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「ピースおおさか」編纂管理の大阪空襲死没者名簿:朝日新聞記事に不見識な言葉使用

2025-03-14 23:03:49 | 朝鮮問題

 2020年8月15日の朝日新聞記事に「朝鮮人死没者 本当の名を」との見出しの記事が載った。大阪の空襲死没者名簿編纂管理している「ピースおおさか」は「遺族から申し出があれば朝鮮半島出身者の名前を日本名(創氏改名による名前、通名ともいう)から民族名(本名)に改めると決めたという。在日コリアン2世の遺族から「祖父は意に反して名乗った日本名で記され、存在が消されているようだ」との民族名への変更を申し出た事から表面化したのである。

 このように朝鮮人が日本名を名乗っていたのは、神聖天皇主権大日本帝国政府大韓帝国植民地化して消滅させ、朝鮮民族の民族性をも日本民族に同化させて消し去るため「創氏改名」政策を実施し、夫には「日本式姓名」を名乗る事を強制するとともに妻には「夫の姓を名乗らせる」事から始まった。朝鮮民族に強いたその歴史を、開館から30年が経とうとする「ピースおおさか」において、問題視する動きがまったくなかった事をうかがわせる事態に驚くとともに、私自身、加害国民の子孫の一人として、「ピースおおさか」の名簿の編纂管理の状態についてまったく知らなかった事を申し訳なく思った。

 ところで、この記事では武田肇氏が、「日韓併合」という言葉を使用しているが、今日では神聖天皇主権大日本帝国政府が「大韓帝国」を「併合」したという意味で「韓国併合」とするのが正しいのではないだろうか東京日日新聞(明治43年8月30日)にも「見出し」に「韓国併合条約」としている。それを知らないようでは記事を書く資格はない。あえてこの言葉を使用しているとすれば、読者を洗脳し、歴史を修正しようとする「企て」をもっていると見られても仕方がないだろう。また、記事のチェックも丁寧に行っていないのだろう。

(2020年8月16日投稿)

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