2023年1月1日時事通信、
感染症対策、知事へ「指示」 首相権限強化、司令塔も設置 特措法改正案の原案判明
https://news.yahoo.co.jp/articles/f697f91daec3d9caacdf504d6028b1163197235a/comments?page=2
「政府が1月召集の通常国会に提出する新型コロナウイルス対策の特別措置法改正案の原案が31日、判明した。
新たな感染症危機に備え、都道府県知事に対する首相権限を強化。社会に重大な影響を及ぼす感染症が発生した場合、直ちに首相が各知事に「指示」できるようにするのが柱。事業者や個人への罰則強化は見送る。
現行法の規定では、首相はまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の際、感染対策について知事との間で「総合調整」を行う。調整が機能しない場合に限り、必要な「指示」を出すことが可能とされている。
改正案では、国民生活に重大な脅威となる感染症が確認され、政府対策本部が設置された時点から、首相に指示権の発動を認める。コロナ禍で政府と知事の足並みが乱れ、対策に手間取る場面があったことを踏まえ、感染症危機の初期段階から迅速な対策を講じられるようにする狙いがある。
また、クラスター(感染者集団)の発生などで市町村の業務が困難になった場合、政府対策本部が設置されれば知事が代行できるようにする規定も盛り込み、各行政機関の機能不全に備える。
さらに、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の際、事業者に営業時間短縮などの命令を出す場合の要件を明確化する。現行法は感染防止のため「特に必要があると認めるとき」と規定が曖昧であることから、事業者の納得を得やすいよう説明内容を充実させる。
このほか、自治体による感染対策の財源確保を円滑化するため、国からの補助の拡充や地方債発行に関する特例規定を設ける。
過去の感染症対策では、行動制限に応じない事業者や個人に罰則を科すなど規制強化を求める意見が自民党などから出ていたが、今回の改正では見送る。
政府は感染症対策の司令塔機能を強化するため、内閣法を改正して「内閣感染症危機管理統括庁」を2023年秋にも設置する方針を固めている。統括庁のトップには「感染症危機管理監」を1人置き、官房副長官を充てる。統括庁の機能は、感染対策の「企画、立案ならびに総合調整」とする。」
タモリさんの「新しい戦前になる」説、現在進行形で日々現実味を帯びてきているのでは?
また珍説、どこまでもコロナ騒動をひっぱりたい医師会。
2023年1月2日ニッポン放送、
「新型コロナ以外の病気」が急増 その背景に「人流」との関係
https://news.yahoo.co.jp/articles/3545a33bebcc0aa9fc63ee1e38882df6a8e8167c
「東京都医師会副会長で「平成立石病院」理事長の猪口正孝氏が12月26日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。2022年の医療状況について語った。
飯田浩司アナウンサー)2022年を振り返ってみて、どんな1年でしたか?
猪口)第6波、第7波が来たのですが、一方で重症化率が下がってきました。新型コロナ感染症の「重症化が予防される」もしくは「死亡者が少なくなる」というのが1つの出口になると思っていたので、「出口が見えてくるのかな?」と期待しましたが、まだはっきりとした出口は見えていない感じですね。
-人流が増え、新型コロナ感染症以外の病気も増加
飯田)気になる医療の動きや状況などはありますか?
猪口)我々は医療提供体制のところでアラートをかけ、赤色の最大警戒レベルまで上げました。新型コロナ感染症だけでなく、冬場に起こりがちな脳卒中や心臓疾患、あるいはインフルエンザなど、他の感染症も増えているからです。2020年冬には、脳卒中や心筋梗塞や骨折などは増えませんでした。
飯田)そうなのですか。
猪口)なぜかと言うと、2020年の冬は人の出が急に収まったからです。みんな家に留まっていた。不思議なもので、人流が増えれば増えるほど、病気も起こりやすくなるのです。
飯田)感染症だけではないのですね。
猪口)そうですね。動いていると心臓には負荷がかかりますし、いろいろなことで興奮もしますから、血圧が上がりやすくなり、病気を引き起こしやすくなる。不思議な話ですが、そういう傾向があります。
飯田)家を出たときの寒暖差なども、体に負担をかけるのでしょうか?
猪口)そういうことでしょうね。2020年の冬にそれがはっきりとわかりました。「人が外に出ないと通常の病気も減るのだな」ということがわかったのですが、いまは逆に人流が増えていますので、通常通りの病気が増えています。
-2020年には起こらなかった通常の病気に加えて新型コロナの感染者にも対応
猪口正孝氏、飯田浩司アナウンサー
飯田)通常通りの病気の対応も行い、一方でコロナ発症者の増加にも対応しなければならない。
猪口)そういうことになってしまいます。
飯田)赤い色(警戒レベル)が出るというのも、ある意味そうならざるを得ない。
猪口)「もうそろそろ何とかして欲しい」と皆さんお思いでしょうが、大変なのです。
飯田)お話を伺うと、中身も変わってきているのがわかります。コロナだけでなく、いろいろなところに対応しなければならなくなっている。
猪口)その通りです。
-波ごとに違う顔をする新型コロナ感染症
飯田)先生としては、常に新しいことに向かい合ってきた1年でしたか?
猪口)「危機は違う顔をしてやってくる」というのは経済で使われる言葉ですけれど、コロナの波は波ごとに違う顔をしています。今回の第8波と呼ばれるものも違う顔をしている。かつての経験の準備だけでは追い付かないことが必ず起きるのが、新型コロナのすごいところですね。」
感染症対策、知事へ「指示」 首相権限強化、司令塔も設置 特措法改正案の原案判明
https://news.yahoo.co.jp/articles/f697f91daec3d9caacdf504d6028b1163197235a/comments?page=2
「政府が1月召集の通常国会に提出する新型コロナウイルス対策の特別措置法改正案の原案が31日、判明した。
新たな感染症危機に備え、都道府県知事に対する首相権限を強化。社会に重大な影響を及ぼす感染症が発生した場合、直ちに首相が各知事に「指示」できるようにするのが柱。事業者や個人への罰則強化は見送る。
現行法の規定では、首相はまん延防止等重点措置や緊急事態宣言の際、感染対策について知事との間で「総合調整」を行う。調整が機能しない場合に限り、必要な「指示」を出すことが可能とされている。
改正案では、国民生活に重大な脅威となる感染症が確認され、政府対策本部が設置された時点から、首相に指示権の発動を認める。コロナ禍で政府と知事の足並みが乱れ、対策に手間取る場面があったことを踏まえ、感染症危機の初期段階から迅速な対策を講じられるようにする狙いがある。
また、クラスター(感染者集団)の発生などで市町村の業務が困難になった場合、政府対策本部が設置されれば知事が代行できるようにする規定も盛り込み、各行政機関の機能不全に備える。
さらに、まん延防止等重点措置や緊急事態宣言の際、事業者に営業時間短縮などの命令を出す場合の要件を明確化する。現行法は感染防止のため「特に必要があると認めるとき」と規定が曖昧であることから、事業者の納得を得やすいよう説明内容を充実させる。
このほか、自治体による感染対策の財源確保を円滑化するため、国からの補助の拡充や地方債発行に関する特例規定を設ける。
過去の感染症対策では、行動制限に応じない事業者や個人に罰則を科すなど規制強化を求める意見が自民党などから出ていたが、今回の改正では見送る。
政府は感染症対策の司令塔機能を強化するため、内閣法を改正して「内閣感染症危機管理統括庁」を2023年秋にも設置する方針を固めている。統括庁のトップには「感染症危機管理監」を1人置き、官房副長官を充てる。統括庁の機能は、感染対策の「企画、立案ならびに総合調整」とする。」
タモリさんの「新しい戦前になる」説、現在進行形で日々現実味を帯びてきているのでは?
また珍説、どこまでもコロナ騒動をひっぱりたい医師会。
2023年1月2日ニッポン放送、
「新型コロナ以外の病気」が急増 その背景に「人流」との関係
https://news.yahoo.co.jp/articles/3545a33bebcc0aa9fc63ee1e38882df6a8e8167c
「東京都医師会副会長で「平成立石病院」理事長の猪口正孝氏が12月26日、ニッポン放送「モーニングライフアップ 今日の早起きドクター」に出演。2022年の医療状況について語った。
飯田浩司アナウンサー)2022年を振り返ってみて、どんな1年でしたか?
猪口)第6波、第7波が来たのですが、一方で重症化率が下がってきました。新型コロナ感染症の「重症化が予防される」もしくは「死亡者が少なくなる」というのが1つの出口になると思っていたので、「出口が見えてくるのかな?」と期待しましたが、まだはっきりとした出口は見えていない感じですね。
-人流が増え、新型コロナ感染症以外の病気も増加
飯田)気になる医療の動きや状況などはありますか?
猪口)我々は医療提供体制のところでアラートをかけ、赤色の最大警戒レベルまで上げました。新型コロナ感染症だけでなく、冬場に起こりがちな脳卒中や心臓疾患、あるいはインフルエンザなど、他の感染症も増えているからです。2020年冬には、脳卒中や心筋梗塞や骨折などは増えませんでした。
飯田)そうなのですか。
猪口)なぜかと言うと、2020年の冬は人の出が急に収まったからです。みんな家に留まっていた。不思議なもので、人流が増えれば増えるほど、病気も起こりやすくなるのです。
飯田)感染症だけではないのですね。
猪口)そうですね。動いていると心臓には負荷がかかりますし、いろいろなことで興奮もしますから、血圧が上がりやすくなり、病気を引き起こしやすくなる。不思議な話ですが、そういう傾向があります。
飯田)家を出たときの寒暖差なども、体に負担をかけるのでしょうか?
猪口)そういうことでしょうね。2020年の冬にそれがはっきりとわかりました。「人が外に出ないと通常の病気も減るのだな」ということがわかったのですが、いまは逆に人流が増えていますので、通常通りの病気が増えています。
-2020年には起こらなかった通常の病気に加えて新型コロナの感染者にも対応
猪口正孝氏、飯田浩司アナウンサー
飯田)通常通りの病気の対応も行い、一方でコロナ発症者の増加にも対応しなければならない。
猪口)そういうことになってしまいます。
飯田)赤い色(警戒レベル)が出るというのも、ある意味そうならざるを得ない。
猪口)「もうそろそろ何とかして欲しい」と皆さんお思いでしょうが、大変なのです。
飯田)お話を伺うと、中身も変わってきているのがわかります。コロナだけでなく、いろいろなところに対応しなければならなくなっている。
猪口)その通りです。
-波ごとに違う顔をする新型コロナ感染症
飯田)先生としては、常に新しいことに向かい合ってきた1年でしたか?
猪口)「危機は違う顔をしてやってくる」というのは経済で使われる言葉ですけれど、コロナの波は波ごとに違う顔をしています。今回の第8波と呼ばれるものも違う顔をしている。かつての経験の準備だけでは追い付かないことが必ず起きるのが、新型コロナのすごいところですね。」