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学術会議推薦却下の法律論  文科系

2020年10月07日 18時33分18秒 | 時事問題

 日本学術会議会員選考について、今回新たに学んだ法的な重大問題性というものを追加させていただきます。

 国家公務員一般の人事法規を持ち出して、内閣総理大臣が任命却下を出来ると強弁したのが、今回。対して、法律専門学者らが、こう反論している。内閣からは独立しているべきとして特別に配慮が必要な国家公務員については、国家公務員一般の人事法とは別の特例法を定めてある。この特例法が、一般公務員法規よりも優先するからこそわざわざ作られたものということである。例えば、検察官。これについて安倍は、黒川氏の定年延長という異例を、一般公務員扱いと弁明しつつ行った。さらにその前には、集団安保問題で内閣法制局長官。慣例を破って、内部昇格をせずに外務省国際条約局長だったかを連れてきた。そして今回は、「学問の自由」に関わる学術会議人事特例法を無視した異例の人事介入である。

 これら全て、内閣から独立性が必要な部門ばかりで、そういう部門へのかつてない強引な介入なのである。検察・司法とか、学会の「国会」とか、内閣内で相対的に独立しているべき憲法・法律解釈部門とか、これらへの強引極まる異例な内閣介入連発は、「内閣と、その独裁が手を付けた部門の忖度深化との悪循環」がどんどん進んでいくことを示している。これを、ファッシズムの開始でなくて何と言うべきだろうか。議院内閣制をとる国でこんなことをやり始めている時には、司法でさえその独立は陰でどんどん損なわれてきたに違いないのである。まず、密かに行う。それが発覚しても、理由は公表しない。いやいや公表させられた時には、理屈にもならない詭弁論法を暴力的に通していく。今回も明らかになったこういうやり方もファシズムの臭いに満ち満ちている。後継内閣がこんなことをするって、いったんは退いて尻についた火を消してから第三次内閣を作って、日本会議が目指す国家を作り上げていく算段なのだろうかなどとさえ、訝っている。

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喜寿ランナーの手記(317) やっと、入院ブランク前に戻った  文科系

2020年10月07日 01時17分49秒 | スポーツ

 色々大変苦労してやっと、7月初めからの白内障手術入院ブランク1カ月以前の走力に戻れた。6日のジムでウオームアップ緩走込みの前半30分(市営ジムマシンは、1回30分の時間制限がある)が4・3キロに届いたからだ。これは7月5日の前半と同じ距離で、なおかつ心拍数も145ほどとまだかなり余裕ある走りだった。明日からの次の目標は6月18日の「4・4+4・6キロ」になるが、これももう達成したも同じと実感できている。すると次には、昨シーズンの最高記録が目標となり、ジムでは1月19日「4・5+4・9」、同じ1月17日の外走りでアップ走とダウン走の中間5キロほどを1キロ当たり6分26秒で走ったのが目標になる。
 こういう直近の目標について、後半30分の目標は案外達成近くなっているとも、6日には初めて感じた。前半30分を抑えて走れば、後半は9・8キロほどで走り通せる目途が立っている。つまり、相当長いウオームアップ時間が必要な身体になってきたが、走力自身は伸びているのである。ちなみに、18年12月22日には前半4・7、後半4・9キロという記録があるが、後者は今も十分可能ということだ。前者は難しくなったということなのだが。 

 ということで、僕の最近のマイナスになった走力をやっと振り出しまで戻した時点から、本日は次への抜本的鍛錬にもう一歩励んできた。左脚のウエートトレーニングを機器を初めて使ってやった。左片脚膝を180度から135ほどに曲げた状態から真っ直ぐに伸ばす加重運動を何回もやってみて、左10回が出来る重さはほぼ85キロと確認。この重さを今後次第に増やしていこうという心づもりである。この時、右脚の方が考えていたとおりかなり強いとも確認できたが、この左右とも100キロとか同じほどになれば「走る時の地面つつき力」も左右同じほどになるだろうという算段である。気の長い話になるかもしれぬが、座位の両腕10回プレス筋肉では28キロから35キロへと最近の鍛錬が効いたのが先日確かめられているので、脚ならなおさら鍛錬有効と考えたわけだ。そしたら、6日のこの運動の後、両脚のなんと軽かったこと! 驚くばかりで、目標への成算が既に立った思いだなどと、今後にとても楽しみが増えたもの。
「色々やってみるもの。来年80になる身として、こんな楽しみが持てるって幸せなことだ」

 余談になるがスポーツの話として、ひとつ。孫の10歳女児が、メガロススイミングクラブこの8月平泳ぎ測定で4年生の1番になった。6月の背泳ぎに次いで、この大きなクラブでの学年別2冠王だ。これは、スポーツ大好きで生きてきた僕の折々の特訓の成果であって、僕の「スポーツへの目」がこんな所で役に立ったとか、これは孫への遺産とも言えるとか感じられて、とても嬉しかった。これも、老人最高の幸せの一つ。なんせ「明日、特訓、行こうか」と呼びかけると必ず付いてくるという信奉ぶりで、母である娘がやるピアノ教室援助よりもはるかに上手く行っている。「好きにしないと、上手くならない」を娘は分かっていなかったと観てきた。もっともまー、子どもは音楽よりもスポーツの方が好きになりやすいのだろう。ただ、娘は音楽教育で小学教師になったのだけれど・・・。ついでに、ここに近くこんなことも書いてみようか。「水泳4泳法の指導で起こりやすい悪癖と、その正し方」。 

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