本日のエッセイは、昨日公開エッセイの続編の形となるが。
昨夜は、表題の件で娘と2人でじっくりと話し合いを持った。
この件に関して娘に話しかけるに当たり、母親の私としては(さっきと娘の考えが変化している)ことを内心期待してその行動をとるのだが。
どうやら娘側の、親からの自立の決意は本物の様子だ。😭
ここは、母親としても腹をくくって話し合いをするしかない。
一晩寝て本日になれば気が変わるかと思いきや。
娘の本気度は、本日も何ら変化がない。
元々強情なところがある娘だ。 (誰に似たかって? そりゃ、母親の私のDNAを受け継いだに決まっていることは認めるよ。)😝
娘の発達障害の一番の特徴は、寡黙過ぎて人とのコミュニケーションが苦手なところにあるのだが。
だからといって自己主張を一切しないどころか! 「嫌なことは嫌!」との態度表明は家庭内でも物凄いものがある。
現在の職場でも、いつも静かにしているから大人しい子なのかと皆さん最初は勘違いする様子だが。 一旦納得できないことがあるとその反発力はきちんと発揮して、絶対に首を縦に振らない強情さがある点を周囲の皆さんが学習している様子で、親としてもそれに安堵している。
それにしても、如何なる理由で我が娘がこの春家族からの「独立宣言」を実行に移そうとしたのかが気になる。
これに関して母親なりに考察してはみるのだが。
特にマイナス面において、特段思い当たるふしが一切無いのだ。
決して娘を虐待している家庭でないどころか、両親2人にとっていつまでも家で暮らしてくれるこんな可愛い娘は他にはいないだろう、と振り返っていて、気が付いた!
それが原因だったかもしれないと。
居心地が良すぎる環境とは、人に何らかの「進化」をもたらすものかもしれない。
こんなところで安穏と日々暮らしていては、今後の自分の成長が望めないと娘が考えた可能性もある!
原左都子本人が、医学部卒業直後に郷里を捨てて親を捨てて上京したのとは真逆の発想であるのかもしれない。
私の場合はそれで大正解だったし、その後至って順調な人生を歩めていると自己評価しているのだが。
娘には娘の考える人生があるに決まっている!
そこに早期に気付けて良かったし。
私も亭主も、そんな娘の突然の行動を好意を持って対応できているし。
娘としても単なる一時の気の迷いで無いことが、既に歴然と表明しているし。
じゃあ、何も問題が無いではないか。
そうなると後は。
私自身の、“娘が自宅からいなくなると寂しい…” なる自己中心的な悲壮感を乗り越えれば済む話だ。
結論は出た!
我が最愛の娘よ。
明るい未来に向かって“独立宣言”をしたこの春に、自ら旅立とう!!