原左都子エッセイ集

時事等の社会問題から何気ない日常の出来事まで幅広くテーマを取り上げ、自己のオピニオンを綴り公開します。

何でもかんでも“ハンドルネーム(ニックネーム・ペンネーム)”を強要するの勘弁して!

2020年07月18日 | 自己実現
 今秋も、毎年出場している私が住む自治体主催のランニング大会に出場せんと志したところ。

 何と、その大会が昨年秋で「終了」となっているではないか!
 冷静に考えると、これ、至って適切な措置と言えよう。
 これ程までに東京都内の“コロナ感染者”数が激増している現在、まさか自治体主催の大会を開催するほど愚かな自治体では無かったことに、むしろ安堵させられた。
 それにしても出場者総数が数千人規模の大きな大会だった。 今年出場が叶えば10年連続出場だったのに…、と多少無念な思いもあって…

 それでは別の大会はどうだろうか?  と登録している某ランニングネットを検索してみると。
 出場者200名規模の小規模大会を発見した! この規模だと、“コロナ対策”面でもある程度安心かと考えて、早速エントリー手続きに入ったところ。

 エントリー手続き途中で、「ニックネーム」を要求してくる。
 (何でランニング大会に出場するのに「ニックネーム」が必要なんだ?? 少なくとも昨年まで出場していた自治体主催の大規模大会は、そのようなものを決して要求してこなかったのに。)と反発心を抱きつつも、他のサイトでも使用している安直なニックネームを記入した。(そもそもそんなものに凝ろうとの趣味は一切無い!)
 そうしたところ、「このニックネームは既に使用されている? 既に他で登録済み??」 意味がよー分からんのだがその種のメッセージと共に、「別のニックネームで登録し直して下さい。」と来た。

 おそらく、ランニング大会の後に大会記録や写真をサイトに公開する際に、会員同士でやりとりをする時に使用するのであろう。 要するに“そういう大会”なのだと悟った。 
 結果としてはそれがどうしても面倒臭く、大会出場を断念した。
 もちろん、“コロナ禍”もついでに考察したが。 
 おそらく出場者中最高齢であろう大の大人(私のことだが)が、そんなことに腹を立てる必要も無いのであろう。

 
 それにしても日本人(外国人もか??)は、この種の“繋がり”が好きだねえ~~~。

 何と言うのか、とにかく何でもいいからネット上で安易に人と交流したい人種で溢れているとの感覚だ。
 今回の場合は“ランニングを通して”である故に、ある程度趣味が一致していると言えるのかも知れない。
 たとえそうだとしても、大会当日に大会会場で相性が良い相手や自分が気に入った相手と仲良くなれば、それで済むのではないのだろうか??
 何故大会後にランニングサイトを通して、ニックネームで再び交流するとの“面倒臭い”手段を取らねば人間関係が築けないのであろうか???
 
 確かに我が過去に於けるランニング大会出場を振り返っても、ランニング出場者に話しかけられたのは数える程だ。
 スタート地点で「お互いに頑張りましょう!」。  あるいはゴール地点で「同走して下さってありがとうございました。」 (私側はそんなつもりは無く、スピードが一緒だったが故に抜きつ抜かれつの結果となった。) 「いえいえ、こちらこそありがとうございました。」と応えておいた。 ご両人共々高齢域の男性だったが。


 最後に我が「原左都子」のペンネームに関して語らせていただこう。

 今から13年前2007年当初の我がブログ開設期よりのファンの皆様は、既にご存じでいらっしゃるだろうが。
 私は当時、本気で「本名」にてのブログエッセイ集開設を目論んでいた。 
 ところが困ったことには、我が本名が当時まだご存命だった某著名“昭和の大女優”氏と同姓同名なのだが。 
 その頃我が本名で検索してみるに、当該大女優氏の情報でネット上が溢れ返っていた!   これはまずい! この大女優と勝負して勝てるすべもない。😭 
 そのため、どうしてもペンネームでのエッセイ集公開を余儀なくされたとの事実である。


 今となっては、「原左都子」との我がペンネームが多少市民権を得ているかな~~??
 などとの“勘違い”の冗談を言える程に、我がエッセイ集を「原左都子」とのペンネームにて公開した事が正解だったと捉えている。