会津の重ちゃん日記

日常の出来事、地方紙の記事、街中散策して見聞したことを発信。

落語

2017-02-05 17:22:06 | 地域情報
2017年2月4日(土)晴 6.8℃~0.8℃
 「笑う門には福来る」

 しんしんとし静かに雪が降る。朝 目覚めて外を見ると真っ白な銀世界。
雪国に住んでいない観光客は”わあーきれい”と感嘆する。会津の住人はまた雪との戦いが始まったと嘆く。
それでも節分、立春となると20~30cm降り積もった雪も根雪にならず融ける。11日~12日の会津絵ろうそくまつりに雪がないと困ると嘆く。
毎年繰り返す会津の風物詩。上手に雪と付き合って生活を楽しんでいきたい。

先日、若松支店ろうきん友の会「結成30周年 新春の集い・懇親会」がルネスサンス中の島で開催されて夫婦で参加した。
【三遊亭 園福 師匠】による記念寄席 ◆演題◆『笑う門には福来る』
落語は好きだが、寄席に行って聴いたことはない。会津若松出身の兼好 師匠が会津に来た時の落語を2度ばかり聴いたことがある。


 三遊亭 園福 師匠 は 耶麻郡磐梯町出身 会津高校卒業、東洋大学文学部卒業、春風亭柳昇入門、五代目三遊亭円楽入門、平成20年3月 真打 昇進 福楽改め園福 襲名。
 5m位離れた席で生の落語を聴くのは初めてだった。座布団1枚の高座に座り、扇子と手ぬぐいだけを使っての話芸はすばらしい。
「お金持ちの家に、連れを伴って客が来た。 いろいろなやり取りがあって 連れの者が酒5升飲めるかどうかという話になった。飲めるはずがない。いや飲める。そのやり取りと1升ずつ飲み干していくありさまを しぐさを交えて演じた。5升は飲み干した。落ちは飲めるかどうかわからないので外に行って5升飲んでみたという話。結局1斗飲んだ大酒飲み」

時折 鶏の飲み方”とっとっと・・・”とか、会津弁”さすけねー”とか、小原庄助さんの話とか、民謡会津磐梯山などを歌った。
はじめは静かに聴いていたが、師匠の熱演に拍手をし、大笑いをし会場は熱気むんむんだった。
約1時間があっという間に過ぎ、懇親会そして抽選会が行われた。
定員100名。豪華景品40本。二分の一の確率だったが、五等と四等をゲット。
また、参加者全員には熊本地震により大きな被害があったお菓子店石原農園より取り寄せた「木の実のフルーツケーキ」。