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ジョンソンと安倍晋三  文科系

2022年07月08日 15時42分24秒 | 国際政治・経済・社会問題(国連を含む)
 このエントリー原稿は、昨夜書いたものだ。当然、このひとつ前のエントリーの続きとして。が、今朝になって大変なことが起こった。それでも、やはり大事なこととして、これを掲載する。昨夜書いた文章そのままで。


 昨日のエントリーと同じ標記の内容を、英首相ジョンソンが辞任に至った今、改めて論じ直してみたい。両者は政権党党首、首相としての政治手法、罪状が瓜二つなのである。という以上に、罪状に関しては安倍晋三の方がはるかに重いと言える。以下のように。

 ジョンソンの罪状をめぐって論じられたマスコミ論調には、こんな言葉が必ず入っていた。一つは、「首相の最も重い罪は国会を欺くことだ」というもの。これが大罪というのは、日英いずれも国会が国権・国政の最高機関だからこそなのであるが、二人ともこの意味が分かっていなかったかして、これをやり続けてきたのであった。今一つは、数々の失言や嘘、不誠実な応対があっても許されてきたのは、「選挙に勝てる党首として党内支持が堅かったからである」という、「選挙だけ政治に励むかのごとき党首」という顔である。ついては、安倍晋三ご自身の国会ヤジにこんなものがあったのを思い出す。「(野党諸君がこんな風に私を批判しても)この私は選挙に5回も勝ったぞ!」。

 この二つの点に関して、ジョンソン・安倍両氏の罪状比較をやってみよう。
 まず、国会への嘘だが、モリカケサクラを合わせれば数百回になることがはっきりしていて、安倍晋三が断然多いことになる。
 また「選挙のために政治をやっている」については、なによりもサクラを振り返ってみるがよいのである。毎年春の桜の下に国政功労者に集まっていただいてこれを讃えるという国家行事が、いつの間にか個人選挙功労者・後援会幹部などの場所にすり替わってしまい、「山口県人がばかに多い会」にどんどんなって来たということ。さすがにジョンソンでも、国家行事のこんな私物化は「コロナ下数回の私的パーティー」であって、安倍よりもずっと規模が小さかった? 

コメント (4)
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