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名波が語る、遠藤保仁の凄さ   文科系

2020年10月16日 14時37分27秒 | スポーツ

  静岡朝日テレビネットニュースとして、Jリーグ磐田でプレーし始めた遠藤保仁の2ゲーム・名波浩の解説を読んだ。実に分かりやすい文章であり、遠藤のプレー、役割の大きさ、偉大さが全て分かる見事なもの。これから、こんな書き方が主流になるとサッカー文章が実に面白くなると、感じ入った次第。言い換えれば、サッカー文章はここまで来たのである。

『 ジュビロ磐田元監督で元日本代表MFの名波浩氏(47)が15日、静岡朝日テレビの情報番組「とびっきり!しずおか」(月~金曜午後4時37分)に出演し、J1ガンバ大阪からJ2磐田に期限付き移籍した元日本代表MF遠藤保仁(40)について語った。移籍初戦の松本山雅FC戦と移籍第2戦でチーム9試合ぶりの勝利に貢献したV・ファーレン長崎戦を振り返り、具体的に遠藤の持つ能力の高さを表現した。  「遠藤選手がプレーしているポジションでは1試合80回ボールを触れば、『いいね』と言われるものですが、彼は松本戦で122回ボールに触ってパス成功率88%、長崎戦は110回で87%と、ものすごい数字を出している。加入2週間でボールを集めて、ゲームを作って、しかも前におしゃれなパスを通して、横パスが少ない。それでこの数字ですし、この短期間でチームにピタッとはまる選手は日本中探してもいない。それは自分がどうすればチームに生きるか、生かせるかを考えてプレーしているからです」』

 ボールをもらえる位置に(相手に気づかれず、味方には気づかれて)いつも動いているからボールが無数に、楽々受けられて、前へ前へとパスを成功させる。ごく短期間でチームの王様になるほどにこれだけの数字が弾き出せるのは、チームが見え、そこで自分の生かし方が見えるからだと、・・・なんとまー見事な解説だろう。これだけで、遠藤のプレーがほぼ手に取るように見えるのである。

 遠藤保仁、やはり、中村憲剛等も一目置く、偉大な選手なのだ。憲剛がこんなことを語っていたのを思いだす。初めてJ1に上がったときガンバと練習ゲームをやって、大したことないなと思った。が、その時はたまたまヤットがいなかったのであって、次にやった時にはコテンパンにやられた。「一人の選手だけでこんなに違うものか」と、遠藤はやはり、そういう選手なのである。

 視野を確保し彼我の組織分布を見る技術が凄いのだろうが、この視野という点では、若いころ代表で出会ったこの点の名手・中田ヒデからこそ学んだ? ヒデが最後に代表エースを張ったW杯ドイツ大会では、遠藤は代表選手ではあったが、確か1度もプレーできなかった? 苦い体験だったのだろうが、これが確実に無駄にはなっていなかったのかと、そんなことを考えこんでいた。

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