太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

私の、小切手帳 ~最終話~

2020-12-30 08:59:06 | 日記
小切手帳については、いろいろ書いてきた。

「今さら驚かない」はコチラ
「ハワイの銀行よ、あんたの勝ちだ」はコチラ

かいつまむと、こうなる。


・ふたつある銀行口座のうち、当座預金に私の名前を加えた。(こっちは共同名義アリ)


・キャッシュカードも小切手も当座預金とリンクしているので(本当は普通口座とリンクするようにオーダーしたのだが、向こうのミス。めんどいので、そのまま)
ようやく私個人のキャッシュカードと小切手帳が持てるようになった。


・キャッシュカードは届いたが、小切手帳が待てど暮らせど届かない。


・3か月近く待って、銀行に行って確認すると、まさかの、オーダーされてないことが発覚。(むろん笑ってごまかされる)


・その場でオーダーしてもらい、待つこと数週間。ようやく小切手帳が届いた。


「やればできるじゃん」と言いつつ、封を切ると、
入っていたのは、今までのものと何一つ変わらない、古い小切手帳・・・・・・

コレだったらまだ売るほどあるんだよ!
私が欲しいのは、私の名前が名義に記載されている新しいバージョン。


その週の土曜日は私は仕事だったので、夫が談判しに銀行に行くという。
「まったく、こんなこともできないのかって言ってやり!!!」
「おう!」
午後になって夫に職場から電話をした。

「どうだった?」

「ああ、あれが新しいバージョンなんだってさ」

「だって私の名前が載ってないじゃん、古いのと同じじゃん」

「印刷するスペースがなくて印刷されてないけど、本当は記載されてるんだってさ」

「( ゚Д゚)ハァ?」


当座預金の名義には、義両親の名前も入っている。
それは夫が日本に滞在していた間に、義両親が夫の代わりに支払いなどをできるようにするためで、
今回、彼らを名義から抜くこともできたのだけれど、この先何があるかもわからないので、そのままにした。

そういうわけで当座預金の名義は4人で、
最初に義両親の名前があって、夫の名前、その下に私の名前がくる。
ところが、4人目のスペースがないために、私の名前が印字として現れてこないというわけなのだ。


それが、理由?
ていうか、印刷されてないけど、実はその下にあるんですワ、ていうの、通用するわけ?
夫が窓口で確かめると、「ノー プロブレム!」と胸を張る。
いや、プロブレム大有りだと思っちゃうけどね。


というわけで、
見た目は1ミリも違っていない、まさに瓜二つの小切手帳が手元にあり、
昨日、私は初めて私のサインで、その古い顔した新しい小切手を切ったのである。
ちゃんと支払われるかどうか、あたしゃ知らんよ・・・