九条バトル !! (憲法問題のみならず、人間的なテーマならなんでも大歓迎!!)

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マスコミの力の源泉は・・・  らくせき・愛知自民を落とそう

2016年05月09日 09時25分47秒 | Weblog

北朝鮮に招待された世界のマスコミ人。

肝心の取材は出来ぬまま、毎日のように北朝鮮のPRのような

ニュースを流し続けています。

マスコミの力のよって来たるところは国民の知る権利にあることを

改めて思い知らされる出来事です。

結果的に北朝鮮政府に利用されただけに終わりそうな感じ・・・

 

 

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日本を売り渡して、「日本を取り戻す」?  文科系

2016年05月09日 09時03分52秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)

 今、「日本病 長期衰退のダイナミクス」という本を読んでいる。岩波新書の本で、経済学者の金子勝と、東京大学アイソトープ総合センター長兼東京大学先端科学技術研究センター教授と肩書きがある児玉龍彦との共著である。この本はいずれ全体的にご紹介する積もりだが、今日は表題のことを、日本大企業の外国人株主保有比率でもって示してみたい。予想はしていたものの、この本を読み進んで僕が驚いた部分である。このまえに、この事自身が安倍政権の経済目標すべてにとって持つ大きな意味を少々。

 アベノミクスが失敗したことは今や明白である。物価目標2%は達成時期をどんどん遅らせてもまったく目処が立たず、賃金に至ってはこの本が出来る半年前の2015年6月まで実質賃金指数は26か月連続でマイナスになっていると言う。
 この政権が唯一「自負する」所、それが株価なのであって、当ブログ拙稿でもこれを、株価資本主義と揶揄してきたところだ。賃金も上がらない株価高どころか、トリクルダウン説が嘘と分かったように内部留保がどれだけ増えてもその分賃金が下がっているという現実があるとは、ここで何度も述べてきたこと。年金基金などをどれだけ注ぎ込んでも一般国民には一切意味がなかったということなのである。この株価高はそれだけではなく、実は、「日本売り」を示しているというそのことが、この本第2章に出てくるのである。安倍政権の「官製相場」を外国人投資家がいかに食い物にしてきたかというそのことが示されているのである。

『外国人株主の保有比率は小泉政権期に飛躍的に伸びて20%台に乗った』
『アベノミクスがスタートしてからは30%を超え、2014年度では31・7%に達した。売買に占める外国人シェアは60%を超えており、日本の株式市場は外国人投資家に席巻されている。「官製相場」が外国人投資家の格好の餌食になるのは、日銀や年金基金の介入で相場を読んで、吊り上げては売る利食いが比較的容易だからである』
 そこから、外国人保有比率が30%以上とされた「外資系企業」が問題になっていく訳だが、この本に例示されている外国人保有率が4割を超える企業名を示してみよう。
『金融機関では、三井住友FG、りそなホールディングス、第一生命、東京海上日動、損保ジャパン日本興亜、不動産建設では三井不動産、三菱地所、製造業では日産自動車、スズキ、コマツ、日立製作所、ソニー、ファナック、栗田工業、オムロン、住友重機、村田製作所、任天堂、コニカミノルタ、中外製薬、アステラス製薬、その他にもオリックスやセコムなどが・・・・。』

 これを観ていて、僕は改めてこんなことを考え込んでいた。
 日本という国の賃金が下がっても死守してきたと言えるような株高が、一体どれだけ国民のためになってきたのだろうか。トリクルダウンはないのだし、法人減税とか「ケイマン脱税」とかのメリットは享受しているのだろうしというわけで、こんな他の全てを犠牲にしたような株高にどれでけの意味があるのかということだ。企業純益の4割を株主還元として受け取っているこれらの会社は日本国民に何を返してくれているのだろう。一般国民はどこまで行っても国民なのだが、外資はその国民の利益をどう考えてくれるのだろうか? 彼らにとっては日本国家は利用するものでしかないはずだが・・・。
 このような『国家がなくなる時代』では、一般ピープルの基本的人権は誰が守ってくれるのだろう。中小国では日本よりも外資が遙かに容易に入れて、かつ自由に動けるはずなのだ・・・。
 国連のような所の役割強化が新たにますます必要になってきているのではないか。これがないと、諸国家が国民の基本的人権を守るべきとされた「公共」という仕組みそのものが地上からどんどん消えていくのではないか? これを守りたいと思っても税収がないと、カネはみんな世界の脱税法人が持って行ってしまったと、そんな時代になったのだろう。国家累積赤字がアメリカ8000兆円とか、日本1000兆円とかいうのは、そんな奈落の底への最終段階の一里塚と観ることが出来るのである。それでも日米ともに軍需、軍拡を続けるというのは、「こういう国」だから敵が多くなると、そう考えているとしか思えないのである。

 とにかく、資本の世界的自由だけがあって、その力に押されて国民の基本的人権がどんどん消えていく時代だと、改めてそんな気がした。そして、安倍政権についてこんなことも訝っていた。
「これだけ企業(職場)を外資に売り渡しておいて、その背後でこれだけの『日本を取り戻す』って、こんなナショナリズムの称揚って、一体何のつもりか? 経済を売り渡した分、頭は日本人でって、例え一時成功したとしても持続不可能な、幻想というものだろう!」

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「よたよたランナーの手記」(161) 癌の重要知識一つ  文科系

2016年05月09日 06時35分41秒 | スポーツ

 前立腺癌が告げられてから、転移などをあれこれと色々心配したりしたこともあって、流石に少々ランが遠のいていた。前回を21日にここに書いた20日9・2キロから以降は、こんなふうだ。22日9・6キロ。その翌日に風邪症状から丁度1週間分休みで、次が30日の8・7キロ。そして5月4日には鶴舞公園まで行って、そのグランドを12周して帰ってきた。こう書いてみることによって半月を振り返ると、流石に走力低下が心配になる間遠さだと改めて気付く。

 この間に上記「風邪症状」について癌との関係でかなり心配、不安で落ち込んでいた。だけど、以下の理由から安心できるようになった。そんな出来事、心境があったから、これを記しておく。

 まず、医者から(風邪ではなく)アレルギー症状だろうと診断されて、喘息用の簡易吸入薬剤器と抗アレルギー薬の処方が出された。これによって症状が全て治まったのには、自分でもとても驚いたもの。なんせ、この年まで何かのアレルギーがあるとは診断されたことはあるが、喘息(的な症状)などは一度もなかったからである。これで、「この症状」と癌とを結びつけていた悩みはいったんは去ったのだった。そして同時に、次のような知識も医者である兄から入ってきた。
 
 癌というのは、癌の本家箇所の性質をそのまま受け継ぐものであって、前立腺癌はどうもノロマということである。また、前立腺癌自身は他から移ってくる箇所ではなく、これは本家以外ではあり得ないとのこと。合わせるとつまり、こういうことになるようだ。本体自身がノロマな前立腺癌が転移していたとしても、薬(注射)がよく効くのだそうだ。癌本体の処置は不可欠にしても、ということであった。「大元がノロマな癌は、どこへ移ってもノロマ」って、医者にとっては実にありふれた常識とのことだったが、僕には全く想像も付かぬ知識であって、かなりほっとしたのだった。まだまだ楽しみたいことが多いからである。ランもギターも同人誌も。そして、それら以上に、大好きな孫のハーちゃんについてもう少し大きくなるまでを見届けたいという気持ちがどれだけ大きいかも発見できた。このようにまだまだ活動年齢まっただ中にある人生が、やっぱりまだ名残惜しいのである。7日のギター発表会も3曲中2曲は良い出来でもあったことだし。過去(4回の発表会で)最も良い出来だったと、複数の人が告げてくれたもの。日々微々たるものではあるにしてもまだまだ上達しているということなのだ。幸せなことである。

 さて、前立腺癌の転移諸検査結果を全て終えたわけで、その結果からの今後方針の診断まで、少なくとも2日おき以上では走っておこう。改めてそんな決意をしたところだ。

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