ウクライナには商用原発が15基存在するが、この度のロシア軍侵攻の2月24日時点で13基が稼働していた。その後、5基が停止し、現在でも8基が稼働している。ロシア軍占領下のザポリージャ原発も、2基が稼働している。
これは何故か?これはウクライナの電源構成に原因があるのだ。ウクライナでは電力の50%超を原子力により供給しており、もしこの供給を止めた場合、大規模停電を引き起こすリスクがあるため、止める事ができないのである。原発に依存すればするほどこのようなリスクが発生するという事である。
(2022年5月22日投稿)