今日はクリスマス。全く用事がないので、そういえば、会員登録させてもらっていたからこの日のコンサートに行ってみようかと、電話予約は今月に入ってからでしたが、なんとか潜り込めて、西国分寺の「りとるぷれい」ハウスコンサートに行ってきました。
今日は、バリトンのリサイタルで、80人くらい座る古民家の会場で3列目だったので、西條智之さんの声がびんびん響いてびっくりしました。本当に素晴らしかったです。
実は、知り合いの方から紹介されて(福生で引きこもりになっていると思われたようで)会員にさせていただきました。知り合いがおっしゃるように、会員はほとんどが私よりも年上の方々でした。西国分寺は近いし(国立のが近いとは、思わなかった!!)、駅からもすぐでした。古民家に入るのがちょっと不安でしたが・・。
中は、思い出すなあ、あの清里音楽祭のホールに使われた図書館を半分に小さくした感じ。そして座っている人たちも、そんな感じ。だから、隣に夫が座っていても全然不思議じゃないような、デジャヴのような、迷宮に入り込んだような気分でした。ピアノの壁の左右には、シタールとガンバがかけてあり、ステンドグラスやシャンデリアも素敵でした。
伴奏のピアニストは急きょ変更になったのに、難しそうな曲を見事に弾ききっていました。それに、とってもチャーミングな女性でした。ウエストがほっそーい!とびっくり・・・。
ハッチに夕ご飯上げるのでと、知り合いの方に断って、終演後のコーヒータイムを辞退して急いで帰宅しました。クリスマスなので、自宅近くの駅のイタリアントマトJrで、ショートケーキ買っちゃいました。あああ、ウエスト、ふっとーいままだあ。
声楽をすごく近くで聴くのって、おもしろいですよ。人間の体が楽器になっているんだと実感します。モーツァルトのフィガロは、よくわかるのですが、私はほかのオペラに疎くて・・。アンコールで歌ってくれた武満徹の「小さな空」には、感動して涙があふれました。そういえば、保多由子さんの武満徹の歌を歌った「見えないこども」というCDを持っていたはず、と探して、家でじっくり聞いてみました。昔、八王子の西岡酒造の酒蔵コンサートで、ギターの鈴木大介さんと彼女のコンサートを聞いたときに買ったのでした。ハッチは、ほかに他人がいるのかとびっくりして嫌がっていましたけど。どうも、猫は音楽はあまり好きじゃないみたいです。
今年ももう1週間しかありません。早いものです。あっという間。こんな時に、年金定期便が来ました。65歳から、年金だけではとっても暮らせないけど、どうすりゃいいのか??そのうち、オレオレ詐欺も、高齢者が騙す方になる時代が来るかもね。