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入院報告,と、「民主主義度で日英大差」のこと  文科系

2022年07月07日 17時19分52秒 | Weblog
 入院目的であった2種の抗がん剤投与のうち、週一投与の方2回目が2回も延期されてしまった。一回目は白血球値が下がりすぎ、2回目は血小板数が足りなかったから。そして、今朝の血液検査でいずれの数値も基準を満たしていたからということで、「明日この2回目をやって、明後日土曜日、いったん退院」と申し渡された。以降は2か月ほど通院投与になる。それから膀胱全摘のダヴィンチ手術という予定なのだ。以降はストーマという体外膀胱をつけることになるが、腸の一部を尿導管につないでストーマへの出口を作る「回腸導管」というやり方になるようだ。まー逍遥と、言われるままに従っていくしかない。
 体力が落ちないようにという階段往復やスクワットは普通にやってきたから、2回目の薬はきついものではないそうだし、退院したらちょっと走ってみようかなどと、目論んでいる。

 ところで、イギリスの首相が閣僚の信頼を失う不祥事をしでかして、辞職になる雲行きらしい。コロナ下で何回かパーティーを開いたり、一閣僚不祥事を不問に付したりして、それらの告発に対して首相が嘘の応対を連発してきたことも分かってしまい、「首相不信任・閣僚辞任」が相次ぐことになった。
これで思い出すのが日本の安倍晋三元首相。モリ・カケ・サクラと重なった国政私物化とそれを誤魔化した何百という国会嘘答弁の決着はいまだについていないはずだ。イギリスと違って、この日本では、これを告発する閣僚など一人も出ていない。それどころか、過ぎた選挙を前にしてこの国会質疑応答を逃れるために国会を開かず、延ばし延ばしにしたうえに、開いたと思ったら即座に解散という、前首相不祥事隠しのための暴挙に政権党がこぞって邁進していったのであった。それで現在のこの安倍晋三氏は、相変わらず与党最大派閥の長に収まっていて「軍事費をGDP2%に」などと豪語しているのである。日本とイギリスの行政権・内閣の民主主義度のなんと大きな違いであることか! このことが、この度の選挙の争点になっていないというのは、日本の政権党、政治はちょっと狂っているということだろう。国権の最高機関・国会で嘘八百答弁がわかっても、何のお咎めもない日本なのである。
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4 コメント

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良かったです (げたのうら)
2022-07-07 19:02:40
取り敢えず一旦退院の目途がついて良かったです。
次回は9月になってからの入院、手術ということですね。暑い最中にご自宅での療養、通院になりますが適度な運動で体調整え、どうぞご自愛ください。
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ありがとう (文科系)
2022-07-08 16:01:35
 げたのうらさん、励ましてくださってありがとう。今、遅れていた2回目の抗がん剤投与点滴をやってきたところです。これと同じ薬剤を週一、もうひとつのほうを月一であと2回と聞いています。週一の方はちょっと副作用が少ないみたいだから、この退院後には走力をちょっと戻せるかも知れません。この病院の癌ケア室の話を聞いたのですが、全摘でストーマ付けて走っている人がいたそうです。残念ながら再発で亡くなったそうですが、僕が2代目になりますね。この手術では日本で4本の指に入っていた老舗の病院なのですが。再発定期検査も、私的人間ドック検査も検討しつつ、しっかりやっていきたいと考えています。
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高齢者の手術で心配なこと (金澤克彦)
2022-07-10 21:03:37
前からガンのことは聞いていましたが、結局手術ですか。高齢者の手術は体力が奪われ、ガンが切除できても、体力が落ちて命を縮めることが多く、欧州では高齢者のガン手術はなるだけ避けているとイタリアの友人から聞いたことがあります。日本ではガン=手術が当たり前とされているそうですが、欧州では寿命考えなるべくく手術はしないのが一般的になってきているそうです。80はまだ寿命年齢、長生きしてください。
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克彦さん (文科系)
2022-07-10 23:52:09
 簡単に手術と決めたのではありません。6月初めにもうこれだけ分かっていたと、ここにも書いてきました。
①がん細胞が、膀胱壁の筋肉層に達している第2~3期であり、悪性度も高い。手術をしても5年生存率が、2期なら6割、3期なら4割ちょっと。手術をしなければ遙かに速くなるということで、前から決めていたわけです。
②その後の精密検査で2期と判明。なお、手術と決め直したわけです。

 死ぬにしても、ぎりぎりまで今まで通りの生活をしながらと、前向きに生きていく覚悟なんですよ。退院した昨日から今日にかけても、孫二人と娘についてUSJに行ってきました。今日1日、あそこを元気に歩いて来ましたよ。細胞が若ければ癌が速いと言いますが、それでコロッと逝くのは良いなどとさえ考えています。死ぬ存在だということと、死ぬ覚悟とを育てながら生きてきたような人生でしたから。
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