Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

冨士御室浅間神社(2018年6月16日参拝)

2018年08月01日 | 神社
次に参拝するのが河口湖の湖畔に鎮座する冨士御室浅間神社里宮。

こちらは武田信玄公安産祈願所だった由緒ある神社で、
参拝するのを楽しみにしていたものです。

ちなみに本宮の奥宮は富士山の二合目に鎮座していますが、
今回は時間の都合上、残念ながら回避です。




湖畔に大型の無料駐車場があります。

いざ参拝開始。



所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町勝山3951
御祭神:木花咲耶姫命
創建:文武天皇3年(699)
社格:別表神社、県社


【由緒】
文武天皇3年(699)に藤原義忠によって、
霊山富士二合目に奉斉されたと伝えられる。

その後、和銅元年(708)に祭場の形を造り、
養老4年(720)、大同2年(807)に雨屋、社殿を創建された。

富士山の噴火の為、社殿は焼失したが、その後、しばしば再興、増設。

社名の御室はかつて祭祀を石柱をめぐらせた中で、
執り行っていたことによるものである。

天徳2年(958)には村上天皇により、
氏子の祭祀の利便の為河口湖の南岸に里宮が創建された。

中世には修験道、近世には富士講と結びついて発展した。

特に戦国時代には甲斐武田家三代に渡り崇敬を受け、
武田信玄公直筆の安産祈願文を始め、多数の古文書が今も保管されている。

現在の本殿は慶長17年(1612)に徳川家の家臣の、
鳥居成次によって建てられたものである。

昭和48年(1973)に富士山二合目から里宮に移築された。

平成23年2月、二合目本宮境内地、
並びに里宮境内地が史跡富士山に指定される。


【西鳥居】



【参道】




社殿を横目に見ながら歩いて行く。




参道は砂利やコンクリートでは無く、
足元に優しいウッドチップです。

初めてウッドチップを歩きましたが、
クッションが利いて柔らかいといった感触。

ガラスの足と言われる競走馬の坂路を使ったトレーニングでも、
ウッドチップが使用されています。


【大鳥居】


二、三百メートル歩いて到着。

何故、あのウッドチップの参道をわざわざ歩かせたのか理解した。

神社はきちんと正参道から参りましょう、
ということなんでしょう。

駐車場の場所の都合上、こうせざるを得ないのね。


【狛犬】



【案内板】



【参道】



【境内社】


参道横にお寺があるので後で参拝することにしよう。


【参道】



【神門】


神門向かって右側にも無料駐車場がありました。

ここに停めたらすぐ近くに社殿があるので楽チンです。


【里宮拝殿】




決して大きい拝殿ではないけれど、
凛々しくカッコいい。




まずはお参り。

天気は余り良くないけど清々しい気持ちになれました。


【狛犬】



【本殿】



【境内社】










本殿を守るかのように裏手には境内社が幾つか。


【稲荷社】







【石柱】


御屋形様、
数百年の時を経てお参りができましたぞ。(^^


【歴史民俗資料館】



【神輿舎】



【石像】



【百福の龍宝珠】





【本宮拝殿】


本来なら富士山の二合目にあるべき本殿ですが、
厳しい環境では永久保存が無理な為、里宮に降ろされたそうです。




修験道の名残りで天狗のお面が飾られていました。

本殿は重要文化財。


【狛犬】



【境内社】



【御神馬・馬頭観音菩薩】



【神使の撫牛】



【石柱】



【御朱印】




二体の御朱印がいただけました。