太平洋のまんなかで

南の島ハワイの、のほほんな日々

チョコ餅

2012-08-25 15:02:16 | 食べ物とか



トリュフチョコみたいなこれは、チョコ餅。

数日前、新聞にこれが紹介されたのを見た、日本語生徒のママが、

これだけを買いに片道45分かけてノースショアの入り口でやっているファーマーズマーケットに行った。

食べ物のためならどこまでも!(本人談)

日本語クラスの後で、一緒に行こうと誘われたけれど、もう4時で、

夕食の支度があったので行かなかった。


そうしたら、行ってきたその足で、わざわざ届けてくれたのだった。

ありがたやー。


MOCHI は、ハワイで通じる日本語の一つ。


これは大福のような餅ではなくて、羽二重餅に近く、ふんわり柔らかくて軽い。

チョコレートを羽二重餅に混ぜてトリュフのようにしてあるのと(中からトロリとチョコが出てくる)

白い羽二重餅にピーナツバター(ピーナツを荒く刻んだものが入っていて歯ごたえがいい)をサンドしたもの。

甘すぎず、軽くて、いくらでも食べられそう。


餅が、ハワイに来て、ハワイ風に進化して、MOCHI という新たな食べ物になっている。

毎週土曜日の午前中に、アラモアナショッピングセンターの駐車場で開催されるマーケットで、これが買えるらしい。








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検診体験とマーメイドバー

2012-08-24 16:41:22 | 日記
医療保険でカバーされる、女性疾患検診をしてきた。

クリニックは、アラモアナショッピングセンターの隣りのビルにある。

その名も「アラモアナビル」には、たくさんの医療機関が入っており、レントゲンを撮るにも、

マンモグラフィをやるにも、1箇所で済むので便利。

そうでないと、レントゲンを撮るために全然違う場所に行かなければならない。



我が家からアラモアナまでは、30分ほどだが、余裕をみて予約時間の45分前に家を出た。

にもかかわらず、まさかの駐車スペース探しに手間取り、5分遅れ。

午前10時過ぎで、アラモアナショッピングセンターの、あのだだっぴろい駐車場が、ほぼ埋まっているかの状態。

予約5分前に電話を入れ、数分遅れると伝えた。

そうしないとキャンセルになってしまうし、キャンセル料の25ドルを支払わなければならなくなるのだ。

平日の午前で、どうしてこんなに混んでいるんだろう・・



個室で、紙でできた上下別の衣装に着替え、少し高めのベッドに仰向けになって、胸の触診。

そのあとは、子宮頸ガンの検査。

日本のような、患者と医者を隔てるカーテンはない。

カーテンがあるほうが、ずっと恥ずかしい感じがするんだけど。

検診は保険でカバーされているので無料だが、 コーペイ と言って、医者の問診料というのはかかって、これが1回15ドル。

実際は、なにか異常はないですかとか、そんな程度の話でも、それはコーペイになるらしい。



胸のマンモグラフィは、同じ建物の別の場所で受ける。

ここもとてもきれいな場所で、受付は日系と思われる女性が、日本語と英語を混ぜて話す。

ブティックの試着室のような小部屋でピンクのローブに着替えると、

見るからに陽気そうな元気な女性が、問診のあとで胸の写真を撮ってくれた。


ここはコーペイなし。




全部が終わると、ちょうどお昼だったので、ニーマンマーカスというデパートの中にある、

「MARMEID BAR」でランチを食べた。

先週、日本から遊びにきていた友人が、たまたまこの店を見つけて「すごくよかった!」と言っていたのを思い出したからなのだが、

確かにここはデパートの中にあって静かだし、大きな窓からはアラモアナの海が見える。

窓際のカウンター椅子に座ると、正面に海と公園の景色が広がる。


TODAY'S SAMPLER というメニューをオーダー。

一皿に、トーストしたパンで作ったサンドウィッチ一つと、あたたかいミネストローネスープ、

マウイチップ(かりっかりのポテトチップス)、ピクルス、フルーツ盛り合わせがついてくる。

これで11ドル。

飲み物はカプチーノにした。


普通のサンドウィッチを頼むと、大抵サンドウィッチが2つ付いてくる。

それだと一人じゃ多すぎで食べきれないので、こういう小さいサイズがあると助かるのだ。


イリーのコーヒーで作ったカプチーノは、濃くて柔らかくて、とてもとても美味しかった。

冷房の効いた部屋で飲むのに、カプチーノはちょうどいい。

表面の泡が、コーヒーの温度を守ってくれる。



今度友達が日本から来たら、一緒にココに来よう。

ここは恋人や夫婦よりも、女同士でおしゃべりをしに来るのがいい。









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最長のバカンス

2012-08-24 07:54:28 | 日記
夫の両親の友人夫婦が、奥さんのリタイヤメントを機会にクルージングに行くという。

パーティで会った時、買ったばかりのクルーザーの姿を見せてくれた。

ピッカピカで、中は木目でそろえられた、素敵な船。

今はこの船は、フロリダにあって、来週船出をするのだという。

で、どのぐらい行ってくるの?と気軽に聞いたところ



「うーん、予定は3年だけど、わかんないなあ。それ以上かも」




さ、3年?

3年も世界の海をクルーズしてるってわけ?

3年っていったら、1歳の子が4歳になるまでだよ?(あたりまえ)

旦那さんのほうは、もう数年前に早々リタイアしたので、仕事に縛られることはないにしても、

私が聞いた中で最高の長いバカンスだ。



自宅は、人に貸してゆく。

「あとはもう年老いてゆくだけだし、元気なうちにやりたいことやっておかなくちゃねー」

愉しむことに関して、コチラの人は貪欲だ。







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ハニー

2012-08-23 10:11:12 | 日記
異文化の中で生活していると、問題なく適応できるものと、いつまでも違和感が残るものと分かれる。

ハグや、毎日言い合う「アイラブユ~」などは、もともと暑苦しいのが大好きな私には、一瞬で慣れた。

パーティ三昧や、おおらかな人たち、食べ物なども、それなりに楽しめるようになってきた。


どうしてもドキっとするもの。

それは夫婦や恋人同士で言い合う 「ハニー という呼称。

友人夫婦や、夫の両親は、かなり頻繁に、しかも自然に「ハニー」と呼び合う。

あとには必ずハートが付く、ハニーだ。



「ハニー、それを取ってくれる?」

「○○(名前)、ハニー?そこにいるの?」

「おはよう、ハニー、よく眠れたかい?」



ハニーという言葉が出るたびに、私はお尻のあたりがムズムズする。

その言葉だけが、ザルの目から落ちないもののように、いつまでも耳に残る。

日本語にあてはめるには無理があるが、あえて言うなら、夫のことを「あなた」と呼ぶに近いのだろうか。

私の知り合いで、夫を「あなた」と呼ぶ人を知らないし、夫を苗字で呼ぶ人にも会ったことがない。

たぶん、そういう人と出会ったら、私は同じようにムズムズするかもしれない。






何歳になっても、男と女。

私はそれが好きで、ガイジンと結婚したようなものなのだが、

六十代も後半の、夫の両親が、ハニーと呼び合い、出かけるといってはキス、帰ってきてキス、

2台の車に分かれて乗るだけでキス、という日常を目のあたりにすると、

私は見なくていいものを見てしまったような気持ちになってしまうのは、私が骨の髄まで日本人だからだろうか。



夫とは、男と女じゃないほうが楽だと、日本人の友人達の何人かは言う。

彼らには子供がおり、子供の父親、子供の母親役でいるほうが気楽なのだという。

そろそろ子供も家を出るような年齢になってきて、「二人きりになったときのことを思うとゾッとする」、のだそうだ。

その気楽さも、わからないではないけれど、

子供がいない夫婦は、ずっと夫役、妻役をするしかない。

私が最初に結婚した相手とは、10年余も表面は「父と子」、その実は「母と子」のような関係だった。



ガイジンのように愛情表現ベッタベタが苦手な日本人の気質というのは厄介で、

男女が無理なら、昔の私のように擬似親子になったり、友人になったり、きょうだいになったりしながら続けてゆくのかもしれない。




私もいつか自然に「ハニー」と言ってみたい気もするのだが、

言おうとすると、しゃちほこばって言葉がつかえて出てこない。

だから仕方がなく、日本語で「はちみつ」と言う。

「ちみつ」が言えて、なぜ「ニー」が言えないのかわからない。

「ねえ、はちみつ、これどう思う?」

ハニーより断然変だ。あえて反論しない夫も変だ。 

何もそこまでしてハニーにこだわるこたぁない、日本人なんだしと思いつつ、

アメリカ人の暑苦しさを極めてみたい気持ちも、まだあるのである。







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おもかげセイディ

2012-08-23 10:01:20 | 日記
隣家の留守に、ドッグシッターをした話を書いたが(参照記事はコチラ

昨日、そのお礼と言ってカードとギフトカードを持ってきてくれた。


そのカードの表紙にある写真を見て、「これがあのセイディ??」と目を疑った。





なにこれ!!

ものすごいかわいいパピーじゃないの。

ぬいぐるみみたい。





今、コレだから。




これが、




こうだから。(しつこい)




パピーの頃のセイディを見たかったなァ、生で。

飼い主は「彼女はまだパピーなの♪」と言い張るが、もうパピーじゃないよなぁ。

こうやって昔の写真でカードを作るってことは、飼い主も気づいているんじゃないかしら。

昔は可愛かった、って・・・・

だけど、セイディはちょっと間抜けだけど文句なしに今でも可愛い。






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