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日本版ゲーゲンプレス・川崎  文科系

2018年12月27日 10時41分42秒 | スポーツ
 12月25日に「改めて、ゲーゲンプレス」を載せた。これはその続きである。以下はまず、18日掲載の「憲剛が体現している世界趨勢」の抜粋である。

【 (前略) 『2017年、中村と考えを共有する鬼木達ヘッドコーチが新監督に昇格。攻撃だけではなく、守備でも魅せようという殺し文句で選手たちのやる気をあおり、相手ボールの回収に力を注いでいく。
 とりわけ、攻から守への切り替えと球際の厳しさを徹底。そこから敵陣でボールの保持(攻撃)と奪取(守備)を繰り返し、敵を一方的にやり込める最強フロンターレの「核」が形づくられていった。
 こうした環境に身を置くなかで、真っ先にボールを刈る「新しい中村」が生まれることになる』

 こうして、今現在の憲剛はこんなことに最も留意して来たというその表現が、次だ。

『衰え知らず、といったレベルの話ではない。昨年から明らかにバージョンアップされた「新しい中村」が、そこにいた。
 いったい、何が新しかったのか。それは「狩り」の味を覚えたことにある。守りに回ると、敵に激しく圧力をかけ、ボールをかすめ取るプレスの急先鋒として、目覚ましい働きを演じることになった。
「自分が常にスイッチャー(攻から守への切替役)になること、今年の最もやるべきことは、そこだと思っている」
 中村はそう言って、新しい役割にのめり込んでいった。それもボールの集配を司る「本業」をこなしたうえでの話だ。猛烈な勢いで敵に襲いかかり、獲物(ボール)を狩って、狩って、狩りまくる。
「現代サッカーでは攻撃の選手も積極的に守備をするのが当たり前ですからね。その質をどこまで高められるか。いまや、そういうフェーズ(段階)になっている
」』 】

 クロップゲーゲンプレスを一言で言えば、昨日書いたようにこういうもの。
「縦を短く詰めたコンパクトな陣形を作っておいて攻め、敵にボールを奪われた瞬間に前へ詰めてそのボールを奪うやり方。初めは、敵陣におけるそういうボール奪取からの得点法。さらにこれを、身方の中盤以降などの守備陣形としても使うようになってどんどん失点を減らしてきた。そういう組織、選手作り」
 この定義が、フロンターレ組織プレーの上記表現で、至る所にあふれているのが分かるはずだ。

 現在のサッカーの守備とはこうして、ただ単に守ることではなく、敵ボールを強奪すること、良い強奪が最も合理的な得点法にもなるという考え方なのである。
コメント (6)
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