Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

無戸室浅間神社<船津胎内神社>(2018年6月17日参拝)

2018年08月15日 | 神社


ホテルをチェックアウトし山中湖を少し散策。

昨日は全く見えなかったけど、
山中湖は大きいの~。(^^


【富士山】


次の参拝地に向かっている途中で富士山が少し見えた。

チラ見せですぐに雲に隠れてしまった。

もっとハッキリと見せてくれ~。(懇願)


さて、本日最初の参拝は船津胎内神社です。

昨日のリベンジです。

しかし、相変わらずナビは住所や電話番号、名前を入れても、
全くヒットしない。

船津胎内神社がある河口湖フィールドセンターを、
ナビに入力してもヒットしない。

仕方ないので地図を見て近くにある、
富士すばるランドをナビに入力するとヒット。

近くまで行けば辿り着けるだろうということで、
車を走らせると何とか船津胎内神社に到着。

到着した時はホッとしたよ。

ここは絶対に外せない神社なので、
もし参拝出来なければ激しく後悔していただろう。



所在地:山梨県南都留郡富士河口湖町船津6603
御祭神:木花咲耶姫命
創建:不明



【由緒】
17世紀の初め頃、富士講の開祖角行が富士登拝を行った際、
船津胎内樹型に含まれる溶岩樹型のひとつを発見し、
その内部に浅間大神を祀ったのが創始とされています。

延宝元年(1673)には角行の後継の信者が富士登拝の折、
現在の船津胎内樹型の中でも最も大規模な溶岩樹型を発見。

浅間明神誕生の清地として改めて浅間大神を勧請しました。

江戸末期の錦絵富士山胎内巡之図でも、
最奥部の室で溶岩から滴り落ちる雫を、
妊婦の為に持ち帰ろうとする姿が描かれ、
胎内巡りの洞穴として知られるようになり、
富士講中の登拝の際、潔斎して洞内くぐりをし、
息災を祈願を行う地となりました。

信仰の対象となっている溶岩樹型の船津胎内樹型は、
船津胎内樹型を木花咲耶姫命が出産した場所の無戸室と称して祀り、
安産、子授けの御利益があるとされています。



【鳥居】




神社がある河口湖フィールドセンターは、
キャンプや約200個もの溶岩樹型洞穴群を見ながら森を散策等、
自然を堪能出来る施設のようです。

車は十数台停めれる無料駐車場がありました。


【石仏】



【船津胎内樹型】





【河口湖フィールドセンター】


鳥居右横にある受付で拝観料200円を支払います。

この時に何処から来たのかアンケートがあり、
胎内の説明もありました。


【拝殿】


拝殿で参拝だけなら無料です。


【溶岩樹型洞穴】


入口。

もうここからワクワクしてたまりません。(^^

本当に楽しみ。

全長68メートルあるらしい。


【壁面】




溶岩の再溶融による模様はまるであばら骨のように見えます。

他にも体内を連想させる奇妙な溶岩の造形が見れることから、
胎内神社とも呼ばれているそうです。


【母の胎内】


まずは入口から入って右側に進むと母の胎内ゾーンへ。






ライトが照らされ暗くはありません。




この辺りから狭くなり半腰の状態でも進めません。






もうここは這って行きたい所だけど、
膝当てが無いと膝が痛いしGパンが汚れる。

仕方なくウ〇コ座りの状態で進む。

これがまた結構膝にきて苦しい。(^^;




フラッシュ撮影したらこんな感じ。




ここも狭い穴をくぐる必要がありでつらい。(泣)




上に穴がありましたが進む気にならず華麗にスルー。

入口から20メートル程進んで最奥に到着。


【木花咲耶姫命像】




富士講の方々が奉納した御祭神です。


【母の胎内】


お参り後、またあの細い洞穴を戻ることになります。


【父の胎内】


この穴が超狭くて頭を打った。(泣)


【子育観音像】




父の胎内には子育観音が祀られていました。


【父の胎内】




こんな所を進むのだからたまらない。(^^;






ちょっと広い場所で休憩。

膝の負担が大。




天井には骨のような模様が見えた。


【出口】


入口から出口まで12、3分といったところだが、
ふぅ~やっと出れたと安堵。(^^


【御朱印】


書置きのみの対応です。

墨は印刷でした。


【感想】
洞穴に入るという、
滅多にない経験が出来て大変面白かったです。

這っていくのが一番楽なんで、
膝当てと手袋があれば完璧な装備ですが、
無ければ汚れることは覚悟してください。

汚れるのが嫌であればウ〇コ座りの状態で進むハメになり、
膝と腰に相当負担がかかります。

膝が悪い人や50歳代以上はしんどいと思う。

だからここは若い内に行け!(笑)