今夜、と言っても20日午前1時過ぎ、世界クラブ・チャンピオン決定戦の準決勝、鹿島・レアル戦があります。
これに向けて表題のようなことを言えば、日本に多い「西欧、南米サッカー崇拝者」は大笑いするでしょう。「日本は50年追いつけない」などというご自分の「目の確かさ」を吹聴しまくって来られた方々だから。
ところが、2015年に世界クラブW杯で広島が南米チャンピオン(今回も南米代表になったアルゼンチンのリーベルプレート)を追い詰めました。結果は0対1でしたが、後半の後半などの相手監督は顔面蒼白という大攻勢を広島がかけています。
そして16年、有名な鹿島の戦いがありました。南米チャンピオン(コロンビアのアトレティコ・ナシオナル)をアジア勢で初めて負かし、レアルと90分2対2の死闘まで持ち込んだのでした。
以上の戦いはすべてこのブログにその都度報告エントリーがありますが、僕はまーアジア・チャンピオン・クラブ杯争奪戦も含めて、この戦いを歴史的に追ってきています。最初の動機はこういうものでした。
「アジアでこんなに当たり負けていては、いくら繋ぎが上手くたって、世界で通用するわけがない」
特に、この闘いに新参したJチームはまず勝てなかった。Jリーグの当たり緩すぎたからだと観てきました。
ところが、アジア大会での日本勢の当たりがここ数年大幅に改善されてきたんです。広島、浦和、鹿島などで。川崎2連覇は、このアジア大会での不振から学んだことも大いに影響していたと考えています。繋ぎ中心の川崎だっただけに、「こんな当たり、潰しでは勝てない」とアジア、世界を実感したはずなんです。それが例えば、昨日のエントリーにある憲剛の言葉にあふれ出ているのだと思います。
そして、こういうJ総学習の結果が、ロシアW杯のあのベルギー戦なんだと思います。代表の「デュエル」の弱さを指摘してくれた、はりるのおしえとともに。
こういう国代表戦にくらべてさらに、組織が得意な日本は日頃のクラブ単位で戦う方が外国勢相手にはもっと強くなるというものです。
今夜、鹿島の「不思議な守備力」が、レアルを破るかも知れません。去年逆転の2得点を入れたクリロナももういませんから。
今ニュースを見ましたが、南米チャンピオン・クラブが、負けました。開催国代表で出ているUAEのアル・アインに2対2からPK戦の末に。アル・アインからは、日本選手で広島にいた塩谷が出ていてアシストを記録したようです。
南米組織の相対的弱化によって、アジアがまた強くなったということでしょう。これは日本にとってはとても嬉しいこと。アジアに強国が出れば、日本の順位も上がるからです。
これに向けて表題のようなことを言えば、日本に多い「西欧、南米サッカー崇拝者」は大笑いするでしょう。「日本は50年追いつけない」などというご自分の「目の確かさ」を吹聴しまくって来られた方々だから。
ところが、2015年に世界クラブW杯で広島が南米チャンピオン(今回も南米代表になったアルゼンチンのリーベルプレート)を追い詰めました。結果は0対1でしたが、後半の後半などの相手監督は顔面蒼白という大攻勢を広島がかけています。
そして16年、有名な鹿島の戦いがありました。南米チャンピオン(コロンビアのアトレティコ・ナシオナル)をアジア勢で初めて負かし、レアルと90分2対2の死闘まで持ち込んだのでした。
以上の戦いはすべてこのブログにその都度報告エントリーがありますが、僕はまーアジア・チャンピオン・クラブ杯争奪戦も含めて、この戦いを歴史的に追ってきています。最初の動機はこういうものでした。
「アジアでこんなに当たり負けていては、いくら繋ぎが上手くたって、世界で通用するわけがない」
特に、この闘いに新参したJチームはまず勝てなかった。Jリーグの当たり緩すぎたからだと観てきました。
ところが、アジア大会での日本勢の当たりがここ数年大幅に改善されてきたんです。広島、浦和、鹿島などで。川崎2連覇は、このアジア大会での不振から学んだことも大いに影響していたと考えています。繋ぎ中心の川崎だっただけに、「こんな当たり、潰しでは勝てない」とアジア、世界を実感したはずなんです。それが例えば、昨日のエントリーにある憲剛の言葉にあふれ出ているのだと思います。
そして、こういうJ総学習の結果が、ロシアW杯のあのベルギー戦なんだと思います。代表の「デュエル」の弱さを指摘してくれた、はりるのおしえとともに。
こういう国代表戦にくらべてさらに、組織が得意な日本は日頃のクラブ単位で戦う方が外国勢相手にはもっと強くなるというものです。
今夜、鹿島の「不思議な守備力」が、レアルを破るかも知れません。去年逆転の2得点を入れたクリロナももういませんから。
今ニュースを見ましたが、南米チャンピオン・クラブが、負けました。開催国代表で出ているUAEのアル・アインに2対2からPK戦の末に。アル・アインからは、日本選手で広島にいた塩谷が出ていてアシストを記録したようです。
南米組織の相対的弱化によって、アジアがまた強くなったということでしょう。これは日本にとってはとても嬉しいこと。アジアに強国が出れば、日本の順位も上がるからです。