会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

葵祭前日 その3下鴨神社

2016-06-02 19:59:16 | 旅行
2016年6月2日(木)晴 19.2℃~11.6℃

晴れているが気温は上がらず寒い日であった。久しぶりにインターナショナルスイミングの腰痛コースに行った。週2回で月8回ストッレッチと水中運動できるのだが5月はたった1回しかできなかった。プールでの運動は体が軽くなったようだ。6月は休まず腰痛コースに行きたい。
「京都の旅三日目(5/14)の下鴨神社」

 以前は上賀茂神社から下鴨神社へ歩いて行ったことがあったが、今回は炎天下であり、歳も取ったので無理せず市営バスを利用。
 時刻表をみると時間があったので停留所の脇の食堂で遅い昼食をとる。4坪ほどの小さい店だが満席。明日の祭り本番ではものすごく忙しくなるんですと店員が話してくれた。30分くらいバスに乗り下鴨神社前で下車。西駐車場側から入ったのでは閑散としていたが、境内に入る大勢の観光客が賑わっていた。この人達は御道通りから参道を通り、楼門・中門を経て西本宮、東本宮へと来た人達。
西駐車場からの西の門を入ると、吊り灯篭が美しい建物があった。この中には三井神社がある。


授与所を通り中門から中へ入ると幣殿がある。奥には本宮がある。
正式には「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」とよびます。
京都は鴨川を中心に町づくりがなされており、鴨川の下流にまつられているお社というところから「下鴨(しもがも)さん」とか「下鴨神社(しもがも)」と親しくよばれています。
東西の両本殿はともに国宝と重要文化財の社殿55棟が立ち並び、歴史を伝えているところから、平成6年に世界の文化財としてユネスコの世界文化遺産条約に登録された。36,000坪の境内は「糺すの森」と呼ばれ自然遺産でもある。
【ご祭神】
賀茂建角身命(かもたけつぬみのみこと) 西殿
玉依媛命   (たまよりひめのみこと) 東殿

賀茂建角身命は、古代の京都をひらかれた神さまです。
山城の国一宮として京都の守護神としてまつられています。
平安京が造営されるにあたって、まず当神社に成功のご祈願が行われました。
以来、国民の平安をご祈願する神社と定められました。



 幣殿の左側には各地からの日本酒が奉納されていた。酒の神社は松尾神社だが、それに負けないくらい数が多い。会津のほまれ、末廣、会津娘の瓶もあった。


 幣殿の後ろの鳥居をくぐると左側にさざれ石があった。全国にはあちこちにある。

日本国歌にうたわれている「さざれ石」とは、ちいさな石という意味です。さざれ石は年とともに大きく成長し、岩になると信じられている神霊の宿る石です。国歌の原典は「古今和歌集」にも詠まれた生き石伝説「さざれ石」です。下鴨神社の「鴨の七不思議」の中に、「泉川の浮き石」や「御手洗の神石」伝承が残っており、石に宿る神聖な力をを現しています

「大炊殿」と「葵の庭」の特別展が開かれていたので、本宮をお参りしてから特別展を見た。「大炊殿」の手前の小さい建物には御井(井戸)がある。



[大炊殿」(おおいどの)は、主にご飯やお餅などの穀物類からなる神饌(しんせん、神様のお供え物)を調理していた建物。大炊所(おおいどころ)とも呼ばれ、神様の台所といえる場所です。入り口の土間には竈(かまど)があり、中の間が台所となっていて、葵祭に供された特別な神饌をはじめ、古代より伝わるお供え物のレプリカや調理器具などが展示されています。また、「葵の庭」と名付けられた庭にはフタバアオイの他、カリンやヌルデ・クチナシ・カツラ・ヤマウコギなどの薬草が栽培されていて、とりわけ古木が有名となったカリンにちなみ、「カリンの庭」とも呼ばれます。お供え物の調理用に水を汲む井戸「御井」(みい)とともに、重要文化財に指定。西側の別棟・御車舎(おくるまや)には葵祭などで使用される儀装馬車(ぎそうばしゃ)など、古くから伝わる資料も展示されています。



いろいろと見てから帰ろうとすると本宮のところで葵祭のリハーサルが始まっていた。係りから入り口とは別なところから出るように指示された。楼門をくぐらず糺すの森の車道を歩き御道通りへ向かった。