Gomaler's~神社仏閣巡り~癒しを求めてⅢ

主に関西の神社仏閣巡りと御朱印が趣味です。
生きた証として好き勝手に書いております。(笑)

神光寺(2018年5月1日参拝)

2018年06月15日 | 仏閣
祖谷から約90キロを1時間半かけて、
名西郡神山町に鎮座する天岩戸立岩神社へ向かうと、
とんでもない山道の酷道で、時間も3時間かかるので回避。

次に参拝予定だった一宮へ向かっている途中、
神光寺ののぼり藤という看板を発見。

のぼり藤がどんなものか好奇心がわいたので、
急遽参拝することにした。



この地域は神山町鬼籠野という鬼が付くい地名で、
全国にも鬼という地名が現在でも結構残っています。

何故、恐れられた鬼という地名を古の人々は付けたのだろう。

鬼籠野という何とも奇妙で興味をそそる地名は、
往昔この地で里人を苦しめていた悪鬼を退治する為、
天児屋根命の末孫藤原某が祈祷をしたところ、
六神降臨して神力によって悪鬼を谷へ追いこめ退治、
鬼籠野と称したとする伝承があるそうです。


所在地:徳島県名西郡神山町鬼籠野字喜来435
宗派:高野山真言宗
御本尊:阿弥陀如来
創建:不明


【境内・駐車場】


21号線から超絶細い畦道を少し進むとお寺に到着。

普段は滅多に通らない道だと思うけど、
藤が満開の時は藤目当ての観光客の車も多いようです。

もし、途中で対向車が来たら確実に泣きます。(^^;


【寺号石標】


神光寺には山門はありません。

山号は鬼飯山。

鬼が飯を食っていた山かぁ。
って、そんな訳ないか。(^^;


【本堂】




御不在で本堂は開いていませんでしたが、
ガラス越しに見れたので良かったです。


【のぼり藤】


完全終了のお知らせ。

去年だったらまだ間に合ったのに、
今年は4月20日頃満開だったようだ。(^^;


【石仏】



【修行大師】



【サツキ】


これにて参拝終了。

御朱印は調べた限り無さそうです。

祖谷小便小僧~祖谷川地蔵尊(2018年5月1日参拝)

2018年06月14日 | 仏閣
ホテル祖谷温泉から350メートル程で、
超有名な小便小僧の像を発見。

慌てて路肩に車を停めて撮影開始。

既に数人の観光客が撮影していた。

車は2台程停めれますね。


【小便小僧】




よくこんな高い所に設置したよな。

これはここに設置したアイデア勝ちです。(^^




お賽銭よろしく下には一円玉がたくさん。

いや、小便小僧はお地蔵さんでも仏様でも無いから~。

御利益はありませんよ。(苦笑)


【酷道】


小便小僧から32号線をひた走ります。

こういう道を約3キロ走ると展望台発見。


【祖谷渓】


南日浦展望台から見た風景。


【酷道】


展望台から2、3キロ走ったでしょうか。

右手に地蔵堂を発見。

路肩に車を停めて参拝。


【祖谷川地蔵尊】


向かって右手に大きな石仏があります。


【交通安全祖谷川地蔵尊】


32号線を推測するに、
この道路を造ったり走ったりしてると、
何人も死者を出したのでしょう。

だからこの交通安全を祈願して、
地蔵尊を祀ったのでしょうね。

この大きな石仏を見ると何人というレベルでは無さそう。


【六体地蔵】



【地蔵堂】


隣りの地蔵堂の中に入る事が出来ました。






かなりの数のお地蔵さんと仏様が祀られていました。

これを見るとやはりこの道路沿いで亡くなられた方の遺族が、
亡き方を慰める為に祀られたものでしょう。


【酷道】


地蔵堂の前には階段があり下に行けます。


【祖谷川】






なんという綺麗な川。




物凄いエメラルドグリーンです。

夏だったら確実に泳いでいるな。(^^


さて、これから神社仏閣開始です。

日本三大秘湯 ホテル祖谷温泉(2018年5月1日入湯)

2018年06月13日 | 旅行・その他
ホテルで朝風呂とバイキングの朝食を堪能しチェックアウト。

いつもなら朝一から神社仏閣巡りなんですが、
今日は違います。


日本三大秘湯はどこの温泉なのかご存知だろうか。

北海道のニセコ薬師温泉と青森県の谷地温泉と、
今から行く祖谷温泉です。

私は知りませんでした。(笑)


祖谷温泉はケーブルカーでわざわざ祖谷渓の谷底に下りて行き、
川沿いに造られた露天風呂に入りにいくのです。

ケーブルカーが非常にウケたらしく、
とんでもない秘境の場所にある一軒家の温泉宿にも関わらず、
海外からの観光客も大勢訪れる秘湯です。

まさに祖谷に来たのなら行かなければならない温泉です。

楽しみや。(^^


【鯉のぼり】


ホテルから近くの道の駅大歩危の駐車場から見たもの。

これだけあると壮観ですね。(^^




吉野川はめちゃくちゃ綺麗な川でした。

水に不純物が少ないから、
これだけ綺麗なんだそうです。




45号線から32号線を走りお宿を目指す。

この32号線が思ってた以上に曲者の道で、
対向車が来たらヤバい酷道でした。(^^;

結構対向車も来るし、
お宿までの大型バスまで走っているからたまらん。(泣)

離合する場所があるとはいえ、
かなり神経を使う酷道ですね。


【ホテル祖谷温泉】


駐車場に車を停めて入湯料1700円を支払い、
ケーブルカー乗り場へ。


所在地:徳島県三好市池田町松尾松本367-28
入湯料:1700円


【風景】


雄大な景色が最高です。

ケーブルカー乗り場には小鳥のエサ場があり、
小さな小鳥が来ていました。

エサはひまわりの種で、中国人の従業員は生で食べるとか。(^^;


ケーブルカーを管理しているおじさんはとても良い人でした。(^^


【ケーブルカー】


何という急なケーブルカーやねん。

これを見るとまさに谷底に露天風呂がある事が分かりますね。




下から登ってきました。

もうすぐ乗車です。




絶賛貸し切り。(^^




セルフで発車ボタンを押して下へ。

朝の8時半だと客はほとんどいませんが、
昼ぐらいになるといっぱい来るそうです。






スピードはさすがにゆっくりです。



お暇は方は動画をご覧ください。




終着駅(?)が見えてきました。




おー、あんな所に橋がある。

後で渡ってみよう。




到着。




階段で下へ降りていきます。


【祖谷川】


この透明感に、このエメラルドグリーン。

めちゃくちゃ綺麗で感動するレベルです。


早速入湯。



先客も居たし写真撮影NGなので動画をご覧ください。




これぞ秘湯といった風情。

天気も良いし素晴らしい渓谷を見ながらの露天風呂は最高ですね。(^^

四国では珍しい温泉かけ流しのアルカリ性単純硫黄温泉。

シュワシュワとした炭酸も感じました。

お湯は38℃で超ぬるめで、温度的には物足りない。

ぬるいからいつまでも入っていられるけど、
いつまで経っても身体が温もらない感じ。

冬と春秋の寒い日だと風邪を引くかも。(^^;

正直なところ加温して40℃ぐらいだったら最高なんだが。

そうじゃないといつまでも風呂に長湯してしまうので、
混んでいる時とかは隙間もないほど人で溢れる芋洗い状態かも。

知らないヤローどもとは離れて入りたいですからね。

可愛い女の子だったら密着して入りたいけど。(笑)


結局、私にしては長湯の40分程温泉に入っていました。


【ケーブル駅・露天風呂施設】


風呂上りに休憩がてら散策。


【祖谷川】






都会の疲れを癒すには最高です。

夏だったら川で泳ぎたくなりますね。(^^




テラスの先は無念の通行止め。




そういう訳でこの橋を渡ることが出来ませんでした。

無念じゃ。


【ケーブルカーレール】


凄い角度でしょ!

ある方の報告によるとケーブルカーが故障して、
下から上までレール横の階段を歩いて登るハメになったそうだ。

幅が狭く急な階段を30分もかけて登ったようで、
死の恐怖も感じたとか。(^^;

滅多に故障はしないそうだけど、
こういう事もあるみたいです。


憧れの秘湯に入れて本当に良かったです。

ケーブルカーでわざわざ下に下りていくなんて面白いし、
世界でもほとんど無いと言っても過言では無いですね。

ケーブルカー料金込みと考えて、
入湯料1700円は決して高くありません。

むしろ安いぐらいと感じました。

大満足です。

祖谷のかずら橋(2018年4月30日渡橋)

2018年06月12日 | 旅行・その他
奥祖谷の二重かずら橋は本当に凄かった。

あれは怖かったけど楽しめる不思議な橋でした。

そんなかずら橋がもう一ヵ所あります。

それが祖谷のかずら橋です。

国指定重要有形民俗文化財であり、
こちらの方が有名なかずら橋ですね。

二重かずら橋から約30キロ程に、
次の祖谷のかずら橋があり勿論行きますが、
その前に恒例の寄り道です。

約2キロ先に守り尊を祀るお堂があるということで、
車を走らせてみたが、それらしいお堂は見つけられず。

時間を無駄にしました。(^^;


【天空の村・かかしの里】


二重かずら橋から数キロほど439号線を走っていると、
突然かかしが出てきてビックリした。(^^;

このようなかかしが沢山あって、
かかしの里と呼ばれる限界集落です。


【かずら橋夢舞台駐車場】


駐車場は大型観光施設のかずら橋夢舞台が分かりやすいです。

駐車場代は普通車で510円でしたが、
道の反対側にある駐車場が300円。

それに気付いたのは510円の駐車場に入った後。
かなり悔しかったな。(泣)

今日もかなりの台数の車が停まっており、
大型観光バスもいっぱい来てました。

ここの人気振りが良く分かります。




大型の土産物や食事スペースがあり、
ちょっとしたギャラリーもありました。


【鮎・あめご塩焼き】




かずら橋に行く途中にあったお店の店頭に、
こんなモノを見せられたら買っちゃうよね。




あめご塩焼き600円也。

普通はあまごと呼びますが、
この辺りではあめごと呼ぶようです。




軽く腹ごしらえをして入口に到着。

この辺りにも駐車場があり450円でした。

安いし近いやん。(^^



所在地:三好市西祖谷山村善徳162-2
入場料金:550円


【かずら橋】




橋の上から見たかずら橋。

かなりの人が渡っていますね。




かずら橋の手前に下りて行くと、
橋を渡る人で渋滞中。(^^;




重さ5トンものシラクチカズラを使ってるそうです。




入場料金550円を支払っていよいよ橋を渡ります。

大型観光バスが停められない二重かずら橋と違って、
こちらは観光客がいっぱい。






二重かずら橋と同じく隙間だらけなので、
うわてどりを持ち、足場を確認して慎重に歩いて行く。




撮影する時はくれぐれも落とさないようにね。




やっぱりこえー。(^^;

でも楽しい。(^^


ちなみに前にいた人はフランス人でした。

よくこんな所まで観光に来るもんだね。






5、6分で橋を渡りきりました。

二重かずら橋と違って一方通行で往復は出来ませんでした。


【祖谷川】



これにて祖谷のかずら橋の観光終了。

たった一本の橋によって、
これだけの観光客が来て一大観光産業となっている。

大型駐車場と観光施設が出来たおかげで、
秘境の雰囲気は無くなっています。

観光の目玉として祖谷のかずら橋は存在感を放っていますが、
余りにも観光客が多い為、秘境の雰囲気を感じたい人は、
ガッカリするかも知れませんね。

個人的にはこちらのかずら橋より、
二重かずら橋の方を圧倒的にお勧めします。


【風景】


ホテルが大歩危を目指し32号線を走る。

ひたすらこんな感じです。


【水車】






凄く良い雰囲気の店構えの祖谷そば もみじ亭という
蕎麦屋さんにあった水車。

ノスタルジックを感じて胸キュンです。(笑)


【サンリバー大歩危】


本日のお宿。


【吉野川】


ホテルの横を流れる吉野川の美しさといったら。


【風景】


はぁ、癒される~。(^^


【夕食】






美味しい夕食と身体に優しい温泉に入ったら、
夜空や祖谷かずら橋のライトアップを見に行くことを忘れてた。(^^;

奥祖谷二重かずら橋・野猿(2018年4月30日渡橋)

2018年06月11日 | 旅行・その他
徳島の祖谷で有名なのは小便小僧やケーブルカーで行く露天風呂等、
海外にも知られている有名観光地がありますが、
やはり一番有名なのが、かずら橋ですよね。

ここは一度は訪れたいと赤ちゃんの頃から思っていた所。(笑)

しかし、いかんせん僻地で遠過ぎ。

だけど海外からの観光客は関空からレンタカーを借りて、
わざわざこんな遠くまで訪れるという。(^^;

そんな海外の観光客に比べたら、
私が遠いなんて言ったら怒られますね。


剣山見ノ越第1駐車場から439号線を走りますが、
439号線はヨサクと呼ばれ恐れられる日本でも有数の酷道なんです。

二重かずら橋まで約7キロ、
延々と細いクネクネとした酷道を走ります。

酷道438号線よりもハードで対向車が多い道で、
かなり神経を使い疲れます。(泣)

ただ、438号線と同じく数十メートルおきに離合する場所があるので、
少し安心出来ましたが。

しかし、二重かずら橋までのルートはまだ序の口で、
京柱峠を中心とした徳島と高知にまたがるルートや、
高知の杓子峠辺りが最強らしい。(^^;




そんな酷道439号線を走り到着。

お疲れ自分。(^^

車は439号線沿いの無料駐車場に停めれました。

550円を支払って下に下りて行きます。



所在地:徳島県三好市東祖谷菅生620
入園料金:大人550円、小学生350円


【由来】



【男橋】


かずら橋が見えてきました。

めっちゃ楽しみ。(^^




男橋と女橋の2本のかずら橋があって、
長くて高い場所に架かっているのが男橋です。




橋の下には滝もあって絵になる絶景。






うお~~、これは素晴らしい。

興奮を隠しきれません。

憧れの地に来れて最高です。(^^


【うわてどり】


うわてどりと呼ばれる手すり代わりに捕まって、
ゆっくり進むことになります。


【祖谷川】





【さな木】


これが絶妙な感覚で板と板が開いているんですよね。

一歩一歩下を見ながら確実に板を踏まないと、
踏み外しそうで結構怖いんですよね。

小さい子供だったらヤバイかも。

しかも揺れるので、必死でうわてどりを握っている。

それは私だけでは無く、
橋を渡る人は全て必死に握っている。(^^;

まず初めての人は両手を話して渡る事は不可能だと思う。

それぐらい怖いです。


【男橋】


橋の途中で撮影も必死です。

両手を話せないから片手でスマホやデジカメで撮影するも、
落としそうになる。

橋の上で落としたら隙間だらけなので、
よっぽどのラッキーが無い限り川に落下で終了です。

だから撮影する時は落下には注意してくださいね。






渡りきって横から撮影したもの。


【野猿】




これは人力で渓谷を渡るロープウェイみたいなもので、
オッサン一人で乗るのは恥ずかしいので乗ってません。(^^;

野猿の横には小さなキャンプ場がありました。

キャンプに慣れてない人は川の音で寝れないと思う。


【女橋】






こちらがもう一本のかずら橋です。


【さな木】




女橋は高さが男橋に比べると低いですが、
やっぱり怖い。(^^;


【祖谷川】


女橋から男橋方面を撮影したもの。

必死で撮影してます。(^^;


【男橋】


祖谷川はとても綺麗な川で、
川の水で手を洗うととても気持ち良かったです。(^^




ここから見る風景が最高です。


【女橋】


男橋と高さが全然違うことがお分かりいただけると思う。


【男橋】




次に訪れるのはいつになるか分からない。

もう一生来れないかも知れない。

そう思ったら往復してた。(笑)


【さな木】


やっぱこえー。(^^;


【丸石滝・祖谷川】


川の色がめちゃくちゃ綺麗。

こんな川は日本でも数少ないでしょうね。


二重かずら橋は思ってた以上に怖かったけど、
それ以上に楽しかったです。

世にも奇妙な二重かずら橋。

人生の中で一度は行っておきたい名所です。

剣山下山・両剱神社~三十五社~古剱神社(2018年4月30日参拝)

2018年06月10日 | 神社


行場道は何もかも荒々しい。




こんなルートを下っていきます。(^^;




下ってから上を見たところ。

右上が岩屋の不動があった大きな岩です。


【案内板】


刀掛の松方面へ。


【登山道】


こんな所を下っていくからたまらない。

登りだったら相当きついだろうなぁ。(^^;


【剱山本宮両剱神社】


何やらほったて小屋が見える。

刀掛の松へはこの小屋の前を通ります。






粗末な避難小屋かと思っていたが、
両剱神社ということが判明。


【御神体】




後ろに控える巨石が御神体らしい。


【登山道】


下山なのに登りはしんどい。




右は崖です。

普通に歩いていたら安全です。


【剱山本宮三十五社】




山の神三十五社が御祭神です。


【上臼】


この下を下りて行くと胎内くぐりがあったらしい。

気付かずそのまま進みましたが、
胎内くぐりはやらなくて正解でした。(^^;


【剱山本宮古剱神社】




御祭神:大己貴命

後ろの大きな岩が御神体。


【苔】



【登山道】


ここの登りが一番きつかった。(泣)

登りと一緒の大剣ルートにすれば良かったと後悔したほど。(^^;


【案内板】




リフトの西島駅まで500メートル。


【登山道】


ようやく刀掛の松に到着です。

いや~きつかったわ~。

でも、しんどかったけど充実感というか達成感というか、
きついルートはそういうものを感じますね。


【刀掛の松】


屋島の合戦に敗れた平家が安徳天皇と東祖谷に落ち延び、
安徳天皇が剣山へ登る途中、この場所で休んでいた時、
宝剣を持ち続けている従者に気遣い松の枝に宝剣を掛けたのが由来。


有難いことに松の前に長椅子があったので休憩。

汗をかいたのでアクエリアスが美味すぎた。(^^


【案内図】



【枝折神社】




ここが分岐点になっていて、
真っ直ぐ進むと頂上ヒュッテ、右手に進むと大剣神社へ、
左手に進むと不動の岩屋方面へ続きます。

私は真っ直ぐのルートを下ってくる予定だったんですが。

くれぐれもルート間違いに御注意を。(^^;


【狛犬】



【祠】



【地蔵尊】



【尾根道ルート】



【風景】



【リフト】


片道1030円と少々高めですが楽チンです。






下りは結構怖かったです。(^^;

13時10分駐車場まで下山。

次に四国を訪れる時は石鎚山へ登拝したいと思います。


【団子】


味は好みではありませんでした。(^^;

剣山下山・不動の岩屋(2018年4月30日参拝)

2018年06月09日 | 仏閣


剣山の登山を終え、後は下山するのみ。




初心者は同じルートで下山した方が安心なんだが、
さすがにそれでは面白くないということで違うルートに。


【案内板】


一番簡単な尾根道ルートの予定だったが、
間違えて行場コースに行ってもうた。(^^;


①の分岐で⑨の青いルートの尾根道が楽チンだったものを。(^^;

行場コースは②から④は急な傾斜の下り、
⑥から⑦までがメッチャきつい登りでした。(泣)


【登山道】




こういう傾斜が急な所を下に歩いていきます。(^^;

行きのルートとは大違いです。






こういう倒木の下をくぐっていきますが、
これはこれで楽しい。(^^




この辺りは慎重に下りて行きましょう。






倒木をくぐり抜けて振り返ったところ。


【不動の岩屋】


下山開始から10分程で到着。




雰囲気が出てきました。(^^




細い割れ目にあるようです。




まだ雪が残っていた。(^^;




え?

下が見えない真っ暗な場所に下りて行けと?(^^;

水流の多い滝の音は聞こえる。

この垂直の階段を降りて行けば不動明王が祀られていて、
お参りしたいのはやまやまですが、
片手でスマホを持ってライトを照らすのは危険だし、
この下がどうなっているのか知らなかったので回避。

もし足を滑らせて骨折とかしたら、
単独行動で携帯電話の電波も繋がらないのでヤバいですからね。


とりあえず動画を貼っておきます。




【登山道】


なかなかキツイ下りです。


【不動の岩屋】


少し下りて振り向いたところ。

あんな岩の中に滝があるなんて信じられない。

そりゃ昔の人は何かを感じて祀りますわな。


【おくさり】




剣山では鎖場をおくさりと呼ぶそうで、
この鎖を登ったり下ったりするそうですが、
腕力や経験が無い人は回避するのが無難です。


おくさりの動画も貼っておきます。




さて、まだまだ下山は続くがまた明日。

剣山登山・剣山本宮宝蔵石神社(2018年4月30日登拝)

2018年06月08日 | 神社


大剣神社の参拝を終え、
剣山本宮宝蔵石神社へ登って行きます。


【奇岩】


これはなかなか芸術的でカッコいい岩です。


【御塔石】



【風景】


赤い屋根が大剣神社の社殿です。


【登山道】


頂上のヒュッテが見えてきました。

ここまで来ると到着が近いと感じるので嬉しいですね。




鳥居が見えてきました。


【鳥居】




もうすぐです。(^^


【拝殿・授与所】


ようやく到着です。(^^

大剣神社から15分もかからなかったですね。

登山口からだと休憩、参拝込みで1時間20分でした。

ちょっと休憩と参拝に時間をかけ過ぎたかな。(^^;

でも、剣山は非常に簡単で楽に登れましたね。

嫌いな石段も少ないし、急な登りも少ない。

それに結構景色も見ながら登れるので、
初心者にはとても優しい山ですね。(^^



所在地:徳島県美馬市木屋平字川上カケ1
御祭神:素戔嗚尊、大山祇神、安徳天皇
創建:不明


【授与品】


左下の木製の登頂証明証が欲しかったけど、
千円だったので断念。


【風景】


拝殿前から見た風景。


【祖谷そば】


頂上ヒュッテで地元の食を堪能。

とても美味かったです。(^^

600円也。

さて、腹も満たしたし登拝も完了。

私は登山が趣味では無いので、
頂上や三角点に興味は無いので下山しようと思ったが、
ここから近いし時間もあったので行ってみた。


【宝蔵石】




拝殿裏にある磐座。

危うく見逃すところだった。(^^;


【山頂広場】




意外と広いですね。


【風景】


今日だけはスカッと晴れてほしかったわ。(^^;


【一等三角点】




木道を歩き頂上に到着。




標高1955メートル。


【次郎笈】






これはとても美しい。(^^

あそこに行ってみたいと思ったが、
登山の次に超有名観光地に行くので断念。


【風景】



【木道】



【山頂広場】





【風景】





【御朱印】


さて、御朱印もいただいたし下山しますか。

剣山登山・大剣神社(2018年4月30日登拝)

2018年06月07日 | 神社
【案内板】




西島駅からはルートは3つありますが、
大剣神社に参拝するので、剣道ルートを選択。

さぁ、頑張っていきまっしょい。


【鳥居】



【案内標識】


大剣神社まで620メートル、山頂まで1360メートルです。


【登山道】



【案内標識】


剣山は道を迷うことはないでしょう。


【鳥居】



【案内標識】


山頂まで残り1000メートル。


【風景】





【案内板】


刀掛の松があるらしい。

後で見に行こう。


【大剣神社】


西島駅から約15分で到着。

案外近くて助かります。

如何にも登山者が多い山にある神社ですね。


柱に天地一切の悪縁を断ち、現世最高の良縁を結ぶ、
と書かれている。

それは是非お願いしたいわ。(笑)


【御塔石】


御神体だそうです。


【案内板】


下に90メートル下りて行くと御神水があるらしい。

しかし、まだ登っていかなければならないのに、
90メートルとはいえ下りて、また登ってくるのは怠い。(^^;

そういう訳で回避。


肝心の御朱印はありますが、
奥様らしき人が賽銭箱の横で一生懸命、
お賽銭を数えていたので辞退した。

あーいうのはコソっと参拝者から見えない所で、
数えてくれないかな。(苦笑)


所在地:徳島県三好市東祖谷菅生
御神体:御塔石
創建:不明

剣山登山・劔神社(2018年4月30日登拝)

2018年06月06日 | 神社
円福密寺と並行して鎮座しているのが劔神社です。

登山口が劔神社の拝殿横にあるので、
駐車場からほとんどの登山者は参拝してから登ります。

私も安全祈願の為に参拝しました。



所在地:徳島県三好市東祖谷菅生203
御祭神:安徳天皇、大山祗命、素盞嗚命
創建:不明
社格:郷社


【由緒】
祖谷山開拓の折に大山祗命を鎮祀して祖谷山の総鎮守とした。

寿永4年(1185)源氏との戦に敗れた平家の一門が、
安徳天皇を奉じて祖谷の地にのがれ来たり、
平家再興の祈願の為、安徳天皇の深そぎの御毛と紐劔を、
大山祗命の御社に奉納。

以来劔山と呼ばれ、神社も劔神社と称されるようになった。

一時大劔権現と称されていたが、明治初年劔神社と改称し、
明治3年崇敬大社に列せられ、明治6年郷社になる。


【鳥居】



【石段】


石段で軽くウォーミングアップ。


【拝殿】


登りはリフトを使わず登るので怪我無く登れますように。

早々に参拝を済ませ、いよいよ登山開始です。

劔神社では御朱印はいただけますが、
いただくのを忘れていました。(^^;


【登山口】


9時50分登山開始。

山頂まで4000メートル。

登山が趣味の人だったら楽勝だろうけど、
私は登山が趣味では無く、登拝が目的なんで軽く眩暈が。

出来ればリフトを使って登りたいところだが、
白山登山へのトレーニングなので、
仕方なく徒歩で登るだけなのです。(^^;


【石仏】


風化が激しくてよく分からない仏様です。




こちらは不動明王ですね。


【祠】



【樹林】


天気が予想以上に悪い。

天気予報では晴れだったのに。

やっぱり山の天気は難しい。


【境内社】




神社名、御祭神不明です。




先達合祀者氏名と石標に書かれていたので、
もしかしたら祖霊殿のようなものかも知れません。


【風景】


下に駐車場が見えました。


【トンネル】


リフトの下はトンネルでした。(^^


【リフト】


帰りは乗ります!(笑)


【案内標識】


海抜1500メートル。

登山開始から10分程で到着。

頂上まで2880メートル。

うん?
見の越まで420メートルとなっている。

登山口の案内標識には頂上まで4000メートルと書かれていたのに。




焦らずゆっくり歩みを進めていく。


【登山道】




階段や急登も無く実に登り易いです。

これは有難い。(^^


【倒木】



【登山道】






倒木や大岩を見ながら黙々と登る。


【案内標識】



【登山道】




こういう岩場を歩くと楽しいね。


【風景】



【西島駅】


ようやく建物が見えてきました。

あそこがリフト到着駅の西島駅なのかな。


【剣山頂上ヒュッテ】


山の上に建物が見えます。




剣山頂上ヒュッテらしい。

あそこまで登らなければならないのか。

遠いな。(^^;


【テント】


西島駅から少し下の場所にテン泊されている方がいました。


【風景】


晴れてほしいな。


【登山道】


もうすぐ西島駅です。


【案内標識】


海抜1700メートル。


【西島駅】


10時半に到着。

登山口から約40分程でした。


【風景】


風景を見ながらコーヒーとパンを補給。

美味い。(^^


休憩を終えて大剣神社へ。

続きはまた明日。

剣山登山・剣山円福密寺(2018年4月30日参拝)

2018年06月05日 | 仏閣
とても良かった川上神社の参拝を終え、
目的地の剣山見ノ越第1駐車場へ走る。

しかし酷道438号線はクネクネした山道となり、
対向車が来たらヤバい道になっていく。(泣)

これが見ノ越第1駐車場まで16キロ程、
ひたすら走らなければならないからたまらない。

ただ、対向車は少ないし、、
20メートル間隔ぐらいで離合出来るので助かりました。

離合出来ない酷道を何キロも走った経験があるから、
思ったより楽でした。(^^


【剣山見ノ越第1駐車場】


自宅から約4時間15分で到着。

お疲れ自分。(^^

ここの駐車場は無料で第二駐車場もあって、
結構な台数が停めれます。

しかし、最高に混んでいる時は、
路上駐車が酷いことになるそうです。

トイレを済ませ、いよいよ剣山登山開始ですが、
登山の前に安全祈願を兼ねて円福密寺と劔神社を参拝します。

まずは円福密寺です。


所在地:徳島県三好市東祖谷菅生204見の越
宗派:真言宗醍醐派
御本尊:剣山大権現
創建:不明
開基:行基菩薩


【鳥居】


劔神社の石段の横にお寺があります。

鳥居の扁額は剣山大権現となっており、
修験道のお寺ですね。

剣山は山岳信仰の山として行場があるぐらいだから、
円福密寺が修験道のお寺なのは至極当然のことです。


【不動明王】



【護摩場】



【狛犬】



【倶利伽羅不動明王・役行者】





【修行大師】



【不動明王】



【大師堂】




堂内はこのようにほとんど見えない暗闇でした。


【剣山延命厄除不動尊】



【鐘楼堂】


ファイト一発。


【本堂】




納経所がありましたので御朱印をいただけますが、
残念ながら御不在でした。

川上神社(2018年4月30日参拝)

2018年06月04日 | 神社
今年のゴールデンウィークは何処に行こうか思案の結果、
百名山の一座で四国で二番目に高い剣山があるので、
白山へ向けての体力作りと練習を兼ねて、
剣山に登拝することにした。


毎年白山に登るといいながらも、
膝の靭帯損傷や天候不順で4年間登山出来ていない。

去年は山の麓まで行ったんですけど、
当日の朝は雨が降って無念の断念したんですよね。(泣)

今年こそ白山に登山しないと、
行く行く詐欺になっちゃうよ。(^^;


朝5時半に自宅を出発し、高速を順調に走り徳島入り。




徳島市から一般道の438号線に入ると快適さと無縁の走りに。

細いクネクネとした山道をひたすら走ることになります。(^^;

徳島の山道はたいがいしんどいと思っていたけど、
予想を超えるハードな道のり。

剣山までまだまだ遠いからこれは先が思いやられます。(^^;


自宅を出発して約3時間。
438号線に入って40キロ程走ったでしょうか。

すんげー山奥の峠を走っていると、
10体以上の人形が見えた。




思わずギョッとする光景。

思わず車を停めて捜索したのは言うまでも無い。


【神山シャングリラ園】


シャングリラ園という施設みたいっす。




人間の他にもバケモノの人形もありますね。(^^;



朝が早いからか閉まっていましたが、
キャンプが出来たりピザが食べるみたいっす。


【風景】


思えば遠くへみのもんた。

頑張って走って行こう。


神山シャングリラ園から約15キロほど酷道438号線を走ると、
道路沿いに神社好きにはたまらない雰囲気の神社発見。

先を急ぐ旅であったが、これは寄り道をするしかあるまい。

寄り道によって素晴らしい神社仏閣に出会うこともありますからね。


所在地:徳島県美馬市木屋平字川上198
御祭神:天御中主命
創建:永享8年(1436)


【由緒】
川上神社はもと随林山清水寺と称し、
神仏混交の寺であったという。

延宝3年(1675)に境内に鎮座していた神社と分離し、
妙見神社(妙見宮)と改称された。

その際に清水寺本堂を新たに建て、
以後妙見堂と呼ばれるようになった。

妙見の由来は妙見大菩薩が祀られていたからである。

清水寺の由来は寺の東側に清水が、
こんこんと湧く泉があったからとされる。

明治3年(1870)妙見神社から川上神社へ改称された。


【全景】


神社から醸し出される雰囲気は素晴らしいでしょ。

これを見たら急遽参拝しますよね。


【バス停】


バス停の名前は妙見神社。

ははーん、この神社の名前が分かりました。

車は神社の前や横らへんに置いて問題ありません。


【鳥居】


実に渋い鳥居です。

扁額を見ると川上神社となっている。

てっきり妙見神社だと思ったのに。

これは途中で名前が変わったのかも知れません。




私が好きなダークブラウンに黒の木目がたまりません。




よく見ると腐食防止の為に焼き目を入れてますね。


【狛犬】



【拝殿】




お寺のお堂の雰囲気がありますね。

入母屋造の拝殿は外陣と内陣を擁し、
仏教の影響があるみたいです。


【天井画】



【彫刻】



【境内社】




本殿を見ようと裏手に回ると境内社が鎮座してました。


【天照大神】


何とか天照大神と読めました。


【境内社】


詳細は不明です。


【布袋尊】


何故か布袋尊の小さな像が安置されていました。


【小皿】


皿に描かれているのは御祭神であり、
造化三神の一柱である天御中主命なのかな。


【本殿】


享保19年(1734)に再建されたもの。


【境内社】



【妙見堂】


神社の隣りに異質な雰囲気があるお堂がある。

川上神社の境内社かなぁと思ったが、
そういう雰囲気はまるで感じることは無く、
川上神社とは別の神社、というよりお寺のお堂に感じる。

これは神宮寺なのかな。

帰宅してから旧木屋平村史を調べてみると、
このお堂は昔ここにあった清水寺の本堂だそうで、
いつしか廃寺になり、残ったのは妙見神社のみ。

明治初期に川上神社に変わるまでは、
神社名は妙見神社だったそうです。

だから、バス亭の名前が妙見神社だったのね。

これで謎が解けました。(^^


妙見堂には阿弥陀如来、薬師如来や廃寺になった諸仏等が、
堂内に安置されているそうです。


これにて川上神社の参拝終了。

歴史を調べるととても興味深い神社でしたね。

これだから神社仏閣巡りは面白いんですよ。(^^


御朱印は無いと思います。

石切劔箭神社(2018年4月14日・15日参拝)

2018年06月03日 | 神社
今年の豆撒神事の際に石切神社の崇敬会員に入った。

何故なら会員になるといつでも無料で拝殿に昇殿出来るから。

毎年参拝している石切神社ですが、
拝殿に昇殿したことが一度も無いんですよね。

基本的に御祈祷を受けるか、
崇敬会員なるしか昇殿出来ないので。

いつかは昇殿したいと思ってた日がやってまいりました。

楽しみです。


所在地:大阪府東大阪市上石切町2丁目
御祭神:饒速日尊
創建:伝・神武天皇2年
社格:村社


【絵馬殿】




車は有料駐車場を利用します。

昔は無料だったんですけどね。




いつの日かまた絵馬殿に上がりたいものです。


【参道】



【二の鳥居】


この日もお百度参りしている人が沢山居て、
その人達を映さないようにするのが大変なくらいです。


【拝殿】


とりあえず拝殿前でパンパンとお参りを済ませ、
社務所で崇敬会員証を見せるとタスキを借りて拝殿へ。






拝殿横が昇殿の入口となります。




おー、ここが拝殿内部か~。

昇殿出来て感無量です。(^^


【渡廊下】



【穂積神霊社】






本日はこれにて参拝終了。

実は今日が春期大祭の日だと思っていたのですが、
明日だったということが発覚。(^^;

日にちを間違えた。(泣)

そういう訳で翌日15日も石切神社に参拝することになった。(笑)


【御神木】


翌日の15日は曇り空。

まさか二日連続で石切神社に参拝するとは。(^^;


【大祓所】


先ほどまでここで御湯神楽神事が行われていました。


【神楽殿】




ここはいつも閉まっているイメージ。


【御神酒】


本日も拝殿の昇殿し御祓いをしていただく。

その時にいただいたお下がりです。(^^

崇敬会員が春夏秋の大祭に参拝すると、
このようなお下がりをいただけます。


【穂積殿】


下記の日程で宝物館の公開がありましたので、
無料だったし拝観することにした。

春は4月15日、16日、5月3日~6日、
秋は9月22日~24日、10月21、22日となります。




ガードマンがいる門から入りましたが、
ここに入ったのは初めてです。


【石仏】






よく見るとかなり風化した石仏でした。

へー、石切神社に石仏が祀られているとは知らなかった。


【旧御神木】



【前庭】







【蔵】



【射場】


宝物館は穂積殿をぐるっと周った裏側から、
階段を降りて下に入って行きます。


館内は全て撮影禁止でしたのが残念でしたが、
小狐丸、小烏丸等の刀剣や古い銅鏡、神輿、薙刀等が、
展示されていました。

刀剣は感動するレベルのものでは無かったかな。

肝心の石切丸はお手入れの為に展示されていませんでした。(泣)

秋の公開における石切丸の展示は現時点では未定です。

あと、法通寺址の発掘現場も保存展示してましたね。

法通寺は石切神社の神宮寺で、物部氏一族の穂積氏の氏寺として、
平安時代後期にはその存在が知られていたそうです。


【穂積殿】


真ん中の建物が穂積殿、向かって左側が宝物館となります。


【射場】


奉納神事である古式弓道奉納射は明日なので、
今日は見れませんでした。


これにて二日間にわたる石切神社の参拝終了。

憧れの昇殿も出来たし、初めて宝物館も入ったし、
大変満足しました。(^^


御朱印は今回いただいておりません。

宝泉寺(2018年4月8日参拝)

2018年06月02日 | 北桑西国三十三霊場
本日最後の参拝となるのが宝泉寺というお寺。

ここは平安しだれ桜や仁和寺から移植した御室桜をはじめ、
4月中旬頃に見頃を迎える約20本の桜の木があり、
毎年さくらまつりが開催されているお寺です。

今年は4月14日と15日に開催されますが、
例年より一週間早い開花なので、
ここの桜が満開だと予想したが果たして。


所在地:京都府京都市右京区京北下熊田町東旦15
宗派:古義真言宗御室派
御本尊:十一面観世音菩薩
創建:延文元年(1356)
開基:心蓮上人
札所:北桑西国三十三観音霊場


【縁起】
弘法大師が真言密教の根本道場とされた古刹神護寺は、
荒廃の極みにあって人法共に断絶堂屋ことごとく破滅と云う状況。

文覚上人は直ちに神護寺の再興を発願され勧進僧として歩みますが、
その道、非常に厳しく、都度三度に亘る流罪に処せられます。

しかし後白河上皇や源頼朝の助縁を得て、
神護寺の再興にその半生をかけ成し遂げられたのであります。

この当時、再建された山内に宝泉院と称する塔頭寺院がありましたが、
この寺院こそ文覚上人による当山創建の伝承の源となったお寺であります。

南北朝時代の延文元年(1356)心蓮上人は神護寺の塔頭寺院であった宝泉院を、
下熊田村に移し、十一面観音を秘仏の本尊として、
寺号を宝泉寺と改め開山されました。

以来、宝泉寺が病気平癒に格別の霊験のあるお寺として、
人々の信仰を集めております。


【石垣】


向かって右側が山門、左がまつり会場です。

車は空き地に停めれました。


【山門】


山門手前にも数台分の無料駐車場がありました。


【大慈堂】




阿弥陀堂のことで、内陣は阿弥陀如来が祀られていました。

平成8年(1996)建立されたもの。


【極楽橋】



【庭園】



【護摩堂】




不動明王が祀られていました。


【紅枝垂れ桜】








本堂前の桜が本当に綺麗でした。

もう最高。(^^


【修行大師】



【地蔵尊】



【本堂内陣】


御朱印をお願いすると本堂に上げていただいた。

ありがたや ありがたや


【お砂踏場】





【紅枝垂れ桜】


本堂参拝終了し、本堂前の桜を見納め。

これからすぐ近くのさくらまつり会場へ。


【客殿】



【桜】


客殿前の中庭にも綺麗な桜が咲いていました。


【錦鯉】



【平安しだれ桜】




本堂前より更に立派な桜。

これはまた凄い桜です。(^^

やっぱり今年は例年より一週間早かったので、
満開に近い感じでした。

これだとさくらまつりがある14日までに散ってしまうね。(^^;


【境内】


さぁ、どんどん桜を楽しみますよ~。


【美宝寿観音菩薩】



【ききみみ地蔵】


顏がちょっと怖い。(^^;


【平安しだれ桜】



【観音桜】




これもまた感動するレベルの桜です。(^^

宝泉寺の桜がこんなに凄いとは知らなかったよ。






写真と動画撮りまくりです。


【重紅しだれ桜】









【紅枝垂れ桜】










まだ名も付いていない桜の木が何本もあり、
そのほとんどが見頃に近い感じ。

まだ若い桜の木のようですね。












ふぅ~もうお腹いっぱいです。(^^


桜といえば吉野とか京都市内の有名寺社ばかり注目されるけど、
余り知られていない京北の寺社にも凄い桜がある。

これは完全に盲点でした。

来年もまた訪れるとしよう。


宝泉寺の境内というかさくらまつり会場の広場には、
まだまだ沢山の桜を植える余裕の広さがあります。

檀家さんや桜好きの人達からの奉納という形で、
桜の若木を沢山植えれば10年、20年後はもっと凄いことになると思う。

そうするともっと沢山の方がこのお寺を訪れるでしょう。


【御朱印】



【コバノミツバツツジ】


高雄の西明寺近くの山本食堂の有料駐車場から見たツツジ。

これは朝にも見たのだが、桜と寺社参拝を優先したので、
帰りは絶対ゆっくり見てやろうと思ってた絶景。




槇の尾山に広がる群生は余りに凄くて声を失う。

これほどの規模のツツジの群生は日本全国広しといえど、
滅多に無いんじゃないでしょうか。

実際にこの目で見たツツジの絶景は、
この写真の100倍は綺麗で美しく感動ものでした。(^^

これだけは断言出来ます。

死ぬまでに観たい絶景だと。

永林寺(2018年4月8日参拝)

2018年06月01日 | 北桑西国三十三霊場
寄り道の寺社の参拝を済ませ永林寺へ。

こちらは境内も広く本堂も大きかったので、
期待して行ったのですが。


所在地:京都府京都市右京区京北塩田町西山34
宗派:曹洞宗
御本尊:千手観世音菩薩
創建:康正2年(1456)
開基:天陽文大和尚
札所:北桑西国三十三観音霊場


【北参道】



【桜】



【風景】


結構大きな無料駐車場から見た風景。

とても長閑です。


【参道】


ここは歩きとなります。


【石仏】


【法語】


ごもっとも。


【山門】


曹洞宗らしい華美にしていない山門です。




鐘楼堂だったようです。


【本堂】




立派な本堂ですが残念ながら閉まっていました。


【大黒天】



【庫裏】



【桜】




日陰が多いからかまだ早かったです。


【鎮守社】



【石楠花】



石楠花もまだ早かったですが、
とても大きな木でした。


こちらも御不在で御朱印をいただけませんでした。