原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

昨日自宅から徒歩2分のスーパーで“コロナ感染者”が出た夜見た悪夢

2020年07月21日 | 時事論評
 昨夜、私は何とも不快で気持ちの悪い夢を見た。

 何だか“コロナ”っぽい、と言うのか…
 どうも、コロナに感染すると「その初期症状として臭覚や味覚に異常が現れる」との情報が、我が脳内記憶に刻み込まれているようだ。

 その悪夢の説明をしよう。
 (夢の中の話だが)夜中に布団で寝た状態で何だか気持ち悪い。 何処かが痛いという訳ではないのだが、とにかく“気持ち悪い”感覚だ。
 そして、私の口からビー玉のようなシャボン玉のような直径1㎝程度のカラフルな球体が次々と出てくる。 それを調理用のボールか何かに吐き出しつつ布団の周りがそのボールだらけになってしまう。  色としてはカラフルで綺麗なのだが、何分我が口から出た物体のため唾液が付いて汚らしいし臭い。
 そこに我が実母が登場して、「汚いもん、出すな!」と怒る。 怒られてもどうしても我が口からそれが出続ける…
 (ここで一旦注釈だが、昨日午前中郷里の実母から電話が掛かってきて、いつものごとく身勝手に自己満足の話題を展開した。 一応東京のコロナ感染が急増中である事を心配した電話ではあるものの、いつもの事だが私の話など一切聞こうともせず、話題が自己中心的になるのがあの“愚かな母”の悪い癖だ。 私側としては少しも嬉しくないどころが、とにかく時間の無駄でこんな電話要らないのに! といつも電話の後でむかっ腹が立つ! それ故にこちらから実母に電話することは一切無いし居留守を使ったりもしているのに、どういう訳か、あちらからは遠慮無しだ。 ただ、実母のこの我が儘は次女の私にしか出来ない現実である事も承知しているため、時折付き合ってやっている。)😰 


 とにかく辛く苦しい夢だったのだが。
 その後また寝入った様子で朝起きた時には特段体調は悪くなく、自主検温によると普段の私の平熱(35℃台)で安堵した。

 起床した後に、私なりにこの夢の分析をしたのだが。
 おそらく、昨日訪れた自宅から徒歩2分の週に1,2度の頻度で訪れているスーパーマーケットにて “コロナ感染”が勃発した事態に接したことが、この悪夢の引き金になったものと推測する。


 本日そのスーパーのホームページ内に、以下のお知らせが掲載されていた。
 
 7月19日(日)〇〇(スーパー名)〇〇店で勤務する従業員1名の新型コロナウイルスへの感染が確認され たことから、お客様と従業員の安全を最優先に考え、7月19日・20日を臨時休業といたしました。  管轄保健所の調査の結果、当店従業員における濃厚接触者は確認されませんでした。  7月20日(月)専門の清掃業者による店内消毒作業を実施し、お客様と従業員の安全と安心が確 保できると判断いたしましたので、7月21日(火)10時より営業を再開いたします。  当社では、引き続き以下の新型コロナウイルス感染症予防の取り組みを徹底・継続してまいります。 
1. 全従業員の検温を含む毎日の個人健康チェックの実施
 2. 全従業員のマスク着用 
3. 惣菜・ベーカリー部門のばら売り販売中止 
4. 全ての試食提供の中止 
5. 消毒液の設置
 6. 店内一部設備の使用中止または利用制限 
7. 特定曜日でのポイント倍付セールの中止
 8. 混雑時間帯の表示 など    
    (以下略)


 私見だが、“コロナ禍”初期頃は感染者が発生すると、それが発生した企業体等は少なくとも一週間程度は休業措置が執られたものだが。
 ところが、今となっては翌日から営業!?!

 これも政権や都の(“経済活性化”最優先との根拠も責任も無き無謀な)方針に従った措置なのであろう。
 何だか救いようがない感覚に陥るが…。
 昨日のエッセイ最後に記載した通り、既に東京都内では“市中感染”ごとくの危機状態に陥っている現状に即して、我が身は自分自身で守るしか方策が取れないのであろう。



 そんな折に、本日朝茨城県知事が発表したネット情報に出くわした。 以下に要約引用させていただこう。

 茨城県の大井川和彦知事は20日、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、県民には東京都内へ、都民には県内への不要不急の移動自粛を要請した。 都内の感染状況を示す県の指標が4段階で最高レベルに達し、都内の市中感染の恐れが高まったと判断した。
 県は感染者数や医療提供体制など六つの指標に基づき、県内全体の感染状況を4段階で把握し、対策を講じてきた。都内の感染状況を示す直近1週間の感染経路不明者の平均値は19日時点で110人となり、指標のステージが3から4に上がった。
 大井川知事は、都内への移動や滞在について10日の段階では「慎重な対応を」と述べていたが、この日は「状況が著しく悪化している」と自粛要請を明確にし、都内への通勤・通学者には会食や大規模イベントへの参加を控えるなどの対策を講じるよう求めた。 ただ、県内の医療体制や感染者数などの他5指標はステージ2以下で、総合的な県内全体の感染状況はステージ2と判断。県内での外出自粛や休業要請は行わないことにした。
 政府の観光支援事業「Go Toトラベル」が都民を対象外とした点については「やむをえない」と理解を示しつつ、現段階では、都民以外の来県は受け入れる方針を示した。
 
 (以上、ネット情報より一部を引用したもの。)


 最後に私見だが。

 茨城県知事のご判断は適切であろうと私は評価する。
 実際問題、東京都内は既に“市中感染”状態となっていると結論付けられるべきだ。
 以前にも記載したが、東京都民自身はそんな環境下にて(良識人ならば)ある程度我が身を守れる習慣が身についていると捉えられる部分もある。(もちろん、そうではなさそうな人種も数多いのが辛いところだろうが。)

 ここは都会の生活習慣に慣れない地方の人々は、ご自身の身を守るために今は東京には来ないに限る!! と私も今一度結論付けたい! 

我が家から徒歩2分のスーパーが“コロナ感染”で緊急休業にびっくり!!

2020年07月20日 | 時事論評
 冒頭から、東京都が発表した本日のネット情報を引用しよう。

 東京都の小池百合子知事は20日、新たに新型コロナウイルスの感染者が168人報告されたと明らかにした。これまでの最多は17日の293人。
 都内では5月25日の緊急事態宣言解除後に感染者の増加傾向が続き、今月はほぼ3桁で推移。 200人台も増え、16日の286人以降は300人台に迫る日が目立つ。
 都は15日に感染の警戒度を4段階の指標で最も高い「感染が拡大している」へ引き上げ、小池知事は不要不急な他県への移動を控えるよう都民に呼び掛けている。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 本日私は、高齢者介護施設で暮らす義母関連の所用で外出した。

 我が住まいの最寄駅から隣の駅まで電車に乗り、目的地にある金融機関へ出かけた。
 私の印象としては、平日昼間の電車乗降客が明らかに増加している感覚を抱いた。
 それは金融機関とて例外ではなく、いつもより混雑している印象だった。

 義母に関する任務を滞りなく済ませ、我が住居地の最寄駅に到着した。


 本日はスーパーでの買い物が多く重いことが予想されたため、駅前のスーパーではなく自宅近くのスーパーへ立ち寄らんとしたところ。

 人影が無い…… 😨 

 何だか不気味に感じつつスーパーの正面玄関へ辿り着くと。
 「本日“臨時休業”」との貼り紙が5枚ほど掲げられている。

 その紙面には、その理由が記載されていなかったのだが。

 スーパーへの食品運搬車両の交通整理を担当している従業員氏が。
 不信感を抱きつつ自宅への帰路に就く私を見つけ、話しかけて下さるではないか!

 その言及文言を説明するならば。

 「昨日、当スーパーマーケットにて従業員の“新型コロナ感染”が見つかりました。 そのため本日は臨時休業体制をとらせて頂いております。 本日、全館消毒作業を実施し、明日からまた開店の予定です。」


 いやはや、実に驚かされる。

 これ程明瞭に一従業員氏が一顧客に“新型コロナ感染”報告をして下さった事実には、感謝申し上げるが。

 要するに、東京都内に於ける“新型コロナ感染”実態が、我が家のすぐそばまで押し寄せている現実であるとの厳しい事実だ。😱 


 今現在東京都民に課せられているのは、まさに「Go To」議論へったくれでも何でも無く。
 直ぐそこまで押し寄せている“市中感染”レベルの危険から、日々どうやって我が身を守るかとの切実な課題であろう。😱 

退職後の夫が家から出ない?? 妻の貴方こそが長い一人旅にでも出たらどう?

2020年07月19日 | 人間関係
 冒頭から一言、我が感想だが。
 こういう主婦を「感謝知らず」というのではなかろうか??


 早速、朝日新聞2020.07.18付“悩みのるつぼ”への60代主婦よりの「退職後の夫が、家から出ない」と題する相談内容を、以下に要約引用しよう。

 60代の主婦だが、子どもがおらず同年の夫と仲良く暮らしてきた。 でも夫が4年前に退職してからほとんど家から出てくれないので困っている。
 夫は友人もほとんどおらず、同窓会などには一切出ない。 趣味もこれといって無く、たまに楽器をいじるが習いに行く気はさらさらない。 
 月に一度のグリーンボランティアの講習会を勧めたが、1度行って「もうやだ!」と断った。 人に気を遣うのが疲れるのだと思う。 私と一緒なら散歩、外食、コンサートと出かけるが一人では一切行かない。
 私は元来一人が好きなので、主人が働いているときはリラックス出来た。 私は趣味やサークル活動で毎日のように外出するが、たまに家にいるときは、一人で居たい。 贅沢だろうか。
 夫は家事も手伝ってくれ、優しい人だと思う。 でも常に居られると気持ちが休まらない。 イライラを感じ血圧が高くなったりするが、夫に非がないので困っている。 このまま我慢するしかないのだろうか?
 図書館やデパートのベンチなどで時間をつぶしている男性を見ると、夫は「あれはやだ!」と言う。 どうすればいいか?

 (以上、“悩みのるつぼ”相談内容を要約引用したもの。)


 ここで、原左都子の感想に入ろう。

 この相談者主婦は同年のご亭主が定年退職してから4年、と言うことは、おそらく原左都子と同じ位の年代であろう。
 その若さで、日々趣味やサークル活動に日々励んでいる? 失礼だが、取り組んでいることが至って陳腐だ。 そんな事は更に高齢域に達してからにしても少しも遅くない。 人生は長いのに、もっと自己の創造力が磨けるがごとく対象に没頭すれば、長年貴方を養ってくれているらしきご亭主をそれ程邪険に思わなくて済むだろうに…

 要するに、相談者側の視野こそが結局ご亭主にしか向いていないのではなかろうか?、と想像する。 定年まで勤めてくれたご亭主を、もっと精神面で自由にさせてあげられないものだろうか?

 そのためには、妻である貴方側の精神改革から取り組むべきだろう。
 ここは大きく発想を転換して、貴方が毎日仕事に出てみてはどうだろう? 現在は“コロナ禍”で失業者が増えているようだが、この時期を乗り越えた暁には、何らの専門力が無くても何らかの仕事にありつけるかもしれない。 
 えっ、「自分には何の専門分野も無いし、亭主の働きが良かったお陰で特に生活に困ってない」って? 
 それならば表題に掲げた通り、妻の貴方が“長い一人旅”に出てはどうだろう? “短期留学”という手もあるなあ。 “元来一人が好き”とおっしゃる貴方にはこれぞ最適ではなかろうか?

 とにかく長年勤労に励み貴方の生活を支えてくれたご亭主を、一度一人にさせてあげては如何だろうか?  家事を手伝ってくれるのならば、おそらく一人暮らしは大丈夫であろう。 

 貴方はご自身の現在の状況を「ぜいたく」と表現しているが、それは大きな勘違いだ。 そんな状態を決して「ぜいたく」とは言わない。 ただの「感謝知らず」だ!
 妻の貴方こそが、少し目を覚ますべきだ。 ここは本気で一旦“一人”になってみるとよかろう。


 この相談には歌手・俳優の美輪明宏氏が、原左都子よりも厳しい回答をされている。  以下に、要約引用しよう。

 もし自分が病気や怪我をしたらご亭主にそばに居て欲しい以外は、居ない方がいいとは何とわがままなんでしょう。 だったら初めから結婚しなければよかった。 結婚と言うシステムは、お互いに責任を持つことが前提だ。 
 一緒にコンサートや散歩や外食に行ってくれるって、理想的な夫じゃないか。 常識的に考えて素晴らしい夫なのに、その夫への感謝が全然感じられない相談だ。
 自分が夫に飽きたということだろうか?
 いっそ独身になられたらよいのではないか? あるいは別居。 そうしなければ、勤め上げて寄り添い続けてくれた夫の大切さに気づくことがないのかもしれない。
 
 (以上、美輪明宏氏の回答を要約引用したもの。)


 私、原左都子はそこまでは言っていないが、要するに思いは三輪氏と同じだ。

 真剣な話が表題に掲げた通り、とりあえず妻である貴方自身が「長い一人旅」にでも出かけるとよかろう。   ただし、団体旅行はダメだよ。 他人に依存する形式の長旅では、貴方の凝り固まった“他者依存思考”を打破することは不可能だろう。

 おっとっと。 夫にイライラしたら自身の血圧が上がる?? 
 これぞこの妻の自己管理力の無さを暴露しているようなものだ。 日々お暇に暮らして来た立場にして、その点の管理力も養っておくべきだった。 (医学経験無き人物に対して、この言及は厳し過ぎるかな??)


 もしも、この妻が一人で長旅に出るつもりなどさらさら無いと言うならば。
 単身での本気の自己実現力がまったくない妻をずっと抱えて来た夫側の迷惑度が、少しでも理解出来るのではあるまいか??

 “もはや戦後ではない”と叫ばれた時代にこの世に生を受けた世代の我々が目指すべき方向性とは。
 夫婦共々が自立して生きる事と私は認識して、この世を渡って来ているつもりだが… 

何でもかんでも“ハンドルネーム(ニックネーム・ペンネーム)”を強要するの勘弁して!

2020年07月18日 | 自己実現
 今秋も、毎年出場している私が住む自治体主催のランニング大会に出場せんと志したところ。

 何と、その大会が昨年秋で「終了」となっているではないか!
 冷静に考えると、これ、至って適切な措置と言えよう。
 これ程までに東京都内の“コロナ感染者”数が激増している現在、まさか自治体主催の大会を開催するほど愚かな自治体では無かったことに、むしろ安堵させられた。
 それにしても出場者総数が数千人規模の大きな大会だった。 今年出場が叶えば10年連続出場だったのに…、と多少無念な思いもあって…

 それでは別の大会はどうだろうか?  と登録している某ランニングネットを検索してみると。
 出場者200名規模の小規模大会を発見した! この規模だと、“コロナ対策”面でもある程度安心かと考えて、早速エントリー手続きに入ったところ。

 エントリー手続き途中で、「ニックネーム」を要求してくる。
 (何でランニング大会に出場するのに「ニックネーム」が必要なんだ?? 少なくとも昨年まで出場していた自治体主催の大規模大会は、そのようなものを決して要求してこなかったのに。)と反発心を抱きつつも、他のサイトでも使用している安直なニックネームを記入した。(そもそもそんなものに凝ろうとの趣味は一切無い!)
 そうしたところ、「このニックネームは既に使用されている? 既に他で登録済み??」 意味がよー分からんのだがその種のメッセージと共に、「別のニックネームで登録し直して下さい。」と来た。

 おそらく、ランニング大会の後に大会記録や写真をサイトに公開する際に、会員同士でやりとりをする時に使用するのであろう。 要するに“そういう大会”なのだと悟った。 
 結果としてはそれがどうしても面倒臭く、大会出場を断念した。
 もちろん、“コロナ禍”もついでに考察したが。 
 おそらく出場者中最高齢であろう大の大人(私のことだが)が、そんなことに腹を立てる必要も無いのであろう。

 
 それにしても日本人(外国人もか??)は、この種の“繋がり”が好きだねえ~~~。

 何と言うのか、とにかく何でもいいからネット上で安易に人と交流したい人種で溢れているとの感覚だ。
 今回の場合は“ランニングを通して”である故に、ある程度趣味が一致していると言えるのかも知れない。
 たとえそうだとしても、大会当日に大会会場で相性が良い相手や自分が気に入った相手と仲良くなれば、それで済むのではないのだろうか??
 何故大会後にランニングサイトを通して、ニックネームで再び交流するとの“面倒臭い”手段を取らねば人間関係が築けないのであろうか???
 
 確かに我が過去に於けるランニング大会出場を振り返っても、ランニング出場者に話しかけられたのは数える程だ。
 スタート地点で「お互いに頑張りましょう!」。  あるいはゴール地点で「同走して下さってありがとうございました。」 (私側はそんなつもりは無く、スピードが一緒だったが故に抜きつ抜かれつの結果となった。) 「いえいえ、こちらこそありがとうございました。」と応えておいた。 ご両人共々高齢域の男性だったが。


 最後に我が「原左都子」のペンネームに関して語らせていただこう。

 今から13年前2007年当初の我がブログ開設期よりのファンの皆様は、既にご存じでいらっしゃるだろうが。
 私は当時、本気で「本名」にてのブログエッセイ集開設を目論んでいた。 
 ところが困ったことには、我が本名が当時まだご存命だった某著名“昭和の大女優”氏と同姓同名なのだが。 
 その頃我が本名で検索してみるに、当該大女優氏の情報でネット上が溢れ返っていた!   これはまずい! この大女優と勝負して勝てるすべもない。😭 
 そのため、どうしてもペンネームでのエッセイ集公開を余儀なくされたとの事実である。


 今となっては、「原左都子」との我がペンネームが多少市民権を得ているかな~~??
 などとの“勘違い”の冗談を言える程に、我がエッセイ集を「原左都子」とのペンネームにて公開した事が正解だったと捉えている。 

「Go To」“東京だけ除外” にとりあえず私は賛同する!

2020年07月17日 | 時事論評
 昨夜政府より発表された表題の「Go To」“東京だけ除外”に、世間では喧々囂々の批判が渦巻いている様子だ。


 その中のひとつをネット情報より引用しよう。

「東京だけ除外、中途半端」=GoTo見直しに批判―専門家

 2020/07/17 07:13 

 政府の旅行需要喚起策「Go To トラベル」キャンペーンは、東京発着を対象外とする運用に見直されたが、新型コロナウイルス感染者が増えている首都圏の他の県などは対象に残された。 感染症の専門家は「東京だけ除外するのは極めて中途半端だ」と批判している。
 昭和大の二木芳人客員教授(感染症学)は「全国で感染者が増え続け、さまざまなクラスター(感染者集団)が発生している。今のタイミングでの全国規模の実施は見送るべきだ」と強調。 運用見直しについて「極めて中途半端だ。どうしても22日から始めるなら、東京と一体の生活圏で感染者が急増している埼玉、千葉、神奈川各県なども最低限、対象外にすべきだ」と批判した。
 二木氏は「東京を外せば感染拡大防止にそれなりの効果はあるかもしれないが、旅行客が首都圏から来たと分かれば観光地の人も良くは思わないだろう」と指摘。 国は宿泊施設での検温実施などを求める方針だが、「一体誰がどのようにチェックするのか。明らかに準備不足だ。キャンペーンは一度見送り、感染状況が落ち着いた時に仕切り直すべきだ」と話した。
 関西医科大の西山利正教授(公衆衛生学)は「全国的に若者を中心に感染が拡大するなど、以前と広がり方が変わってきており、『第2波』と考えた方がいい。 多くの人が動けば感染者も当然増える」と警鐘を鳴らす。
 マスク着用が徹底されていない場所でクラスターが依然発生しているとして、「業界ごとのガイドラインは策定されたが、利用者側への啓発が十分でない」と指摘。 マスク着用や手洗いといった基本的な感染防止策の必要性を改めて訴えた上で、防止策を取る飲食店やホテルを明示する仕組みも重要になると話した。

 (以上、ネット情報より引用したもの。)


 私事と私見に入ろう。

 一昨日私は義母が暮らす都内の高齢者施設へ、電車とバス、タクシーを利用して出かけた。  その前にも、“コロナ対策”が十分に執られている観光施設へ公共交通網を利用して行った。

 その時の感想を言うならば。
 大都会東京に住む都民(及び周辺県よりの通勤等での日常的移動者)に関しては、既に“コロナ・マナー”が成立している感を抱いた。
 例えば電車やバスの中では皆が“3密”を避けるべく自然と席を空けて座り、大声で無駄話をする集団を一切見かけない。 
 その他買い物施設等々でも“3密”回避行動が成り立っていて、それを乱す都民に出くわすことは無い。 そのためにある程度混雑していても、比較的安心して買い物が出来る気がする。 (それが証拠に、都内のスーパーマーケット等でクラスターが発生したとのニュース報道を聞かない。)

 他県の事情は存じないが、ある程度人口がある地域では都内同様に、このような“コロナ・マナー”が自然と機能しているのではあるまいか?

 ところが一旦過疎地となると、(知りもしないのに失礼な発言かもしれないが)人との接触に於けるマナーというもの自体を経験しない人々が多いように想像する。
 それらの人々が「Go To」で突如上京したとして、急仕立てで“コロナマナー”体制に入れるかどうか懸念せざるを得ない。

 
 話題が変わるが。

 東京に住んでいた若き世代の女性が、何故か我が過疎地の郷里へ移住したとのニュースを最近耳にした。
 その女性が何と!“新型コロナ”に感染していたとのことで、しばらく感染者が出ていなかった我が郷里はその対策であたふたしている様子だ。
 郷里の高齢者自立支援施設に暮らす実母が私に電話で訴えるには、「その一人の女性の行為のためにまたもや“コロナ対策”が厳重化してしまい、施設外への外出禁止令が敷かれ不自由な生活を余儀なくされている。 必要なものが買えなくて困惑している。」  私応えて、「分かった。 じゃあこちらから送るよ。」
 その女性の行為はこの私までに飛び火している訳で、実に迷惑な話である。


 最後に話題を「Go To」に戻そう。

 確かに、冒頭の「Go To」に関するネット情報も部分的には一理ある。

 ただ、だからといっていつまでも喧々囂々議論している場合でもなかろう。
 この問題早急に決着に持ち込まねば、全国規模での“コロナ感染拡大”にますます拍車がかかってしまうばかりであろう。
 
 ここはまず早急に「東京だけ除外」するべきだと、私も思う。
 とにかく大都会が抱える事情とは、地方に暮らす人々の想像を絶して何もかもが“桁外れ”であることは否めない。

 良識ある都民の皆様も同様のお考えではなかろうか??