ハッチがいた日常

夫は病死、仕事も辞めて被災猫ハッチと暮らしたけれど、10年で終わってしまった。これからは本当の一人暮らしの日々。

黒い金魚

2017年03月13日 14時13分51秒 | 日常

 ちょっと前に、朝起きたときに目眩がしました。なんだか、平衡感覚が亡くなった感じでした。そして、昨日、右目に違和感があり、飛蚊症になったようでした。黒い金魚が泳いでいます。網膜に異常があったら大変と、今日、昔住んでいた地域の名医に診てもらいました。眼底の写真を撮るので右目の瞳孔を開きました。もちろん、心配でコンタクトレンズは入れずに眼鏡で行ってきました。

 そして、結果はやはり、加齢によるもの。問題なしです。とにかく慣れること。2年半前の大きな左目の飛蚊症にようやく慣れたと思ったら、今度は右目。弱視なのでほとんど使っていないはずなのに、飛蚊症の黒い金魚が気になって仕方ありません。白髪みたいなものだから、慣れるしかないのですが、60前にして加齢に苦しむなんて、とほほです。毎日、PCで数独解いていたのが、まずかったのかしら・・・。

 もう、仕事するのは無理なのかも。先日、こちらでクリーニング店をはじめて利用した時に、パート募集していたので聞いてみましたが、土日祝日やってほしいとのこと。

 働き方を考えてしまいます。夜中とか休みの日の求人ばかり。先日は求人チラシに書いてあったのが、高齢者もたくさん働いています、週6日って、休みが週に1日だけってことですよね。無理したくない。わがままですが、ワークシェアリングとか言いながら、現実は全然違う方向に向かっているんじゃないかしら。人を人として扱わない社会になりつつあると危惧しています。

 とりあえず、黒い金魚に慣れるまでは、仕事は難しそう。

 そうそう、八王子の駅周辺、私鉄もJRも、ホワイトデー間近だから、チョコレートの販売、多かったです。チョコにチョコで返すのが、今の流行なのかしら。そんなことは関係なく、おいしいものが食べられるのならと買ってしまいました。ヴァレンタインも自分用、ホワイトデーも自分用。眼にいいものも、探さなくては・・・。

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D線が・・・

2017年03月12日 15時12分31秒 | 日常

 先月はついに、一度も楽器ケースを開けませんでした。調弦に時間がかかって、もう続けるのは無理なのかもと思っています。先日、久しぶりにコンサートに行って、少しは練習したいなあと思ってみたものの、ふたを開けて(ケースを開けて)調弦すると、なんとオリーブのガット減のD線が、ちょうど弓野家が当たる部分に金属がはげていたのです。ああ、このままでは切れると思い、はずしてオリーブではなく、ドミナントの弦を張ってみました。ガット弦が調弦に難しいので、ドミナントにすれば少しは楽かと思った次第。でも、一つだけ違うのっておかしいかしら。とはいえ、E線はもともと違うから、どうってことないのかも。とりあえず、もうおりーーぶでそろえる経済力がないので、音色を気にするほどの腕じゃないから、なるべく安くて丈夫な現に張り替えていこうと思います。

 それにしても、肩に挟みながらの調弦ができなくなるなんて、年取ってしまいましたね。

 頭も少しぼけてきています。今夜はパエリアにするんだと昨日から意気込んでいます。まず、コンビニに行ってと思っているうちに、あれ、なんでコンビニに行くんだろうと自分で忘れてしまったのです。防災用の充電器を少し見ておこうと思ったこともあるのですが、スパークリングワインのハーフがあればということだったようで・・・。

 コンビニの中ではセブンイレブンがアルコール類の種類は豊富ですね!うれしかったです。

 さて、パエリアにするには、忘れてはいけないのが、アサリの砂抜き。そろそろはじめましょうか。

 ハッチは寝てるか食べてるかです。昨日は、とにかく大食いしていました。夜食を要求するのが半端じゃありませんでした。食べて寝て出す、すばらしい生きざまだ、うらやましいな。

 ドミナント、ADG3本セットは5千円近いんですね。それに、いい加減、弓の毛も張り替えなくては・・・。ほとんど練習していないので、もう何年もしていませんでした。ドラマ「カルテット」を見ると、ついつい練習したくなるものです。当然、セカンドだけど。

 チェロとヴァイオリンの間に、ヴィオラがあります。でも、あの大きさで間に入るのって、無理があるんですよ。本来なら、物理的に行って、もっと大きくなくてはおかしい。だから、重いし疲れるし・・。手放しちゃったけれど、ヴィオラはむずかしい楽器でした。

 自分が弾くと、どうしてペラペラペーペーという品のない音色にしか聞こえないのでしょうか、きっと自分自身が品がないんでしょうね、とほほ。そうそう、アサリちゃんだ!

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復興とは

2017年03月11日 15時24分45秒 | 日常

 原発事故で日常が奪われた人たちが、以前のような状態で暮らせるようになることが復興なのではないでしょうか。

 チェルノブイリと同じくらい悲惨な原発事故だったのです。復興しているなんて、うそです。庭先に汚染度の黒い袋がたくさんあるところに、どうして帰れるというのでしょうか。以前と同じ仕事、酪農や農業がその場所で続けられるようになって初めて、復興したと言えるんじゃないでしょうか。あまりに気の毒で、悲しくてたまりません。

 フクシマだけの問題じゃないはず。本当に、ごめんなさい・・・。

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森友学園の認可申請取り下げ

2017年03月10日 17時55分57秒 | 日常

 あのへんな教育者が辞任もするというのは、うれしいですね。ああいう人が教育者だというのがほんと王に許せなかったから。明治時代の教育がよかったと本気で思っているのが怖いです。

 それ以前の、寺子屋とか、江戸時代の庶民教育が土台にあったからでしょ?国を守るとか、そういうことに重きを置く教育はどうかと思います。明治時代の富国強兵、いまどきおかしいです。そういう方針で子供を教育するなんて、もってのほか。もっと自由に、考える近荒、創造する力を身に着けてほしいです。彼がやりたかったのは、「軍事教練」なんじゃない?それに、インチキして認可もらおうなんて、教育者としても人間としてもサイテー。あんな学校に自分の子供を通わせる気になる親が畏怖のも、不思議です。あれは、教育ではなくて虐待でしょう。

 そういえば、二宮金次郎の像が、歩きながら本を読むという形がよくないということになっているそうな。歩きスマホとは違うのに。それに、何も渋谷のスクランブル交差点を歩いていないし。

 もう、少子高齢化は当然なんですよ。地球上の人類が多すぎちゃって。地球の未来も絶望や幻滅する方が多いし・・・。

 

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6年前の明日

2017年03月10日 12時29分49秒 | 古文書

 覚えていますか、6年前の明日、3月11日の自分。

 当時、夫が闘病中で家にいて、私は仕事で本部の建物で接遇研修を受けていた最中でした。講師は、かつての倉田まりこさん。とてもきれいでした。お子さんもまだお若いのに、あの大きな揺れでも冷静でいたのをえらいなあと思ったものでした。

 会場にいた私たちの半分は、慌てて外に出ようとし、半分はその場にじっとしていました。私はじっとしていたほうでした。まあ、2階建てのバラックみたいな建物の2階だし、外に出るほうが危険なんじゃないかと思ったのです。ビルだったら、また違ったのかもしれません。

 結局、講習はそのまま中止になり、みな何が起こったのかもよくわからないまま、それぞれ帰路につきました。財団の公共施設の窓口業務に携わって最初の年度で、一緒に来た同僚と駅まで行きました。途中、通りすがりの全く知らない人とも会話を交わしました。なんでも電車が動いていないとか、大きな地震だったとか。

 同僚は駅からのバスに乗ると言って別れ、私は私鉄の駅に向かったのですが、やはり電車は止まっていました。駅の近くのヨドバシカメラの店頭のテレビ画面に人だかりがしていて、その時初めてあの津波を知ったのでした。

 あれから6年。いまだに原発事故処理が続いています。東芝の業務不振もが原発処理の経費が原因ではと思います。チェルノブイリの教訓を生かせなかったのでしょうか。何か起こったときにはとんでもないことになる。そんな原発は稼働してはいけないんです。いまだに住んでいた家に戻れない人たちがいる現実。

 そして、あの時からしばらく、節電のために計画停電がありました。

 すっかり忘れているのが、悲しいです。

 少なくとも、つらい日々を送っている人たちへの思いを忘れないようにしましょう。絶対にいじめなんて許せません。

 自殺した酪農家のこと、牛舎で餓死していった牛たちのこと・・・。うちにいるハッチは、いったいどういう生活を大熊町でしていたんでしょうか、言葉を話せないから、証言を聞くことはできません。

 私もこの6年間で、いろいろありました。一人になっちゃったし、それでもハッチがいるから寂しくないけど。眺めのいいマンションに暮らせて、今は幸せ。ごめんね、私は恵まれているんだよね。

 

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昨日は国際女性デーでした

2017年03月09日 17時59分07秒 | ジェンダー

 男女平等をうたっているのに、現実は違う。でも、逆差別と見る人もいるようです。

 長い歴史が、男尊女卑を当たり前にしてきたのが、悔しいです。私は下町に生まれて、大学まで男女共学で学びました。だから、社会人になったときの現実のあまりにひどい男尊女卑に愕然としたものでした。

 今でいうセクハラも当たり前のようにあり、女性は名前で呼ばれずに「女の子」とひとくくりです。お茶くみは当たり前。何をくむのか?別に井戸水をくんでくるわけじゃないけれど、大手予備校では、女性には「結婚退職制度」があり、誓約書を書かされました。

 男性のコーヒーの好み(砂糖はいくつでミルク入れるとか)を覚えるのが必須。女子の制服がバカみたいなのにも驚きでした。そんな世の中だったんですよ、30年位前は。

 何か言えば、生意気と言われました。

 男女平等も、家庭から変わらなければ意味がないですよね。当たり前のように、威張って配偶者に暴力ふるったり、そういう男性、いまだに多いじゃないですか。「女は黙ってろ」とかね。

 男女ともに、人間として教育を受ける権利があるし、これだけ女性が教育受けているのに、社会の女性比率が低いのは、悲しいことです。

 日本は、まだまだ男社会です。なんとかならないのでしょうかね。

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カルトナージュ漬の日々

2017年03月08日 14時14分14秒 | カルトナージュ

 明治ブルガリアヨーグルトの紙箱が6つたまったので、早速先日オカダヤとネット通販で買った生地で、いろいろ作ってみました。オカダヤでは、大好きな「わちふぃーるど」のダヤンの生地を使ってみました。キャラクターの生地は、販売目的で作ってはいけないとのこと。とはいえ、これだけ作っても私は販売目的じゃないので、大丈夫ですね。

 中は、

 ダヤンとキューピー、気に入っています。

      

 ついでに、小さなお皿も作りました。

 好きなデザートチーズの空き箱です。上のかぶせるほうを生かして、下は円形のみ使います。まだ、クリップでとめています。

 こんなことを10日くらいやっていました。暇人だねえ・・・!?

 

 

 

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1時間10分遅れ

2017年03月08日 13時55分05秒 | 日常

 毎回欠かさず見ているドラマ、野球中継のために、なんと1時間10分も遅れて放送となりました。

 実は、私は野球にほとんど興味がありません。サッカーなら好きだけど。だから、正直、迷惑していました。まあ勝ったからよかったけれど、こんなに遅れての放送って、ひどい!

 そう、野球って、サッカーと違い、時間がわからないじゃないですか。サッカーは、リーグ戦じゃなければ同点で延長戦はわかるけれど、野球は終わるまでやるんでしょ、まいるよねえ。それに、夜中近くまで中継していて、観客も帰りの電車、心配でしょうし、スタッフは残業じゃないの??

 まさに、日本人気質・・・。

 夜中でちょっと集中力も劣っている中、ドラマは急展開、ああ、ついていけないよお・・。

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オーボエコンサート

2017年03月04日 22時46分21秒 | 音楽

 今日は、立川市民会館(たましんRISURUホール)で、徳永二男さんがレクチャーする楽器シリーズのオーボエのコンサートを聞いてきました。福生市でも、立川の芸術公演の案内チラシが入ってくるので、注目してチケットを買いに行ったのが先月。帰りに立川の街中をうろうろしていろんな発見がありました。

 午前中は別の用事ができていつになく外出時間が長い一日でした。午後の祖のコンサートは、元N響コンサートマスターの徳永二男さんが毎回、一つの楽器をテーマにゲストを呼んでその楽器の名曲を演奏してもらうという趣旨のようです。私は今回12回目で初めて伺いました。

 オーボエという楽器には特別な思いがあって、それで聞きに行ったのでした。さらに、最後の曲目がバッハのオーボエとヴァイオリンのコンチェルトですから、たまりません。

 私が社会人になって始めたヴァイオリン、ずっと個人レッスン受けていましたが、転職した時の上司がアマチュアのオーボエ吹きだったのです。そこで、たいして弾けないのにその曲を合わせてもらいたくて、何度も無理を言って、相手がセミプロなのにずうずうしく練習させてもらった曲だったのです。当然、譜面通りも難しいし、ましてや音楽的なんてもう遠い遠い・・・。懐かしいあの曲を聴きました。自分の人生を振り返るようで、もう、おもいのこすことはないかなあ・・。しみじみしてしまいました。オーボエは古部賢一さん、名前だけはよく知っていました。現代楽器奏者の彼も、バロックオーボエも持っているのが意外でした。それに、眼鏡をかけているので、印象とはちょっと違って見えました。

 オーボエ吹きはほっぺを膨らませておでこには血管浮き出るし、絶対に演奏中は写真撮るなよなというのも頷けます。バッハのドッペルは、ヴァイオリンも結構ハードなので、徳永さんだって血管浮き出ちゃうんじゃないかと心配しました。

 若い頃って、無謀なことできるんですよねえ。いまさらながら、自分の図々しさにあきれました。たぶん、今だって、ちゃんと弾けませんよ、もう楽譜すら行方不明かも・・・。30年も前の、若気の至りの時代でした。

 私の楽器の腕は、アマチュアの下の方で終わっていて、人前でモーツァルトのケーゲルシュタットトリオがせいぜいでした。そのヴィオラさえも、肩の骨折で弾けなくなり、ヴァイオリンもここ2か月は触ってもいません。ガット弦が調弦難しいので、ドミナントに張り替えて、ちょっとでも練習した方がいいかなと思っています。残りの人生、やはり音楽はずっとそばに置いておきたいから。オーボエとではない、ヴァイオリン2本のドッペルがやっとです。バッハに始まり、バッハで終わる、というより、中途半端!!

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ひなまつり

2017年03月03日 20時22分45秒 | 社会

 女子の節句ですが、私にはとても違和感があります。子供の頃は、祖母が買ってくれた久月のお雛様を飾るのは楽しかったのですが、結婚して共働きの日々を送る中で、考えは変わりました。

 なぜ、女子はお嫁に行っていい母になることが一番の目的とされるのでしょうか?男子が、「お婿に行く」ということが将来の夢、なんて人いませんよね。

 良妻賢母は、男性中心の社会で作られた虚像です。家庭を守るのは、男女平等なんだから、父も母も同じでしょう。当然、育児休暇も男性も取る義務があります。確かに、女性しか子供を産めませんが、男性の協力なくしては子供は生まれませんよね?

 社会で働くようになってから、どうもひな祭りはあまり好きではなくなりました。女性を閉じ込める風習にしか思えないからです。

 嫁になんか行かなくても、自分の人生をしっかり生きればいいのです。男に人生の主導権をゆだねては絶対にいけません。自分の人生は、自分で勝ち取って自分でコントロールしてください。他人にゆだねる人生なんか送ってはいけません!

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