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会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

夏の食中毒

2016-08-14 17:51:12 | Weblog
2016年8月14日(日)晴 30.6℃~20.4℃
  [七五度一分効果」

 夕飯時に枝豆とビールで晩酌するのが楽しみの一つである。昨夜冷蔵庫に入れておいた枝豆が少しぬめりがあったので捨てた。
冷蔵庫に入れていたからと安心はできない。戦中・戦後間もない生まれは、食糧難の時代を過ごしてきたので、少しくらいのぬめりやカビは洗えばよいとか、天日干しで大丈夫といって食してきた。食中毒になることもなくたくましく生きてきた。
 
 食中毒を起こす原因は細菌やウイルスだといわれている。高温多湿な今の時期は細菌による食中毒が増える。
例えば、カンピロバクター、腸管出血性大腸菌(O157)など。カンピロバクターは潜伏期間が一日から七日、O157は三日から八日で、発症すると下痢、腹痛、吐き気、発熱などに襲われる。バーべーキューはこの時期の楽しみの一つだが、食中毒には特に注意が必要だ。
 食品の中までよく火を通し、生焼のまま食べないことが肝心。生肉や魚介類は焼く直前まで保冷庫に入れておき、焼く時は取り箸と食べる箸を分ける。野菜は肉汁などがかかっている可能性があるので、加熱するのが大事である。
 
”七五度一分効果”という言葉がある。七五度で一分間以上加熱するとほとんどの菌が死滅するという。危険回避の指標となる。
 この方法はO157、サルモネラ菌、腸炎ビブリオなどに対して有効だといわれている。
 だが、これまでも全ての菌を死滅させることはできず、毒素が残ってしまうことも多い。「気を付けていたのに食中毒になった」との声を聞くのはそのためだ。