1月、腕の脇から始まったリングワーム。
足の付け根にも出て来て、ネットで調べたクリームをつけ、1度でも着たものは洗い、毎朝晩シャワーを浴びて薬を塗り、タオルは毎回新しくし、と面倒ながらもできるだけのことをしてきた。
根気よくやっていると、いったんはきれいに治る。
かと見せかけて、再び出てくる。
旅行中、ワシントンDCでは毎回服を着替えることもままならず、悪化した。
インディアナの叔母の家では、こまめに洗濯ができたから、少しは進行が抑えられた。
4月の半ば、旅行から戻ってきて、今度こそ治ったかと思いきや、新たなやつが太ももに出て来た上に、なぜか下腕にまでできたので私はブチきれた。
その場で主治医に予約の電話をいれ、翌週に主治医を訪れて、皮膚科を紹介してもらうことになった。
1番早く予約がとれそうな皮膚科で、さらにその翌週末の予約がとれた。
実は、主治医に予約した時から、主治医を訪れるまでの間に、あらかた治ってきていた。
下腕にできたものも、どんどん治ってゆく。
これでは、皮膚科に行く頃には何も残っていないのでは、という恐れが出て来て、治りかけではあるが、慌てて証拠写真を何枚か撮った。
予約を取り消せばいいだけなのだけれど、取り消したあとで発生したら嫌だし、1度その皮膚科に行って顔をつなげておけば、何かあったときに直接自分で予約をとって行くことができる。(この辺がアメリカ医療の1番めんどくさくて非効率なとこ)
皮膚科に行くのは数日後。
治ってしまっては困るので、ここ数日は薬を塗らず、わざと同じパジャマを二日続けて着たりして、リングワームが出てくることを祈っている。
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って、まるでおかしな話じゃないか。