会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

京都その9

2007-12-23 14:40:32 | 旅行
12月23日(日)   天皇誕生日。

今日は行人町森家(旧検断)の当主の七七忌 納骨の日。行人町本覚寺での法要。
そして「萬花楼」での接待。この一連の行事を通して家督を継いだ
長男の振る舞いに会津の旧家のよき伝統をみた。

日本には、家父長制があり、家督を継ぐものにはそれなりのしつけや扱いがあった。
一族は家長を中心にまとまっていた。封建制だと言われるかもしれないが
一族のまとまりには核が必要。家父長制はその一つ。

天皇陛下は74歳になられた。象徴として立派に公務を遂行されている。本当に
大変な立場だと思う。日本の天皇制は世界に類をみないものである。歴史がある。
京都旅行をしてきた直後なので感慨深い。

会見内容を新聞報道で知るだけだが、食や住の偽装、年金、格差、私的旅行、
環境問題と幅広い発言をされている。
幼少から皇位継承者としての教育を受けられ、立場をしっかり自覚されている。

国のまとまりは現行のような天皇制でよいのではないかと思う。

京都ぶらりと一人旅 その9
 
第3日目、12月4日(火)午前中後半 

平安神宮を後にして丸太通りを経て黒谷へ向かった。金戒光明寺がある。
京都守護職 松平容保公がおられたところ。会津人としては是非訪れたい。
重ちゃんのガイドブックには載っていなかったが、地図を頼りに寺へ着いた。

京都御所の東の高台にあり、市内が一望できる。京都タワーも見えた。
御所をお守りするにはよい場所。
孝明天皇の信 厚く任務遂行していた会津藩が、
天皇崩御の後賊軍の汚名をなぜ着せられたのか・・・・・。
現代風にいえばクーデーターがあったのか?。
家訓を守り実直に天皇や徳川家を支えたのに・・・。
この金戒光明寺で複雑な思いで歴史を懐古しました。
寺の改修のための瓦の寄進は、平瓦1,000円、丸瓦1,500円があった。
もちろん高い方で寄進。次ぎの改修まではこの瓦は屋根にある。

しっかりと会津の歴史を孫に伝えなければならないと思っている。