前回の(6)を巡って、「シリア問題sicaさんとの論争」をご紹介させていただきます。よくある、なかなか興味深い論点も含まれているところから、読者のみなさまよろしく。
『 シリアのロシアは正しい (文科系)2018-02-09 18:44:22
シリアのロシアは正しいよ。だって、国連が認めた独立国政府に頼まれて安保条約的に参戦しているのだ。
日本で反乱軍が生まれたら自衛隊が徹底弾圧するでしょ。そして、自衛隊の手に負えなかったら、アメリカに頼むのは合法でしょ。むしろ、反乱軍が滅びればよいのだ。アメリカやサウジがオンブにだっこで育ててきた反乱軍が市民を人質にしているのだから、元々は自発的反乱軍なんかじゃないのね。
という論もありうるのに、日本のマスコミは完全な反乱組織者アメリカサイドの情報ばかりだ。だから僕は余計に意地になるね。(以下略)』
『 Unknown (sica)2018-02-10 12:22:44>
シリアのロシアは正しいよ。だって、国連が認めた独立国政府に頼まれて安保条約的に参戦しているのだ。
なるほど。国連に認められた政府なら、一般市民を対象とした無差別爆撃も許されると、戦時国際法を守る必要も無いと・
いやはや驚きました。これが「平和憲法を守れ」という人の言葉とはおおよそ信じられません。しかしそれだと国連という組織を非常に重視している文科系さんの主張とも矛盾するのですけどね。国際法を重視しない国や国民が、国連を重視するハズがありません
戦時国際法さえ守らなくていいという人たちこそ、「ならず者」と言えるでしょう。』
『Unknown (sica)2018-02-10 12:30:24「どっちも自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。」ドラえもんの言葉です。
「○○が正しい」などという「自分が正しい」という姿勢こそ、戦争を生むのですよ』
『 曲解です (文科系)2018-02-10 14:47:04
こういうのを曲解というのです。全く、理由も意味もない非難。(中略)
sicaさんの拙文理解。
『国連に認められた政府なら、一般市民を対象とした無差別爆撃も許されると、戦時国際法を守る必要も無いと』
僕がこんなことを言いましたか? 「一般市民を対象とした無差別爆撃もゆるされると」。関連箇所では、僕はこう表現している。
『日本で反乱軍が生まれたら自衛隊が徹底弾圧するでしょ。そして、自衛隊の手に負えなかったら、アメリカに頼むのは合法でしょ。むしろ、反乱軍が滅びればよいのだ。アメリカやサウジがオンブにだっこで育ててきた反乱軍が市民を人質にしているのだから、元々は自発的反乱軍なんかじゃないのね』
つまり、反乱軍が市民を人間の盾にしていると述べた上で、(市民ではなく)反乱軍が滅びればよいのだとのべたのですよね。
なお、反乱軍が出来れば必ず市民を盾にする。イスラム国もそうやったでしょ。イスラム国最後の首都を滅ぼす時でも楯にされた市民を殺すことになるのは誰でも反対でしょう。で、イスラム国はそのままにしておきましたか? 市民を殺さずに済みましたか?
さて、すべて、政府に対抗するよう一大勢力反乱軍をオンブにだっこで育てた連中が悪いのでしょう。さらに、イスラム国もそういう連中が作ったも同然ですよね。イラク戦争とシリア内乱が。
全て米英が手を引けばよいのです。そしたら、サウジだけでは何も出来なかったはずだ。
もう一つ、あなたの「正しさ」の議論はまた、ここがおかしい。
僕の議論についても、「いつものようにこう曲解しています」。馬鹿馬鹿しくて言わなかったことを今日初めて言いますね。
僕は正不正でものを言っていますが、貴方の議論は非難中心ですよね。僕の正不正が絶対的尺度を持っているとどこに書いてあるのです。そういうわけの分からない曲解をいつも貴方は僕に押しつけてきた。
そもそもある事柄の善悪の尺度などその都度いくつもあって、それらを合わせた相対的総合判断を闘い合わせるというのは、人の論議の常識に属することだ。
対する貴方の国際政治論もいつもどちらかを非難する。この非難がいつも絶対的尺度を持っているように曲解できるのですか? 非難するとは一応悪いと言い、こう改めろというのですから正義はあるのでしょうね。すると絶対的正義があることになるのですか?
こうして、あなたはこの手合いのことをやっているのだ。他人には絶対的善悪をおしつけて、自分は善悪も述べていないような顔をしている??こんな議論はただ馬鹿馬鹿しいだけです。』
『 シリアのロシアは正しい (文科系)2018-02-09 18:44:22
シリアのロシアは正しいよ。だって、国連が認めた独立国政府に頼まれて安保条約的に参戦しているのだ。
日本で反乱軍が生まれたら自衛隊が徹底弾圧するでしょ。そして、自衛隊の手に負えなかったら、アメリカに頼むのは合法でしょ。むしろ、反乱軍が滅びればよいのだ。アメリカやサウジがオンブにだっこで育ててきた反乱軍が市民を人質にしているのだから、元々は自発的反乱軍なんかじゃないのね。
という論もありうるのに、日本のマスコミは完全な反乱組織者アメリカサイドの情報ばかりだ。だから僕は余計に意地になるね。(以下略)』
『 Unknown (sica)2018-02-10 12:22:44>
シリアのロシアは正しいよ。だって、国連が認めた独立国政府に頼まれて安保条約的に参戦しているのだ。
なるほど。国連に認められた政府なら、一般市民を対象とした無差別爆撃も許されると、戦時国際法を守る必要も無いと・
いやはや驚きました。これが「平和憲法を守れ」という人の言葉とはおおよそ信じられません。しかしそれだと国連という組織を非常に重視している文科系さんの主張とも矛盾するのですけどね。国際法を重視しない国や国民が、国連を重視するハズがありません
戦時国際法さえ守らなくていいという人たちこそ、「ならず者」と言えるでしょう。』
『Unknown (sica)2018-02-10 12:30:24「どっちも自分が正しいと思っているよ。戦争なんてそんなもんだよ。」ドラえもんの言葉です。
「○○が正しい」などという「自分が正しい」という姿勢こそ、戦争を生むのですよ』
『 曲解です (文科系)2018-02-10 14:47:04
こういうのを曲解というのです。全く、理由も意味もない非難。(中略)
sicaさんの拙文理解。
『国連に認められた政府なら、一般市民を対象とした無差別爆撃も許されると、戦時国際法を守る必要も無いと』
僕がこんなことを言いましたか? 「一般市民を対象とした無差別爆撃もゆるされると」。関連箇所では、僕はこう表現している。
『日本で反乱軍が生まれたら自衛隊が徹底弾圧するでしょ。そして、自衛隊の手に負えなかったら、アメリカに頼むのは合法でしょ。むしろ、反乱軍が滅びればよいのだ。アメリカやサウジがオンブにだっこで育ててきた反乱軍が市民を人質にしているのだから、元々は自発的反乱軍なんかじゃないのね』
つまり、反乱軍が市民を人間の盾にしていると述べた上で、(市民ではなく)反乱軍が滅びればよいのだとのべたのですよね。
なお、反乱軍が出来れば必ず市民を盾にする。イスラム国もそうやったでしょ。イスラム国最後の首都を滅ぼす時でも楯にされた市民を殺すことになるのは誰でも反対でしょう。で、イスラム国はそのままにしておきましたか? 市民を殺さずに済みましたか?
さて、すべて、政府に対抗するよう一大勢力反乱軍をオンブにだっこで育てた連中が悪いのでしょう。さらに、イスラム国もそういう連中が作ったも同然ですよね。イラク戦争とシリア内乱が。
全て米英が手を引けばよいのです。そしたら、サウジだけでは何も出来なかったはずだ。
もう一つ、あなたの「正しさ」の議論はまた、ここがおかしい。
僕の議論についても、「いつものようにこう曲解しています」。馬鹿馬鹿しくて言わなかったことを今日初めて言いますね。
僕は正不正でものを言っていますが、貴方の議論は非難中心ですよね。僕の正不正が絶対的尺度を持っているとどこに書いてあるのです。そういうわけの分からない曲解をいつも貴方は僕に押しつけてきた。
そもそもある事柄の善悪の尺度などその都度いくつもあって、それらを合わせた相対的総合判断を闘い合わせるというのは、人の論議の常識に属することだ。
対する貴方の国際政治論もいつもどちらかを非難する。この非難がいつも絶対的尺度を持っているように曲解できるのですか? 非難するとは一応悪いと言い、こう改めろというのですから正義はあるのでしょうね。すると絶対的正義があることになるのですか?
こうして、あなたはこの手合いのことをやっているのだ。他人には絶対的善悪をおしつけて、自分は善悪も述べていないような顔をしている??こんな議論はただ馬鹿馬鹿しいだけです。』