たんぽぽの心の旅のアルバム

旅日記・観劇日記・美術館めぐり・日々の想いなどを綴るブログでしたが、最近の投稿は長引くコロナ騒動からの気づきが中心です。

南出賢一泉大津市長から小学生のお子さんをお持ちの親御さんへのお願い

2022年02月12日 13時46分12秒 | 気になるニュースあれこれ
子どもプラットフォーム発起人、
南出賢一泉大津市長から小学生のお子さんをお持ちの親御さんへのお願い

https://sp.nicovideo.jp/watch/sm40027955



南出賢一 /大阪府泉大津市長@minakenboより、

https://twitter.com/minakenbo

「接種クーポンに同封する市長メッセージの中で「接種による中長期的な人体への影響については明らかになっていません。」と書いていることに対して、なぜそんなこと書くんだとクレームをつけてきた医者がいた。伝えるべきことはちゃんと伝える。誠意を大事にしたい。」



医師の9割が児童へのワクチン接種を推奨しない

https://isom-japan.org/storage/public/files/cancer_integrative_medicine.pdf




12歳未満へのワクチン接種は必要か?【大石が深掘り解説】 (22/01/14 22:21)

CBCニュース(CBCテレビ公式TouTubeチャンネル)より、

「「チャント!」アンカーマンの大石邦彦です。

岸田首相が明言した12歳未満へのワクチン接種。
厚労省のGOサインが出れば、ワクチン接種がスタートしますが、
そのメリットは? リスクは?

子供のコロナ感染リスクと、ワクチン接種後の副反応リスクを徹底解説!
迷う保護者の判断材料になってほしいとの思いが、この動画に込められています。
あなたは子供にワクチンを打たせますか?」

https://www.youtube.com/watch?v=DrV8Q71Ro0M

『Anne of Green Gables』より_第1章Mrs.Rachel Lynde is Surprised

2022年02月11日 23時06分24秒 | 『赤毛のアン』
Mrs.Rachel Lynde lived just where the Avonlea main road dipped down into a little hollow fringed

with alders and ladies eardrops and traversed by a brook that had its source away back in the woods of the

old Cuthbert place; it was reputed to be an intricate,headlong brook in its earlier course through those

woods with dark secrets of pool and cascade;but by the time it reached Lynde,s Hollow it was a quiet

well-conducted little stream for not even a brook could run past Mrs.Rachel Lynde,s door without due

regard for decency and decorum;it probably was conscious that Mrs.Rachel was sitting at her window,

keeping a sharp eye on everhthing that passed,from brooks and children up,and that if she noticed

anything odd or out of place she would never rest until she had ferreted out the whys and wherefores

there of.

『赤毛のアン』
第一章レイチェル・リンド夫人の驚き

「レイチェル・リンド夫人は、アヴォンリーの街道が、小さく窪地へとゆるやかに下っていくあたりに住んでいた。まわりには、ハンの木や淑女の耳飾りと呼ばれる野生のフクシアの花がしげり、そして、カスバート家の古びた屋敷のある森から流れてくる小川が横切っていた。

 この小川も、森の奥深くの上流には思いがけない深い淵や滝があり、曲がりくねっていたり荒々しかったりするという話だが、リンド家の窪地に流れつく頃には、静かで、まことに行儀のよろしい、可愛らしいせせらぎになっていた。

 というのも、リンド夫人の家の前を通る時には、川の流れですら、体裁とか礼儀作法を忘れるわけにはいかなかった。何しろ彼女は、いつも窓辺にすたって、小川から子どもに至るまで、通るものすべてに目を光らせていて、どこが妙だとか、しっくりこないと感じたら最後、どうしてそうなのか、わけをつきつめずにはいられない。たぶん、小川の方でも、それを心得ているのだろう。」

(『赤毛のアン』モンゴメリ、松本侑子訳 2000年5月25日第一刷集英社文庫より)








【大石が聞く】ワクチンで小6女児体調悪化 おなかに発疹 舌は真っ白に…

2022年02月11日 15時06分09秒 | 気になるニュースあれこれ
CBCニュース(CBCテレビ公式TouTubeチャンネル)より、

「母親「(写真を示しながら)これが出始めて… もうそれはちょっと やっぱり普通じゃないと…」

12歳の体を突如襲った“異変の数々”。お腹には赤い発疹が…。
そして、舌は白い苔のようなものでびっしりと覆われています。

  大石アナ「舌にこの症状が出始めた時はどんな感じでした?」

  体調不良に悩む女児(12)「痛かったです、すごく。ヒリヒリ…」


もう長い間、全身のけん怠感にも悩まされています。

  大石アナ「学校には行くことはできているのかな?」

  体調不良に悩む女児(12)「そんなに…行ってない」」

https://www.youtube.com/watch?v=c2PDgwCaJeg



「日本におけるオミクロン株に対するワクチンの効果 --- 小島 勢二」

https://agora-web.jp/archives/2055051.html



「ワクチン推進派の罪深いデマ」

https://ameblo.jp/ave-blo/entry-12717233716.html



「【関東有志医師の会】
不条理なコロナワクチンの3回目接種と小児への接種の即時中止を求めます。北海道、東北につづき、関東甲信越のグループの「関東有志医師の会」を立ち上げました。」

https://www.facebook.com/kantouyushiishi/?ref=pages_you_manage

お子さんへのワクチン接種を考えている親御さんへ

2022年02月10日 23時54分38秒 | 気になるニュースあれこれ
子どもプラットフォームツィッターhttps://twitter.com/kodomocorona
より、


【こどもをワクチンから守る動画シリーズ第一弾】

こども達をワクチンリスクから守れるのは保護者の皆様だけです。

これから次々と動画をアップし、最後に一つにした動画を公開します。
これは最初のメッセージです。

どうかお子様がいる方々へこの動画を伝えてください。

https://www.nicovideo.jp/watch/sm40019252



子どもプラットフォームについて

https://www.kodomocorona.com/about-platform/

2月10日は「観劇の日」

2022年02月10日 16時47分42秒 | ミュージカル・舞台・映画
ミュージカル『笑う男』-帝国劇場初日中止
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/4b9b96c5c70da3e96fed1e58705a109d


ジョン・ケアードさんの世界一受けたい授業&帝国劇場の裏側
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/f336c39ea13eb4334830bffc9a39ef94


 1911(明治44)年に帝国劇場が完成した日にちなんで、2月10日は「観劇の日」なんだそうです。帝国劇場は、日本初の西洋式演劇劇場。東宝さんが運営しています。

 ミュージカル『笑う男』、一週間おくれで、無事に初日の幕があがったようです。悪天候により観劇を断念せざるを得なかった方もいらっしゃるのは残念です。一回一回、一日一日、無事に公演できることを祈っています。


ミュージカル『ラ・マンチャの男』
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/c3cc6d65cd0cdab4f77476dc50c8bec1

 日生劇場『ラ・マンチャの男』が2月8日から12日まで中止となってしまいました。6日に初日の幕が開いたのでほっとしていましたがわかりませんね。松本白鷗さん79歳、半世紀以上演じ続けてきた舞台の集大成。本当に最後だろうと思います。どのタイミングで中止を決断して、いかに早く観劇予定の観客に伝えるか、東宝も宝塚も苦慮していると思います。

「たかが芝居されど芝居」、13日から無事に公演できますように・・・。

 
2013年、帝国劇場『レ・ミゼラブル』














2014年、帝国劇場『ミス・サイゴン』







2021年、帝国劇場『マイ・フェア・レディ』






 
 2月10日は、ふうと(望海風斗)の日でもあるそうです。


ワクチン後遺症窓口”設置を明言 名古屋市河村たかし市長 (22/02/09 18:04)

2022年02月10日 00時21分28秒 | 気になるニュースあれこれ
CBCニュース(CBCテレビ公式TouTubeチャンネル)より、

「ワクチン接種後の体調不良に苦しむ人たちについて、名古屋市の河村たかし市長は、来週にも後遺症の相談窓口を設置することを明らかにしました。」

https://www.youtube.com/watch?v=hmn41A0-z5U


 愛知県名古屋市を拠点とするローカル局のニュースチャンネルにあがったニュース、

 厚労省のホームページに副反応疑いの報告があがっていること、コロナでは死亡例のない10代の死亡報告があがっていることは事実なので、政令指定都市である名古屋市の動きは大きいかもしれません。

コロナ入院期間、4日に短縮可能 重症化リスクに応じ判断、厚労省

2022年02月09日 15時37分37秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年2月8日付東京新聞より、

「コロナ入院期間、4日に短縮可能 重症化リスクに応じ判断、厚労省-

 比較的症状が軽い人は自宅療養などに切り替え、病床逼迫を防ぐとともに、高齢者や症状が急変した人が確実に入院できるようにする狙い。」

https://www.tokyo-np.co.jp/article/159042


 リスクの高いところはわかってきているのに、このままコロナの特別扱いは続いていくのか。

 法律上は厚生労働大臣が「新型インフルエンザ等感染症」に該当しないと判断して公表すればインフルエンザと同じ5類に変更できるという記事。


楊井人文のニュースの読み方より、

「コロナ「2類相当」変更は法改正せず厚労相の判断で可能-

「厚生労働大臣が、もはや「新型インフルエンザ等感染症」に該当しないと判断して公表しさえすれば、「入院勧告」「無症状者への適用」その他さまざまな法的な縛りが解けるのです。

現在の感染症法には「5類」にインフルエンザなど8つの感染症が分類されているのですが、「コロナウイルス」は入っていません。ただ、「厚生労働省令」でインフルエンザと同レベルの感染症を5類に分類できるようになっています。」

https://yanai.theletter.jp/posts/7e7882e0-8728-11ec-bbc4-b12f244efdaf


 大人の都合で子どもたちを悪者にした集団ヒステリー(とわたしは思います)。ようやく子どもたちを守る声が医師会から発信されました。??と思うところもありますが、まん延防止~が延長されようとしている中で声があがってきたことは大きいのかもしれません。


「「都医師会理事、2歳以上マスク着用に「とんでもない」 心肺への負担やちっ息の危険も-

会見後、囲み取材に応じた川上理事は「2歳にマスクなんてとんでもないこと。大人を守るために子どもが犠牲になるというのが国の考え方。子どものためにちゃんと声を上げていかないと」と話した。」」

https://news.yahoo.co.jp/articles/bd425c18eabea8b35751576965188dd197ddf9aa


「東京都医師会、子どもへのワクチン接種は「同調圧力で打たせるのは反対」-」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c37f88505cbb067b663479976d88f3418649c215


 振り返ると2020年3月ごろ、日本は一か月後アメリカのようになる、イタリアのようになると言われました。ニューヨーク在住のシングルマザーを名乗る女性が、日本は二週間後やばいことになるよと不安を煽った動画、YouTubeで再生回数が多いということで勝手に表示されたので、わたしも見ました。ある大学教授は死者何十万人という予測を出しました。日本はそうならなかったのに、そうなっていないのに、その頃植えつけられた、コロナによって健康だった人が突然バタバタと倒れていくというイメージが強すぎるのではないでしょうか。2020年5月の時点で、指揮者の上垣先生は謝るべきですと書かれています。

https://ameblo.jp/saty0221/entry-12600886270.html?frm=theme


 コロナ禍であらわになった、希望のない日本という船の姿、このまま沈むまでコロナの特別扱いを続けていくのでしょうか。

 

旅の思い出-フォンテーヌブロー宮殿-年代記

2022年02月09日 00時00分01秒 | パリから世界遺産を訪ねて
2008年9月10日(水)、JTBの格安ツアーで訪れました。

写真も旅日記もないので現地で購入した日本語の見学ガイドより、

「年代記-8世紀にわたる歴史

 フォンテーヌブロー宮殿は、狩猟に適した鳥獣が多く棲む広大な森のなかにあり、8世紀にわたって、国の支配者たちのお気に入りの場所であった。ルーヴルやヴェルサイユとは異なり、この王宮が政治の中枢の場になったことは一度もなく、どちらかといえば、特に狩猟シーズンに都会の喧騒の中から逃れ、家庭的なくつろぎを楽しむ館として好まれてきた。このように常に愛されてきた建物や装飾は、それぞれの時代の流行にあわせて絶えず修正や拡張が行なわれ、その美しさに磨きがかけられた。一目でここを理解するのが難しいのはこうした理由からであり、同時にまた、フォンテーヌブローの豊かさと価値も、同じ理由によって説明できる。実際、それぞれの統治者が自らの必要や欲望に応じて翼館の増築、建物の取り壊しや再建を行ったため、視点をかえるたびに、それまでとはまったく別の宮殿がそこにあるように思えるほどである。したがって、その歴史をたどれば、この宮殿をより深く理解できるであろう。

 12世紀、少なくともルイ7世の治世には、この地に城塞のあったことが知られている。聖王ルイ(ルイ9世)は都会を離れてここに来ることを好み、1259年には、病院の維持を担う三位一体修道会の修道院をこの傍らに建てさせた。端麗王フィリップ4世はこの宮殿で生まれ、亡くなっている。15世紀になると、宮殿は王妃イザポー・ド・パヴィエールによって美しく装飾された。

 1528年、パヴィアの戦いによって敗れ捕虜となっていたフランソワ1世は解放され国に戻ると、首都から遠く離れることなく狩猟を楽しめ、しかもパリから逃れることのできるこの場所に愛着をもつようになった。王は中世の建物の土台の上に新しい宮殿を建てることにしたが、正方形をした大きな塔であるドンジョン(主塔)は取り壊さずに残し、その開口部のみが採光をよくするために広げられた。ドンジョンは現在も「楕円形の中庭」の奥に見ることができる。また、イタリアで接した建築に魅了された王は、森に面する側に新しく「黄金の門」を造らせた。この門は、現代的なピラスター(付け柱)と三角形のペディメント(切妻壁)の付いた窓、そしてロッジアで装飾が施されている。さらに中庭に突き出た部分には、「セルリオのポルチコ(柱廊)」と呼ばれる堂々たる会談も造らせた。この会談は後にファサードと一体化された。」


子供のマスク着用の弊害

2022年02月08日 15時04分01秒 | 気になるニュースあれこれ
2022年1月30日付女性セブンより、

「子供のマスク着用の弊害 脳の酸素不足で学習意欲、登校意欲の低下もー

「マスクは、子供の脳から酸素を奪います」。そう主張したのはドイツの神経科医マーガレッタ・グリーズ・ブリッソン医師だ。彼女は子供がマスクの着用を続けると慢性的な酸欠状態になるとして、2020年に公開した動画で次のように警鐘を鳴らした。

「酸欠の一時的な警告症状として頭痛や眠気、めまい、集中力の低下などが起こります。しかし、慢性的に酸素が少ない状態が続けば、人体はそれに慣れていくので、頭痛などの警告症状は消えます。とはいえ、脳の酸素不足は進行し続けます。

 成長期の子供にとってマスクは絶対によくありません。子供と青年は非常に活発な適応免疫システムを持っています。若い人は脳も非常に活発で、学ぶことがたくさんあります。若者たちの脳は、常に酸素を渇望しているのです」」

https://www.news-postseven.com/archives/20220130_1722610.html?DETAIL

 
「保育園児のマスク着用「子どもや保護者の意図に反して無理強いすることのないよう一時的に推奨。2歳未満児は推奨せず」後藤厚労大臣」

https://news.yahoo.co.jp/articles/9da566a5712c357cf62f67e6805c2a03cdd7ce5a


 子どもたちに同調圧力をかけるような施策がこれ以上必要でしょうか。朝から外に出れば、大人がみんなマスクをしているため保育園に通っている子どもたちほど喋れなくなっているという、心配なツィートをみかけました。家庭内感染を防ぐために?家の中でもマスク、お風呂に入るときもマスク、家の中にテントを立てることを推奨するという専門家?まで現れたようですが、本当にそこまで必要なのでしょうか。子どもの一日、一か月、一年と、大人の一日、一か月、一年は、時間軸が全く違います。子どもたちの健全な心身の発育の機会をこれ以上奪っていいのでしょうか。

→わかっているのなら、もう子どもたちを解放してあげてほしいです。

「尾身氏、高齢者「対策徹底を」 オミクロン株巡り」

https://news.yahoo.co.jp/articles/c2612887b9a46a6b0d2235164f80a542376270a9/comments?page=2&t=t&order=recommended


大阪府豊中市保健所の公式ツィッターより、

「豊中市内の皆さま、保健所長です。

12/10~2/6に豊中市は9,206人の新規陽性者を確認し、4人の死亡報告を受けました。謹んでお悔やみ申し上げます。
4人は全て高齢者施設の80歳代から90歳代。
調査出来た3人は、「蘇生の希望なし」かつ「直接の死因はコロナではない」が共通しています。」

重症化しやすい高齢者施設等には引き続きクラスター対策を実施していきます。
基本的な感染対策とワクチン接種の推進に、ご理解とご協力をお願いします。」

https://twitter.com/toyonakame




2022年2月7日付弁護士ドットコムより、

「グローバルダイニング訴訟、京大・藤井聡教授が都を痛烈批判「学部生レベルの検証もできていない」

藤井教授は、都が人流抑制や飲食店への時短要請などの根拠としている「新型コロナウイルス感染症対策分科会」の資料で、21時以降の人出抑制は感染対策上「有益」と記されていることについて、「有益」なる単語は統計学上存在しないと指摘。統計学的に問題となるのは恣意性を排した「有意」か否かだとした。

その上で、分科会資料と同じデータを使用し、大学の学部生レベルの一般的な手法で再度分析したところ、21時以降の人出抑制は「有意でない(意味がない)」との結果になったと証言した。」

https://news.yahoo.co.jp/articles/19ca71de8ec0a59d8dfef3ed2405a65c9f27abd9

 ワクチン接種100万回という目標数値は、感染対策ではなく、政権維持のため?になっているという話、この茶番劇はいつまで続くのか・・・。

アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第四部はじめのごとく-第二章より

2022年02月08日 00時30分55秒 | 本あれこれ
アガサ・クリスティー『愛の重さ』-第三部ルウェリン-第一章より(3)
https://blog.goo.ne.jp/ahanben1339/e/9a9dafce998751ae3d63efc5809851ac




「「おわかりにならないのですわ、あなたには。わたしは償いをしなくてはなりません。自分の犯した罪の償いを。過ちは誰でも償わなくてはならないのです」

「あなたは償いという固定観念にとらわれていらっしゃる」

 ローラは繰り返した。

「誰れも償いをしなくてはならないのです」

「そう、それは本当でしょう。しかし、ローラ、あなたにはわからないのですか?」ルウェリンはちょっと言葉を切った。これから告げようとしているもう一つの苦い真実、彼女の知らなければならない真実を口にするには、少なからぬ勇気を必要とした。「あなたのしたことに対して、すで身を以て償った人がいるとは思いませんか?シャーリーですよ」

 ローラはぎょっとした顔で相手を見つめた。
 
 ルウェリンは頷いた。

 「そうです、そのことを心に留めて、あなたは生き続けなければならないのです。シャーリーが支払ったのです。あなたに代って。シャーリーは死に、負債は償われました。あなたは雄々しく生きなければならない。過去を忘れるわけではなく、それをその属する所に-毎日の生活の中にではなく、あなたの思い出の中にとどめて。あなたは刑罰でなく、幸福を受けいれなくてはいけない。そうです、幸福を。与えることをやめて、受けることを学ばねばならないのです。神の計らいはいと奇しい。神はあなたに幸福と愛を賜ろうとしておられるーそうわたしは心から信じています。へりくだって、その賜物をお受けなさい」

「できません!わたしにはできませんわ!」

「しかし、そうしなければならないのですよ」

 彼は彼女を引き寄せてそっと立たせた。

 (略)

 ローラは彼に微笑を向けた。彼の愛と心遣いがひしひしと身にしみていた。

 彼女は今、子どものとき、切に望んだように愛され、求められているのだった。

 そして突然、ほとんど無意識に、彼女の肩はこころもちさがった。あたかも荷が、ごく軽いながらも、一つの荷が、今その肩の上にそっと置かれたように。

 生まれてはじめてローラ・フランクリンは、愛の荷の意味を理解したのであった。」

(アガサ・クリスティー、中村妙子訳『愛の重さ』早川書房、昭和62年4月30日第七刷、327-328頁より)