膀胱癌全摘手術をやったのは、去年の9月入院のその月末。以降その副作用やら感染症やらで、短い退院時期はあったものの、合計4ヶ月ほどの入院になってしまった。こうして、癌が分かって以降、ランナーがランナーでなくなって約9ヶ月が過ぎた。そして、復帰目指した病後初ジムが1月27日。今月9日がその第5回目となった。この5回のランナー復活過程でどんな変化が見られたか。自分でも興味津々でやってきたことなのだが。
- 6キロ時走行がやっと30分ほどはできるようになった。ただこれは、今の最高持続速度に近いから、普通の心肺機能向上ランとしては、5キロ時走行ほどが適切だと考えている。
- 最初心拍数160bpmを越えた6キロ時走行が、今は140ほどに落ち着いてきた。5キロ時走行なら130を切る。これは、わずか5回のジムを通しての変化としては意外な進歩だと理解している。
- ただし、去年春10キロ時近くで30分走れた時には、140bpmは時速7.5キロ時ほどの楽な心拍数であって、そのときに比べれば今の140bpmはかなり苦しいのである。こうして、今の心肺機能鍛錬としては、5キロ時以下、心拍数では130以下の速度に下げて走った方が良いと、ジム5回目にして気付いたところだ。
- ただし、こんな心肺機能である現在でも、82歳になろうとする僕の最高心拍数は165まで上がる。ただ、今の165は、昔の165の時に比べればとても苦しいのだが、普通に上がることは確かなのだ。これは、過去ランナーだったときの特徴が残っている僕の心肺機能の長所と考えられること、そう理解している。
と、まー、やっとここまで来て、「普通の」ランナー復帰への目処も立ったのかな?という、半信半疑状態が現状である。