む、インディアナ州は、最高気温が摂氏5度、最低気温がマイナス5度だという。
シアトルに住む甥は、気温が摂氏2度の中で、ランチをピザ屋の外のテーブルで食べたという。
寒くて靴下を履いた、なんてことを電話で話すと、
「ふん、どうせ寒いったって20度とかなんでしょ」
と甥が鼻で笑うのも納得。
私はクリスマスに海水浴ができる島に住んでいる。