Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

佐吉大仏<大仏寺>(2020年1月11日参拝)

2020年07月19日 | 仏閣
本日最後の参拝となるのが佐吉大仏として親しまれる大仏寺へ。

正直、佐吉大仏の由来となった永田佐吉翁のことは全く知らない。
どういう人物であったのだろうか。

岐阜県では有名な人物らしい。

お寺には10台以上停めれる無料駐車場がありました。


所在地:岐阜県羽島市竹鼻町209
宗派:単立
御本尊:釈迦如来
創建:昭和37年(1962)
開基:永田佐吉翁


【永田佐吉翁】
元禄14年(1701)美濃国羽栗郡竹ヶ鼻上鍋屋町で生まれた。
幼くして父母を亡くし、名古屋に出て紙商のもとで奉公したのち帰郷し、
綿の仲買を行ったが勤勉実直な仕事振りで人々の信頼を得て成功をおさめた。

私費を投じて橋を修理し、道標を建設する等、
私利私欲を捨て郷里に尽くし仏佐吉と呼ばれた。

母への孝行ぶりも有名であり、母の身体を心配した佐吉は、
母に代わって6年、東国や西国の霊場を巡り母の無事を祈願。

旅の途中、佐吉は重病にかかりましたが神仏に参って回復。
このことを家に帰ってから母に報告すると、それは仏の加護であり、
お礼に大仏を建立し報謝するよう言われ佐吉は大仏建立を決意。

佐吉は江戸の鋳物師に建造を依頼したが大仏は移送の途中、
遠州灘で台風の為に海に沈んでしまい、再度、鋳造されたのが現在の佐吉大仏です。


【佐吉堂】


結構立派な建物です。

これが本堂にあたる佐吉堂です。


【地蔵堂】





【佐吉大仏】


拝観料無料で堂内に入れました。

天井が高くて広い堂内には佐吉大仏と、
露座で祀られていた時代の写真、佐吉翁に関する資料等が展示されています。






なかなか立派な大仏さんです。

東大阪市の石切神社の参道筋にある石切大佛よりは小さいかな。

でも、参拝した時は知らなかったけど、
希望すれば背中から胎内に入れるようです。

入ってみたかったな。


【佐吉像】


佐吉翁の御子孫の方に丁寧に説明していただき、
佐吉翁のことを詳しく知ることが出来ました。

大変高貴な人格の方だけあって、
生きる仏と尊敬されるだけありますね。


【御朱印】


書置き対応で200円でした。


【岐阜羽島駅】


さて、こだまで帰るとしよう。

岐阜も個性豊かな神社仏閣が多いようで、
また近々に訪れます。