Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

川上神社(2018年4月30日参拝)

2018年06月04日 | 神社
今年のゴールデンウィークは何処に行こうか思案の結果、
百名山の一座で四国で二番目に高い剣山があるので、
白山へ向けての体力作りと練習を兼ねて、
剣山に登拝することにした。


毎年白山に登るといいながらも、
膝の靭帯損傷や天候不順で4年間登山出来ていない。

去年は山の麓まで行ったんですけど、
当日の朝は雨が降って無念の断念したんですよね。(泣)

今年こそ白山に登山しないと、
行く行く詐欺になっちゃうよ。(^^;


朝5時半に自宅を出発し、高速を順調に走り徳島入り。




徳島市から一般道の438号線に入ると快適さと無縁の走りに。

細いクネクネとした山道をひたすら走ることになります。(^^;

徳島の山道はたいがいしんどいと思っていたけど、
予想を超えるハードな道のり。

剣山までまだまだ遠いからこれは先が思いやられます。(^^;


自宅を出発して約3時間。
438号線に入って40キロ程走ったでしょうか。

すんげー山奥の峠を走っていると、
10体以上の人形が見えた。




思わずギョッとする光景。

思わず車を停めて捜索したのは言うまでも無い。


【神山シャングリラ園】


シャングリラ園という施設みたいっす。




人間の他にもバケモノの人形もありますね。(^^;



朝が早いからか閉まっていましたが、
キャンプが出来たりピザが食べるみたいっす。


【風景】


思えば遠くへみのもんた。

頑張って走って行こう。


神山シャングリラ園から約15キロほど酷道438号線を走ると、
道路沿いに神社好きにはたまらない雰囲気の神社発見。

先を急ぐ旅であったが、これは寄り道をするしかあるまい。

寄り道によって素晴らしい神社仏閣に出会うこともありますからね。


所在地:徳島県美馬市木屋平字川上198
御祭神:天御中主命
創建:永享8年(1436)


【由緒】
川上神社はもと随林山清水寺と称し、
神仏混交の寺であったという。

延宝3年(1675)に境内に鎮座していた神社と分離し、
妙見神社(妙見宮)と改称された。

その際に清水寺本堂を新たに建て、
以後妙見堂と呼ばれるようになった。

妙見の由来は妙見大菩薩が祀られていたからである。

清水寺の由来は寺の東側に清水が、
こんこんと湧く泉があったからとされる。

明治3年(1870)妙見神社から川上神社へ改称された。


【全景】


神社から醸し出される雰囲気は素晴らしいでしょ。

これを見たら急遽参拝しますよね。


【バス停】


バス停の名前は妙見神社。

ははーん、この神社の名前が分かりました。

車は神社の前や横らへんに置いて問題ありません。


【鳥居】


実に渋い鳥居です。

扁額を見ると川上神社となっている。

てっきり妙見神社だと思ったのに。

これは途中で名前が変わったのかも知れません。




私が好きなダークブラウンに黒の木目がたまりません。




よく見ると腐食防止の為に焼き目を入れてますね。


【狛犬】



【拝殿】




お寺のお堂の雰囲気がありますね。

入母屋造の拝殿は外陣と内陣を擁し、
仏教の影響があるみたいです。


【天井画】



【彫刻】



【境内社】




本殿を見ようと裏手に回ると境内社が鎮座してました。


【天照大神】


何とか天照大神と読めました。


【境内社】


詳細は不明です。


【布袋尊】


何故か布袋尊の小さな像が安置されていました。


【小皿】


皿に描かれているのは御祭神であり、
造化三神の一柱である天御中主命なのかな。


【本殿】


享保19年(1734)に再建されたもの。


【境内社】



【妙見堂】


神社の隣りに異質な雰囲気があるお堂がある。

川上神社の境内社かなぁと思ったが、
そういう雰囲気はまるで感じることは無く、
川上神社とは別の神社、というよりお寺のお堂に感じる。

これは神宮寺なのかな。

帰宅してから旧木屋平村史を調べてみると、
このお堂は昔ここにあった清水寺の本堂だそうで、
いつしか廃寺になり、残ったのは妙見神社のみ。

明治初期に川上神社に変わるまでは、
神社名は妙見神社だったそうです。

だから、バス亭の名前が妙見神社だったのね。

これで謎が解けました。(^^


妙見堂には阿弥陀如来、薬師如来や廃寺になった諸仏等が、
堂内に安置されているそうです。


これにて川上神社の参拝終了。

歴史を調べるととても興味深い神社でしたね。

これだから神社仏閣巡りは面白いんですよ。(^^


御朱印は無いと思います。